はじめまして、宍戸由佳(ししどゆか)です。
みなさんは、もし明日、突然ケーキやクッキーが食べられなくなったらどうしますか?
私は、17年前、食事療法のため牛乳やバター、卵が食べられなくなりました。
食べられるお菓子は、あんこや、おせんべいなどの動物性の食材を使わないものだけ。
当時よく遊びに行っていた、東京・青山のカフェでは、モデルさんたちがおしゃれなヴィーガンスイーツを食べていました。
でも仙台では、健康食品店で買える地味でボソボソした味気ないケーキやクッキーしかありません。
友人とカフェに行くと私だけ食べられないという寂しさや、気を遣ってくれる友人の優しさがストレスになり、いつしか友人と一緒にスイーツを食べることがなくなりました。
そこで私は、2018年に小麦不使用、動物性食材不使用のお菓子を製造・販売するため『CHOOSE FOODS』を立ち上げました。
現代では3人に1人がアレルギーを持っていると言われています。
また、環境問題などのエシカルな理由から菜食主義者も増えているそうです。
みんなで食べられるレシピを考えるうちに、使う材料はどんどんシンプルに。
小麦粉の代わりに使うのは米粉です。
地元宮城県産のひとめぼれを使用していましたが、よりアレルギー反応が出にくく、より体に優しいことにこだわると、アミロース比率の高いササニシキにたどり着きました。
いざ、ササニシキの米粉を探してみると一般的な市場には出回っておらず、国内の収穫量も1%未満ということを知りました。
(米粉マイスター認定講座教材より引用)
宮城県で伝統的に作られてきたササニシキの現状をご存知でしたか?
近年では、コシヒカリのようなモチモチしたごはんが好まれるようになり、ササニシキをスーパーで見かけることは少なくなりました。
でもササニシキで作ったお菓子なら、アレルギー反応に怯える人にも、そうでない人にも「体にやさしい」「おいしい」お菓子として需要があるはず。このプロジェクトを通して、宮城県産の無農薬ササニシキを製菓用米粉に製粉し、みんなが一緒に食べられるクッキーを作ります。
一人でも多くの方へササニシキの美味しさを届けるため、このプロジェクトのリターンは全てのコースにクッキー缶をご用意しています。
(CHOOSE FOODS|米粉クッキー缶)
プロジェクトでは原材料の米粉が100%宮城県産無農薬ササニシキになります。
また、現在販売中のCHOOSE FOODSのクッキー缶から人気の4種類をセレクトし、リターンにお入れします。
より安心に、より美味しくなるクッキーをぜひ召し上がってみてください。
☑︎特定アレルギー7品目不使用
CHOOSE FOODSのお菓子は、特定アレルギー7品目の小麦、卵、乳、そば、落花生、えび、かに不使用。
小麦粉を使わず宮城県産無農薬ササニシキの米粉を使いその特性を活かします。
米粉は腸に優しく、アレルギーではない方にもオススメです。
☑︎バターを使わないお菓子
CHOOSE FOODSのお菓子は動物性食品不使用。
お菓子に不可欠と思われがちなバターも不使用です。
オーガニックココナッツオイルで、バター不使用とは思えないコクを出しています。
主に、化学薬品を使わないナチュラルな精製方法でココナッツの香りを除いたオイルを使いますので、ココナッツの香りが苦手な方も大丈夫。
ココナッツオイルは、他のオイルに比べて圧倒的に酸化しにくく、熱に強いという特長があります。
酸化したオイルは、食べた人の体を老化させてしまいますが、ココナッツオイルで作ったクッキーなら安心です。とても高価ではありますが、CHOOSE FOODSのクッキーには欠かせないものです。
☑︎白砂糖不使用
精製された白砂糖の代わりに、ミネラルを含むきび砂糖、血糖値の上昇が穏やかなオーガニックアガベシロップなどを使用しています。
☑︎無添加
保存料などの食品添加物は一切不使用。ナチュラルクッキーです。
米粉だけでなく、クッキーに入っているハーブ、味噌などの材料も宮城県産のものにこだわっています。
生産者さんの顔が見える食材選びは、体に優しい安心なお菓子作りには欠かせません。
生産者さん1|遠藤環境農園
米粉の原料になるササニシキを探している時に出会ったのが「仙台メダカ米」です。
仙台メダカ米は、メダカと一緒に栽培されている無農薬のササニシキ。
東日本大震災の津波被害から復旧した、仙台市新浜地区にある遠藤環境農園では、仙台在来種のメダカを田んぼに放流し水田をビオトープにしています。野生のメダカは絶滅危惧種ですが、この農園ではゆっくり時間をかけて増えています。
自然環境や生態系の復元も震災復興の1つ。
米粉のお菓子とともに、この環境保全の取り組みも全国に広く知ってもらいたいと思っています。
生産者さん2|雄勝ローズファクトリーガーデン
東日本大震災の津波で壊滅した石巻市雄勝で、地元住民の方々とボランティアの方々が力を合わせて作り上げた「雄勝ローズファクトリーガーデン」。無農薬で大事に育てられたミントやラベンダーなどのハーブをクッキーに使わせていただいています。
生産者さん3|村岡農園
宮城の有機農家さん。仙台市内でマーケット販売をされている時に出会いました。
プラスチックのパッケージを使用しない、消費者が必要な分だけを量り売りする販売スタイルは、徐々に仙台市内でも定着し始めています。私たち個人が、環境に対し意識を向けることができる取り組みの1つです。
クッキーには季節に応じて、生姜や柚子などを使わせていただいています。
今回のプロジェクトでは、リターンにもご協力いただきました!
◆資金の使い道
ササニシキ米の製粉加工料、米やハーブなど返礼品の原材料購入、包装、梱包費、クラウドファンディング手数料などに使わせて頂きます。
◆実施スケジュール
2019年12月 クラウドファンディング開始、製粉等試作、クッキー缶パッケージ製作開始
2020年2月 クラウドファンディング終了
2020年3月 クラウドファンディング成立の場合、リターン発送開始
◆宮城の美味しい食材を全国へ
選りすぐりの宮城県産食材で作ったクッキーを缶に詰めて全国へ。
宮城の美味しい食材を人から人へ。ギフトとして全国へ届けたい。
◆宮城の伝統的なお米ササニシキを応援したい
体にも環境にも優しい無農薬ササニシキ米の古米を製菓用に製粉します。
作付けが減っているササニシキの消費拡大、自給率アップ、古米を使うことで食品ロスの削減になります。
◆環境保全の取り組みを知ってもらい、支援につなげたい
支援金の一部は材料費となり、生産者さんへ還元されます。
クッキーを食べることが被災地の環境保全の支援につながります。
クッキー缶には被災地の環境保全の取り組みを全国の皆さんに知って頂けるよう、リーフレットを一緒にお入れします。
このプロジェクトに賛同して下さった支援者の皆さんが、今後もCHOOSE FOODSの焼き菓子や宮城県産ササニシキを購入して下さるなど、継続的な支援が続いていくことを願っています。
仙台市で「SENDAI BREAD FES」の運営や「仙台パンシェア会」の主宰を務める、まなちんさんに応援メッセージをいただきました。CHOOSE FOODSでは、まなちんさんにお声がけいただき2019年10月に開催されたSENDAI BREAD FESにてグルテンフリーの米粉パンを販売させていただいております。
私の屋号、CHOOSE FOODSの「CHOOSE」は「選択」という意味です。
食べたいものを我慢するのではなく、自分の体に合うものを選択し、人生をHAPPYにしたいという想いでつけました。
お菓子は栄養、健康のために食べるものではなく、人生を楽しく彩るもの。
このクッキーを囲んでみなさんと楽しい時間をシェアできればと思っています!
ご支援どうぞよろしくお願いいたします!
---------------------------
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト終了のご報告
2020/12/31 16:55返礼品のお届けが終わりました。一部の支援者さまはご事情により来年のお届け予定ですが、まずはプロジェクト終了のご報告をさせて頂きます。皆さまお一人おひとりのあたたかい応援のお気持ちのおかげで「仙台メダカ米」で夢のクッキーを作ることができましたこと、心より感謝申し上げます!このプロジェクトは「all or nothing」でしたので、目標金額を達成しなければクッキーを作ることはできませんでした。今思えば、必死になり過ぎてかなり図々しいお願いをしてしまったことも…快く応援してくださいました皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。皆さま本当にありがとうございました。そして、返礼品のお届けが遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。遅くなったのにもかかわらず見守って下さった皆さま、温かいメッセージを下さった皆さま、ありがとうございました。どれほど支えられたかわかりません!一方で、お届けが遅くてがっかりさせてしまったこともありました。私の準備不足、勉強不足、技術不足のためにご心配やご迷惑をおかけしてしまいました。大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。 プロジェクトスタート前から、様々なところに製粉をお願いしたり試作したりして「これなら作れる」と思っていたのですが、予想以上にクッキーの失敗が多く、どんどんお届けが遅くなってしまいました。毎日と言っていいほど失敗が続き…お米を米粉にすることの難しさや、米粉でヴィーガンのお菓子を作ることの難しさを改めて感じたプロジェクトでもありました。難しくても「なんとかこの米粉で作らなければ」という一心で季節によってレシピを変えたりしながら作り続ける中で、新たな米粉の可能性も見つけることができましたし、考え続けることで新たに生まれるものもありました。これから形にしたいものもありますし、出来上がったらまた皆さんに召し上がって頂きたいです!「これからの活動はSNSで」とお手紙には書いたのですが、SNSをされていない支援者さまがいることも鑑み、noteなども活用しようか検討中です。今日書ききれないこともたくさんあり、そちらに書けたらと思っております。準備ができましたらHPとインスタグラムでお知らせしますので時々のぞいて頂けたら嬉しいです。(Facebookで応援して下さった方もたくさんいらっしゃったのに、不具合で開けなくてご無沙汰しております!現在はインスタグラムは更新中です。)そして最後に…このクラウドファンディングでは、支援者のお名前や個人情報は私には知らされません。お届け先のお名前やご住所などだけです。ギフトにして下さった足長おじさんの皆様、ありがとうございました。せめて返礼のお手紙だけでも読んで頂きたく、↓下に載せさせて頂きます。改めまして、みなさまご支援ありがとうございました。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。暮れのお忙しい時に失礼いたしました。よいお年をお迎えください。宍戸由佳===【返礼のお手紙です】この度はCHOOSE FOODSのクラウドファンディング「宮城のササニシキでクッキーをつくりたい」プロジェクトにご支援頂きまして誠にありがとうございます。大変お待たせいたしました、返礼品のクッキーをお送りさせて頂きます。パトロンになって下さった皆さまのおかげで、こうして念願の仙台メダカ米のクッキーを作ることができました。心より感謝申し上げます。このプロジェクトは、材料探しから始まりました。お米やハーブやスパイスなど、体にやさしいものを探し歩く中で、素敵な生産者さんに出会い、「どんな風に育てられたものなのか」「それが環境にどんな影響を与えているのか」を教えて頂きながら選びました。生産者さんの顔が見えることはそれだけでも安心なことではありますがこのプロジェクトのクッキーには特別なストーリーがあります。一番の材料であるお米の生産者の遠藤さんはメダカのために田んぼをはじめた方。東日本大震災の津波の被災地に無農薬の田んぼをつくり、現在は在来種のメダカやその他の生き物がすめるビオトープとなっています。何年後、何十年後もメダカが暮らせる自然を残せるように…環境のために私たち一人ひとりができることは限られています。知らずに環境に負荷をかけてしまっていることも多いかもしれません。けれど、今自分が食べているものが誰の手でどんな風に作られているのか関心を持ち、持続可能な取り組みをされている生産者さんがつくったものを選ぶことは、やさしい未来につながるのかなと思っています。そして、食べることがさらに「楽しい 嬉しい」になると思うのです。そんなストーリーをクッキーにこめて皆さまにお届けできることが夢のようです。応援して下さいまして本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。これからも、私たちの体だけでなく環境にもやさしいお菓子を作って参ります。また、教室の枠を越えて皆さまに米粉の美味しさをお伝えしていきたいと考えております。その活動はInstagramに投稿して参りますので、ご意見などお寄せ頂けましたら嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。このような時期ですので、みなさまくれぐれもご自愛くださいませ。 もっと見る
返礼遅延のお詫び
2020/10/31 21:03【返礼遅延のお詫び】ご支援下さいました皆さま以前の活動報告で、返礼品のお届け時期につきまして2ヶ月ほど遅れますとご連絡させて頂きましたが、現在もまだ遅れており、皆さまへお届けできておりません。誠に申し訳ありません。12月上旬までにお届けできるようにいたしますので、どうかお待ち頂けますでしょうか。前回ご連絡させて頂きましてから温かい気持ちでお待ち頂いておりましたのに、またこのようなご連絡をすることになり本当に申し訳ありません。心よりお詫び申し上げます。(既に返礼品をお送りしている方や、発送のご連絡を差し上げている方へもこのメールが送信されますがご容赦くださいませ。)CHOOSE FOODS宍戸由佳 もっと見る
[進捗のご報告]パッケージ
2020/05/20 20:52返礼品のお届けが遅れておりますが、時々進捗をご報告させて頂きたいと思います。先日は印刷屋さんからクッキー缶のパッケージ用の紙やリーフレットが届きました。それをさらに切ったり折り目をつけたりするのですが、この日はデザイナーさんと一緒にせっせと作業。実はけっこう手作りです。今までお届けした分のパッケージやリーフレットは、デザイナーさんが印刷もして下さいました。(とてもレアなパッケージです!)諸事情により遅れた上に手作業が多くなり、翌日からも一人でひたすらパッケージやクッキー缶の中に敷く紙の準備などしておりますが、私は紙モノが好きで、紙に触れるこの仕事はとても心が安らぐ時間となっています。本来ならば、このような作業も応援して下さっている方々と一緒にする予定でした。こんな時期ですので人が集まることは避けた方がよいかなと考え、今は一人で行っています。紙仕事は好きですが、手伝って下さる方が一緒ならどんなに楽しかったろうと考えるとちょっと寂しくなりますし、皆さんに会いたくなります。今まで「手伝いますよー」「お願いしまーす!」と気軽にお願いできたことが、今はできません。人に会うことなんて簡単なことだったのに、今はとても特別で大事なことに感じています。応援して頂いていた方々の存在も今まで以上に大きく感じます。感謝の気持ちを忘れずに、心をこめて返礼品をお届けしたいと思います、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
コメント
もっと見る