5月8日に「趣味の文具箱」特別編集「INK 万年筆インクを楽しむ本」が販売されました。
この本は現在日本全国で販売している万年筆のインクを全て網羅した特別版です。今回は、それぞれのブランドの『定番インク』のみの掲載・・ということで残念ながら今回は限定インクの掲載はありません。「湧泉」も取り上げられませんでしたが藍濃道具屋の定番のインクはしっかり掲載されています。
・・それにしても2000色のインクが全部掲載されているというには驚きです。万年筆に携わって20年。色々な国に行ってきましたが、これだけのさまざまな色が販売されている国を他にありません。やはり日本人は”色”に対して多様な感性をもているのだと改めて思います。それは四季折々の自然に囲まれて節の移りかわりを愛でてきた証のようなものです。
そんなインクを使って自分と対面してみるのも面白いと思います。透明に透き通った「カクノ」に好みの色を入れて・・白い紙に向かって、頭の中に浮かんだ言葉を、ただただ書いてる。・・そのうちに無心にスラスラと・・デトックスのうように、頭の中が整理されてゆきます。
今回は、そのために、あえて「カクノ」とコンバーターのセットにしています。自宅待機やテレワークで、空いた時間に是非一度試してください。特に「湧泉」のような淡いブルーのは気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。いつもの自分時間を、少しだけ特別な時間に。
ホッと一息。癒されてほしいです。