どうしてこれをやろうと思ったの?と聞かれると、きっかけはたくさんある。クラウドファンディングのページでは省いてしまった、プロジェクトメンバーそれぞれの想いを報告しています^^今回は、菅原拓人の想いを報告します。"手紙を書く"はハードルが高い。小さい頃は、「いつもおいしいごはんをつくってくれて、ありがとう」一人暮らしを始めてからは、「いつも気にかけてくれて、ありがとう」心の中ではちゃんと想っているのに...毎年来る"母の日"って何を伝えればいいんだろう?何を贈ればいいんだろう?お母さんという存在は、僕の人生で一番長い時間を過ごしてきた人かもしれないのに。だからこそなのか、「想いを伝える」という行為は、どうしても気恥ずかしい。それに、「今言うべきかな?」とか「この言葉、どう受け取るかな?」とか...いろんな気持ちと戦うことになってしまうから、とても勇気のいることかもしれない。初めまして、菅原拓人です!このプロジェクトでは、手紙を書いて渡す上で、どうしたら"素直な気持ち"を言葉にできるのか?など、感情動線の部分を中心に関わっています。僕は普段、大学に通いながら「わたしと手紙と。」という手紙を書くワークショップを作っています!いろんな手段で会話ができる今の時代に、"わざわざ"手紙を書く時間をつくるって...直筆なんて照れくさいし、日々過ごしていると優先順位が低くなってしまいますよね。そんな、普段はタイミングを作らないと書く機会がない”手紙”。でも、"いつか"伝えたい。を、”今”伝えるにするために!僕は、手紙を渡したい相手との関係についてヒアリングし、便箋や封筒を選ぶところから一緒に考えて、相手のことを想い返し、"想いを書く"という時間を作っています。自分でも気づかなかった気持ちを、届けることができた。以前、僕が「わたしと手紙と。」をやっていることを知って連絡をくれた友人がいました。彼は、「シェアハウスを卒業する友人に、いってらっしゃい!だけじゃなくて、せっかくだから手紙を書きたい。だから、話を聞いて欲しい。」と言ってくれました。彼から友人との思い出を聞いて、どんなことを書こうか。と一緒に考えていると「手紙なんて恥ずかしいな」なんて言っていたのに、いざ手紙を書くとなると、出会ってからの思い出だけではなく、卒業する友人の素敵なところや、暮らしている内に知った意外な一面を真剣に、楽しそうに書き始め...そして、シェアハウスを卒業してこれから新しい生活を始める友人に餞の言葉も綴っていました。彼は、友人への想いを、きちんと言葉にすることができた。そして、手紙はしっかり友人の手に届いた。手紙を書かなかったら、届けることができなかった。もしかしたら、手紙に書いた内容は時間が経てば気づかずに消えていたかもしれない。気づいて伝えることができてよかった。と、感想をもらいました。手紙の価値とは。そんな僕が考える手紙の価値は「時間」にあると思っています。手元に残る紙だけではなく、その周りにある時間にこそ、手紙の本当の良さがある。"周りにある時間"というのは...手紙を書こう!と思いついたその気持ち。何を書こうか。とぐるぐる考えている時間。どんな便箋や封筒にしようか悩み選ぶ時間。「よし。」と、いざペンを持って言葉を紡ぐ時間。その手紙を読んでどう感じるかなぁと想像する時間。じっくりと相手を想うことが、少し難しい日常の中で、手紙の価値は「相手を想う時間」を作りだすことでは無いでしょうか?*2019年のクリスマス間近に開催した手紙のワークショップのワンシーン。母の日に手紙を書くこと。僕自身、毎年訪れる母の日に感謝は伝えているものの、「いつも〇〇をしてくれてありがとう」の定型文。サッカーのソックスを洗ってくれて。なのかおいしいごはんを作ってくれて。なのか遠くから気にかけてくれて。なのかお母さんが行動として、"僕にしてくれたこと"に対しての「ありがとう」で、言葉が変わるだけでした。でも今回は、「わたしにとってお母さんはこんな存在」だから「ありがとう」そして、「今後お母さんとどんな関係でいたいか」を考えて未来も一緒に贈りたい。なぜなら...実は僕にとって今年の母の日は少し特別なんです!理由は「二十歳になって初めての母の日」だから。二十年という時間をじっくり振り返りながら、僕にとってお母さんはどんな存在だろう。今後は僕たちは、どんな関係でありたいだろう。そんなことを、じっくり、真剣に。考えてみます。いろんな人の、手紙を書く相手への時間に向き合ってきた僕だからこそ、今度は自分自身の「相手を想う時間」をきちんと作ってみたい。あなたにとってお母さんとはどんな存在ですか?そして、これからはどんな関係で歩んでいきたいですか?ぜひ一緒に考えさせてください。そして、その答えを、今年の母の日を言い訳にして、ぜひ伝えてみましょう!*これは、成人式に唯一お母さんと一緒に撮った写真。恥ずかしいので笑顔の二人は秘密です。
母の日 の付いた活動報告
どうしてこれをやろうと思ったの?と聞かれると、きっかけはたくさんある。前回に引き続き、クラウドファンディングのページでは省いてしまった、プロジェクトメンバーそれぞれの想いを報告します^^今回は、お母さんへの贈り物の制作を担当している、古谷陽香の想いを報告します。立案者の新田芽衣からプロジェクトの話を聞いたときに、1番最初に思い浮かんだのは自分の結婚式。昨年の2月に結婚式をあげた私は、2つ大きな挑戦をしました。1つ目は、約70人のゲスト全員に手紙を書くこと。2つ目は、両親への手紙の前に、ある映像を入れること。この活動報告を読んで、私の体験や経験が誰かの背中を押しますように...約70人の全ゲストへの手紙。私たち夫婦はゲスト1人1人に手紙を書きました。招待した約70人の家族や親族や友人。その人の事を想い、昔の思い出に胸を馳せ、一言一言丁寧に文字に起こす。どんな顔して読んでいるかな。こんなこと書いたらもしかしたら泣いちゃうかな。なんて考える時間を楽しみながら、「本当に大事な人たちに見守られて結婚式を挙げるんだ」と改めて感じることができて、私たちの結婚式には欠かせないプロセスだったと今振り返っても思います。手紙は式が始まる前に、受付のスペースでゲストにお渡ししました。「今日があるのはあなたがいたからだよ、本当にありがとう。」という感謝の気持ちを目一杯込めた手紙。手紙を読んでいる姿は直接見られなかったけれど、カメラマンさんがたくさん残してくれていた写真や映像には、手紙を読みながら微笑んだり、涙を流してくれている、私の大切な人たちが写っていました。そして式の結びには、みんなが私たちに手紙を書いてくれました。私が書いた手紙への返事、結婚式の感想、未来への応援メッセージ、どれも全て私の宝物です。私は、皆が手紙を書いてくれている光景が今でも忘れられません。私たちのことを想ってペンをとり、柔らかいBGMの中でペンの音だけが響く静かな時間を、たまらなく愛おしく感じました。両親への手紙。そして、ひとつの映像。両親への手紙は結婚式の何か月も前に書き終えており、何度もブラッシュアップしました。私には産まれたばかりでこの世を去った兄がおり、両親への気持ちを伝えるのに兄の死は切っても切り離せないものでした。「死というワードを、結婚式というお祝いの場で扱うのはどうなんだろう…」なかなか踏ん切りがつかない中、一緒に結婚式を作ってくれるクリエイターさんから、ある提案をしてくれました。「お母さんからの目線も入れて映像を作ってみない?」母が私を産んだ時の想いをインタビューして映像で流し、その後に私が両親に手紙を読む。私を産むまで、どんな思いで過ごしたのか...なぜ陽香という名前をつけたのか…私の知らない母がそこにはたくさん写っていて、想像してもしきれない程たくさんの葛藤と戦ってきたことを知りました。そんな母の想いを知ってから書く両親への手紙は、もともと用意していた内容とは大きく変わりました。結婚式当日は、挙式からその映像が流れるまで。そしてその後も、"家族"の時間をたっぷり味わいました。初めて父の涙を目にした私は号泣しすぎて、写真はひどい顔で写っていましたが(笑)それも含めて全てが素敵な思い出です。「私の感謝の気持ちは全身全霊かけて届けた」と自信をもって言えます。音楽だったり。映像だったり。その場の空気だったり。私は、この一日を体験して『場』の持つ力を改めて感じました。想いを込めた分、その想いが相手にちゃんと届く。恥ずかしくて、ぶっきらぼうに渡す手紙も、その人らしさが伝わって素敵かもしれない。それでも集中して、言葉を噛みしめて...しっかりと味わえる『場』があるからこそ、より伝わるものがあるのではないかと思います。私は結婚式という節目で感謝を伝えるということが出来たけれど、もっともっと身近でもそんな場があっても良いと思っています。そんな私の想いと今回のプロジェクトの想いは完全に同じで、一緒に場を作ってほしいという誘いを断る理由は一つもありませんでした。私の体験や経験が少しでも誰かの背中を押すことができるなら、こんなに幸せなことはありません。改まって手紙を書くことは恥ずかしい…という気持ちがあっても大丈夫です。私も言葉にすることは恥ずかしかったし、とても難しかったです。でも、その場を用意してくれたたくさんの人たちの後押しがあって、しっかりと想いを伝えることが出来ました。今度はぜひ、そのお手伝いを私にさせて下さい。*私が両親に手紙を読んでる時、母が泣きながら父の腕をぎゅっと握っている写真です。この写真1枚で、何度だってあの時間を思い出せる。大好きな写真です^^
どうしてこれをやろうと思ったの?と聞かれると、きっかけはたくさんある。この活動報告では、クラウドファンディングのページでは省いてしまった、プロジェクトメンバーのそれぞれの想いを報告します^^今回は、プロジェクトの立案者である私、新田芽衣の想いから。親しい友人にも話したことがなかった。私にとって、親子とはとてもネガティブなものでした。そんな私が("だから"かもしれないけれど...)このプロジェクトを思いついたのには3つのきっかけがあるので紹介します。1つめ。三好 大助さんの「あなたの美しいところ」との出会いその人の美しいと思うところを書いて渡していく。こんなにシンプルな愛情表現で、人の関係性は大きく更新すると思えました。何より、私も自分の誕生日で体験した"大切な人を想う時間"は人生を豊かにするということ。これが確信できた出会いでした。私の誕生日の出来事を書いたnoteも是非!読んでください^^2つめ。CRAZY WEDDING・IWAIで私自身が体験したことCRAZY WEDDINGでCASTを初めてもうすぐ4年。たくさんの新郎新婦様の親御様と会話してきた。*CASTとは完全オリジナルウエディング/CRAZY WEDDINGの結婚式当日のサービススタッフのこと。新郎新婦さんが親御様にお手紙を読む前に、「幼い頃からの思い出を教えてください」と、一言声をかけると...たった15分の歓談じゃ足りないくらい、たくさんの話を聞かせてくれる。そして、お手紙を渡している・受け取っているその瞬間は、人生で二度とない特別な時間になる。そんな時間をいくつも見てきたからこそ、結婚式よりももっと身近で、その時間をつくりたくなった。3つめ。私とお母さんの関係私が中学の頃にお母さんがうつ病を発症。元気な日もあれば、落ち込んでしまう日も、もちろん暴れてしまう日もあります。歳を取るごとに、年々元気が無くなっていく母。母の日、誕生日に感謝の気持ちを伝えても届かない。「大好きだよ」と伝えても、届かない。「ああ、もうこの先、心から笑ってくれる姿は見れないかもしれない」そう思っていた時に三好さんの”あなたの美しいところ”に出会って、諦められずに「母の日の展示会」を思いついたのが、去年のクリスマスよりちょっと前のこと。私の言葉だけではもう届かない。でも、いろんな子どもたちからのお手紙を並べて...親子の関係は違くてもそこに1つ「愛情」という共通点があれば、お母さんとして過ごしてきた時間を誇らしく、そして愛しく思ってくれるかもしれない...!そう思ってスタートしました。これは私のエゴかもしれないし、祈りに近いそんな想いです。そして、そんな私の想いを、みんなの「母の日」にしてくれたのがプロジェクトメンバーのふたりなんです。ネガティブな想いだけじゃなくても、このプロジェクトはどんな親子にとっても素敵な時間になる!と思わせてくれました。友達、恋人、仕事仲間の人間関係は「今後どんな関係性でありたいか」って考える機会はあるのに…お母さんとの未来って考えたこと、あるのかな?これから先、お母さんとどんな関係でありたいか。そんなことを考えるきっかけを作りたいと思っています!!いろんな人たちにとって、”親子”を再定義できる機会にしたいです。これが私の プロジェクトに込めた目一杯の想いだから。
現在9名の方が、このプロジェクトに共感しご支援してくださっています。本当にありがとうございます...!!この活動報告では、プロジェクトページの本文には省いてしまった、メンバー1人1人の想い。プロジェクトを応援してくださっている仲間からの言葉。更に、仲間からお母さんとの関係をインタビュー。そして、お母さんにお渡しするお手紙の便箋や封筒のデザイン。お母さんにお渡しする一輪のお花の種類と花言葉。プロジェクトの目標までの進捗。を報告していこうと思っております!是非、最後まで応援・ご参加よろしくお願いします!!私たちも最後まで頑張ります(^^)