深堀り紹介vo.1でピックアップした「シンボルツリー」
これがドーンと立つ部屋が通称「かたりば」です。
「かたりば」は、園舎設計の中でも「内なる森で対話する場」として、「0歳から100歳までの子どもたちの村」を創っていくのに、とても大事な機能を果たします。
《クラウドファンディング資金の使い道》
今回のクラウドファンディングの500万円は、この部屋の機能に多くをあてていく予定です。
例えば
・シンボルツリーの装飾代(照明や飾りなど)
・対話部分は、通常の床よりも円形に窪ませ、いつでもサークル対話ができるよう工夫。
・壁は、「内なる自然性」を表現するためにまっすぐではなく土壁もしくは漆喰で曲線にする(学校の反った黒板のようなイメージ)。
など
通常の部屋よりもグッと力を込めて大工さんにお願いする分、およそ500万円程度、新たにコストがかかってくるのです。
《「かたりば」の機能と象徴性》
村に公民館があるように、町に町役場があるように、ちいろばの村にも、関わる人皆が集う園舎があり、皆が語る、「かたりば」があります。
「かたりば」は、「寄り合い所」の様なイメージで、ここで、集まった人で村の構想を話し合い、それをどう具体化させていくかをワクワクしながら対話を深めていく場所となります。
ここで語られることは、村作りの第一歩となります。
日常的には子どもたちの朝の会を行ったり、子ども会議をしたり、あるいは地域や、村民たちの交流会の場として使います。
ここで、和気藹々とお酒を酌み交わす、そんな日がとても待ち遠しいわたにぃです。
また、コンサートや作品展示(個展)、上映会など、ちいろば村コンセプトに共感してくれる方々の表現の場としても、とてもステキな場所になると思います。
とにかく、「ようちえん」という場所が、保育者や子どもたちだけのためにあるのはもったいない!繋がる多くの方が、楽しく寄り合える場にしていきたい、そんな象徴的な場として、「かたりば」があります。
次回は、土間についてお話しさせて頂きます!
わたにぃ