こんにちは。
木村波子役の広山詞葉です。
映画「ひとつぼっち」クラウドファンディング企画、既に沢山のサポートありがとうございます!目指せネクストゴール!
今回は「ひとつぼっち」の読み合わせ現場と撮影現場のマル秘話をレポします!
2019年11月、大阪某所でスタッフキャスト顔合わせ&読み合わせが行われました。
キャストの皆様や副島監督とは初めましてで、東京からの新幹線は非常に緊張しながらそしてどんな方々なんだろうとワクワクしながら過ごしました。
はじめましての副島監督は俳優さんもやっていらしゃっるので綺麗なお顔立ち。イケオジでした。しかし何より独特な世界観のトークが面白い!
役者陣各々ほぼ全員が初めましてで緊張が走る中、見事に我々の緊張を解いてくださいました。
その日私が一番印象に残ってるのは「みなさん、ほんと緊張せず気楽に好きな格好で読み合わせ参加してくださいね」と、みんなが椅子にきちっと座る中、床に寝そべって読み合わせ参加していらっしゃっる副島監督。
私が人生で監督さんがスタジオで寝そべりながら打ち合わせをしていらっしゃるのを見たのは、蜷川実花監督と副島監督お二方だけ。
これもう絶対撮影現場も楽しくなるじゃんと確信。
そこから我々役者陣も思い思いのリラックスした座り方でその日を過ごしました。
実際、撮影の際も前乗りメンバーだったスタッフや共演者と地元のお店に食事に行ったり、最終日も新幹線ギリギリまで共演者と和歌山ラーメン食べたり。。
あれ私食事の話ばかりしてる…( ゚д゚)
いやいや現場がとにかく一致団結できたからこその楽しい食事会でした。
副島監督は現場での演出の仕方も面白く。
初日。一発目の介護施設シーンでの撮影では、「もっとスティービーワンダーで!」との演出。全くもって音楽的なシーンというわけではないですが「もっとスティービーワンダー」という表現で全員の頭の画が一致。
後半私のシーンに関しても、その当時映画「ジョーカー」が公開されてすぐだったこともあり、「このシーンはホワキンフェニックスになったと思ってもらって演じて」との演技指導。そのあと実際に監督が体現して見せてくれたんですが、納得のホワキン。その次のカットから自分の身体がとても軽く動かしやすくなりました。
その他様々なシーンで表現の自由さ、可能性の広さを監督に学びました。
是非この記事を読んでくださっている皆様には、「ひとつぼっち」内のスティービーとホワキンを探していただきたいです。
広山ホワキンシーンは私のお気に入りシーンのひとつでもあります。
1シーン1カット1本勝負で挑んだあのシーンも早く見ていただきたい!
劇場で皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
引き続き応援宜しくお願い致します。
木村波子役 広山詞葉