このプロジェクトに合わせて、2月に仕込みを行ったKanoco BEER「リリィスタウト」が完成しました!ローストモルトのコク、カルダモンやホップのスパイシーなフレーバー、バニラの甘いアロマのハーモニーを楽しめる黒ビールです。ご支援いただいた皆さまへのリターン発送も無事に終えることができました。改めてご支援いただいた皆さま、応援やご協力をいただいた方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。 ぜひ感想などもお寄せいただけるとうれしいです(SNSご利用の方は#kanocobeerでお願いいたします)。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
リリィスタウト の付いた活動報告
Kanoco BEER & MARCHEの飛永かの子さんから、2020年2月3日に仕込みを行った「リリィスタウト」の途中経過報告が届きました!醸造中のビールに加えるスパイスを、製造元の南信州ビールへ。バニラビーンズ、カルダモン、オールスパイスを使用します。バニラビーンズは、香りづけで使っています。バニラ園がハリケーンなどの被害に遭い、価格が高騰しています。カルダモンは、カレーに使われるスパイスで、爽やかな香りが特徴。オールスパイスは、ナツメグ、クローブ、シナモンの風味を併せ持つスパイスです。100グラム1万円以上するそうです。どんな風味のビールになるのか、楽しみですね。
実は、お酒とスイーツのペアリングをひそかに追及しています。というほど大げさなものではないのですが、たまに甘いものをお酒に合わせてみます。その昔、フランス菓子講座を受けていたときのこと。フランス人シェフが、フィンガービスケットを「シャンパンや白ワインと合わせてもいい」と教えてくれて、驚きました。さらに、ポートワインを何に合わせていいかわからなかったとき、当時通っていたワインセミナーの先生に尋ねると、「チョコレートなどにも合う」と教えてもらって、ワインとチョコ⁉とびっくりしたものです。先日、Kanoco BEERのブラウンエールを飲んで、チョコにも合うのでは?と思い、試してみたところ、なかなかよいペアリング♪ シナモンやアニスの香りに、コーヒーの風味、ほのかな甘みがチョコと相性◎です。Kanoco BEER & MARCHEのかの子さんによると、今仕込んでいるスタウトも、チョコレートに合うそうです。チラシには相性の良い料理の例にガトーショコラと書いてありますよ。バレンタインにチョコとビールのペアリングセット、というのもいいですね。クラファンのリターンでバレンタインを……、と言いたいところですが、残念ながら発送がバレンタインには間に合いません!!機会があれば、チョコとクラフトビールの組み合わせも、ぜひお試しを。「かなり遅れてごめんねバレンタイン」にも!
「Kanoco BEER & MARCHE」の飛永かの子さんから、ビールの仕込みについてのレポートが届きました。2月3日、南信州ビールで、カノコビアの「リリィスタウト#3」の仕込みを見学しました。ビールの仕込みは1日で出来ます。南信州ビールでは、全行程、手作業で行なっています。・モルト室で麦芽を計量今回4種類の麦芽を使用しました(ベースモルト、カラメルモルト、ミュンヘンモルト、ローストモルト)・麦芽を粉砕し、タンクへ(自動的にパイプを伝って送られます)・仕込タンク(マッシュタンク)で50分ほど糖化・糖化した麦汁を麦芽でろ過する・ろ過した麦汁を、煮沸タンク(ケトルタンク)へ・100度近くまで湧かし、ホップ(苦味のみ)を投入し、90分煮る・最後に香りのホップを投入する。・冷却して、エール酵母を投入して、発酵タンクに移す・3日間ほどアルコール発酵し、ダイアセチルレストや低温熟成を経て、瓶詰めして出荷します麦芽の残渣は、豚や牛の飼料として、取りに来てもらっているそうです。なかなか大変な作業で、見ている事しか出来ませんでした。久しぶりのスタウト、スパイスの割合も程よく変えて、美味しく出来ますように!(Kanoco BEER & MARCHE 飛永かの子さん)
明日、2月3日、リリィスタウトの仕込みを行います!「Kanoco BEER & MARCHE」の飛永かの子さんが、最初につくったクラフトビールが「リリィスタウト」。「初心にかえってもう一度スタウトをつくりたい」と三度目の醸造に挑戦します。当たり前のことではありますが、新しいビールをつくることはリスクを伴う挑戦です。初めてビールをつくったときは、買ってもらえる当てがなく、1本1本、都内のマルシェで手売りしたこともありました。ビールづくりを続けるうちに、「いまならもっとおいしくつくれるのでは」と思っていたかの子さん。今回、このクラウドファンディングを機に、「もう一度、スタウトをつくる」と決断し、明日、2月3日に仕込みを行います。小規模なつくりてには、ビールをつくること自体が、チャレンジの連続です。つくったからには、売れなければ、次のビールをつくれません。だからこそ、「新しいスタウトを造れるというのは、本当にありがたいことで嬉しいです」とかの子さんは話します。実は、2種類のビールを同時に販売するというのも珍しいこと。1種類ずつ、つくっては売る、をくりかえしてきたので、「2種類、一緒に販売できるのもうれしい」といいます。今度のスタウトは、レシピを見直し「爽やかさとコクのバランスのよいビール」を目指します。 明日の仕込みを終えたかの子さんからのレポートが届き次第、また活動報告いたします。どうぞ応援よろしくお願いいたします。