Q、なぜTFJフェローを目指したのですか?
フェローシッププログラムに応募した当時の動機は、日本の教育をなんとかして変えたいというものでした。 大学4年生になり自分の進路で悩む中、自分が受けてきた教育を振り返ってみると、覚えているのはほとんどが試験のための勉強で、義務教育と高校教育に大学の3年を加えた15年間で結局自分とは何なのか、本当にやりたいことは何なのか、自分にとって幸せとは何なのかわかりませんでした。当時の私はそんな自分と現代の教育に怒りを感じ、教員免許も子どもと関わった経験もほとんどない自分がこの状況を変えるにはどうするのかと方法を探した結果たどり着いたのがTFJのフェローシッププログラムでした。
Q、2年間どういう教師でありたいですか?
フェローシッププログラムの研修を受けているとはいえ、赴任してしまえばただの新任教師です。TFJのフェローだからといって最初から何かすごいことができるわけではないというのが正直なところです。なので、フェローとしての2年間はひたすらに教師であり続けると思います。ただ、目の前の子どもへ最適な教育を提供し、生の教育現場や2年間での社会情勢を感じることで、2年後に自分に何ができるのかが見えてくると思っています。
Q、武者修行合宿に向けた意気込み・メッセージを!
日本の各地でそれぞれ力を付けてきた候補生が今になって集まることには大きな意味があると思っています。 フェローシッププログラムは日本で教師になるための一般的な方法ではありません。候補生のみんなが教師になるために生きてきたわけではありません。かく言う私も2年前は研究者になりたいと思っていましたし1年前は企業で商品開発をしたいと思っていました。そんな、日本中の様々な経歴を持つ人間が、様々な思いを持って教師という仕事にあえて挑戦しようとしているのです。 今回の武者修行合宿では、改めてTFJという繋がりを意識できる機会になると思っています。この機会を通じ、今まで日本各地でそれぞれ溜めてきた力を合わせてより大きな力にできると信じています。自分もできる限りのものを持っていけるように精いっぱい頑張りますので、ご支援をよろしくお願いします。