「Kanoco BEER & MARCHE」の飛永かの子さんから、ビールの仕込みについてのレポートが届きました。
2月3日、南信州ビールで、カノコビアの「リリィスタウト#3」の仕込みを見学しました。
ビールの仕込みは1日で出来ます。南信州ビールでは、全行程、手作業で行なっています。
・モルト室で麦芽を計量
今回4種類の麦芽を使用しました
(ベースモルト、カラメルモルト、ミュンヘンモルト、ローストモルト)
・麦芽を粉砕し、タンクへ(自動的にパイプを伝って送られます)
・仕込タンク(マッシュタンク)で50分ほど糖化
・糖化した麦汁を麦芽でろ過する
・ろ過した麦汁を、煮沸タンク(ケトルタンク)へ
・100度近くまで湧かし、ホップ(苦味のみ)を投入し、90分煮る
・最後に香りのホップを投入する。
・冷却して、エール酵母を投入して、発酵タンクに移す
・3日間ほどアルコール発酵し、ダイアセチルレストや低温熟成を経て、瓶詰めして出荷します
麦芽の残渣は、豚や牛の飼料として、取りに来てもらっているそうです。
なかなか大変な作業で、見ている事しか出来ませんでした。
久しぶりのスタウト、スパイスの割合も程よく変えて、美味しく出来ますように!
(Kanoco BEER & MARCHE 飛永かの子さん)