2020/10/24 09:08
本日、夢見る人を応援する映画祭「キミハルシネマ・フェスティバル2020」が受賞作品3本を発表しました。
タンザニアの孤児院SWACCOの子どもたちが制作した、初めてのドラマ作品『Dada Mama』が、その優秀作品に選ばれました。
『Dada Mama』は、両親をエイズで亡くした姉弟が様々な困難に立ち向かい、夢を追いかけて生きるストーリーですが、スタッフ、キャストとして参加した孤児院の子どもたちが自分の体験や夢を発表し合い、みんなで物語を考えました。
主人公の少女フラハの夢は医者になること。演じるムワヴィサ自身の夢でもあります。
孤児院の子どもたちに夢は?と聞くと、医師や看護師、教員、保育士、運転手、兵士などなど目を輝かせて答えます。この子たちが施設に来る以前の夢といえば、学校に行きたい、お腹いっぱい食べたい、生きていたいというものでした。
毎日学校に通うようになると、将来の自分を想像するようになり、夢を目標に変えます。
子どもたちにはいつも、夢みる自分に自信をもっていてほしいと思います。