こんにちは!プロジェクトオーナーの熊谷です。
5日ほど前に日本に帰国しました。とてもリラックスできるのと同時に、逆カルチャーショックのようなものを感じています。本当にケニアのあの島と、日本は同じ地球にある場所なのかとすらうっすら感じる毎日です。
さて、もうだいぶ前になりましたが、すべてのリターンに「活動報告書」を追加しました。リターンをご購入していただいたすべての方に活動内容や成果をpdfでお送りさせていただきます。
クラウドファンディングは誰もが挑戦できる社会を実現するという点で非常に良い仕組みだと思いますが、それと同時に説明責任をないがしろにしてしまいがちだと個人的に思っているので、自分の中で納得できる活動をするうえでも、支援して下さった方々への活動報告は必須だと感じ、急遽活動報告書の送付という形で皆様への説明責任を果たすことを決めました。
内容は、現地パートナーのケビンから週別・月別で送られてくるレポート・週別オンラインミーティングの内容をベースに、設定した目標の達成具合、性教育の進捗状況や、プレステカフェの利用者数などをまとめたものになる予定です。
少し細かい部分になりますが、ケニア現地に登記した団体、Service Beyond Horizonと僕で、書面上のアグリーメント(契約)を交わしてきました。報告書に該当する部分を少しだけ紹介します。
”Appendices and Obligation;
The following appendices are integrated parts of this Agreement shall have precedence in the following order:
Appendices 1 Financial Report with receipt in a designated form
2 Weekly/Monthly Based Report in a designated form
5.1 Appendices.1. shall;
5.1.1. follow the designated format.
5.1.2. have designated receipts of every single purchases which is necessary for the project.
5.1.3. be submitted on 25th of every month in terms of monthly report. On a Weekly basis, it shall be on Saturday; provided, however, that the partner organization is able to delay the submission under the uncontrollable circumstances such as weather, electricity outrage and so forth.”
かいつまんで書くと、報告書は「お金に関するもの」「活動に関するもの」に分かれていて、その提出期限や、遅れる場合の正当な条件などについて記してあります。ケビンともう一人のパートナー、アブディと合意の上でこの契約を結びました。
ケビン自身活動内容やお金の透明性などはとても気にかけている様子で、領収書の話をしているときも「(領収書を)取らないと活動内容が不透明になってしまう」と、言動の節々にその誠実さを感じました。
とはいえ、何が起こるかわからないのが途上国です。特に今年のケニアは大幅な気候の変動があり、例年の雨期ではない時期に雨が降り注ぎ、予定していたことが大きく崩れるなど、読めないことが多く存在することを念頭に置いたうえで活動を進めることが重要になってきます。日本とケニア、遠隔で活動を行うならなおのことです。
うまくいったこともそうでないことも、すべてを記した活動報告書をお届けできるようにしますので、楽しみにしていてください!
熊谷