写真を撮影してくれたおっちゃんに撮影時のことを聞くことができたので、コメントを掲載します(松本が聞き取った内容を文章にしています)島さん(仮名)70代島さんは九州出身の方で集団就職で関西に出てこられ、30年ほど繊維関係の仕事に従事。その後警備関係の仕事につきましたが、会社の経営悪化に伴い退職して野宿に。Homedoorでの相談を経て、現在は生活保護と年金を利用して居宅生活を送られています。この4月で居宅生活開始から丸4年になりました。「写真撮ったことはよく覚えてるよ。花の写真をたくさん撮ったなぁ。小さい頃に、祖父が菊やキンカンをよく植えていて、花には慣れ親しんでたのを思い出した。今はホームレス生活ではなくて、家を借りて生活できてるけど、ベランダは狭いから花を植えることができなくて。だからたくさん写真を撮った。写真の撮影場所は自分の生活圏が中心。写真を撮られるのは好きじゃないけど、撮るのは昔から好きだったな。でも、昔会社が放火されてしまって、社宅だったから昔の写真は何も残っていない。実の母の写真は一枚しか持っていなかったけど、それも焼けてしまって、もってない。まさか自分が撮った写真が売れるとは思っていなかった。こんなん売れる?って思っていたけど、買ってくれる人がいて嬉しい。(※)次撮影する機会があったら、"あの場所を撮ろう"って思ってるところがある」※2019年から行なっているWEBサイト「Snapshot taken by Homeless」でのこと◇このプロジェクトでは、ホームレス問題についてより理解を深めてもらうことを目的として、 可能な限り撮影者に話を伺い、彼らの背景にあるストーリーを写真と共に写真集に収録する予定です。 もしこのプロジェクトに賛同いただけたらシェアをお願いできれば幸いです。
https://twitter.com/daijapan/status/1385725646567927810?s=20為末大1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初めてメダルを獲得。3度のオリンピックに出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2021年4月現在)。現在はSports×Technologyに関するプロジェクトを行う株式会社Deportare Partners(http://www.deportarepartners.tokyo/)の代表、「アスリートが社会に貢献する」ことをめざす一般社団法人アスリートソサエティ(http://www.athletesociety.org/)の代表理事を務める。※為末大公式HPより引用ーーーーーーー「表現を希望」と捉えていただけるなんてとても嬉しい。その言葉がまた希望だなあと思います。為末さん、シェアありがとうございます!
佐野さん、素敵なメッセージありがとうございます!
宮本さん、あたたかいメッセージありがとうございます!
4月26日に目標金額450万円を達成しました。これまでにご支援いただいた300名以上の皆様、本当にありがとうございます。All or Nothingのプロジェクトは、ご支援が目標金額に達しなければ、支援金は全額返金されます。今回のプロジェクトも目標達成できなければ写真集をつくることができなくなるので、日々不安がありました。「なんのためにプロジェクトを実施するかが伝わるだろうか。」そう思いながら3月23日にプロジェクトを開始し、33日めまではご支援が50%未満と伸び悩んでいました。その後驚くべき勢いでご支援が激増し、35日めとなる4月26日には目標金額を大きく上回る110%が集まりました。皆様のおかげで写真集づくりを開始することができます。心より感謝申し上げます。これよりライツ社をはじめとする制作チームが、装丁や写真のレイアウトを考え、撮影者の皆様へのインタビューを行なって参ります。写真集の完成を今しばらくお待ちください。「ホームレス問題を伝えることは難しい。」ずっとそう思いながら活動を続けてきました。でも今回このプロジェクトをクラウドファンディングにしたことで、300名を超える皆様からあたたかい応援をいただきました。直接のご支援以外にもSNSでシェアをしていただいたり、メディアに掲載していただいたりと本当に多様なサポートをしていただく機会に恵まれました。これだけの人たちの思いが集まることはまたとないので、このタイミングをホームレス問題を伝えるチャンスと捉え、NEXT GOALを設定することにしました。全国には約3,000の図書館があります。今回制作する写真集を全国の図書館に寄贈し、ホームレス問題を知る機会をつくりだしたいと考えています。写真集は子どもからお年寄りまで幅広い世代の人に読んでもらうことができ、ライトに社会課題に触れるにはぴったりです。3000部の増刷と梱包、発送にかかる費用を考え、NEXT GOALを700万に設定いたします。また写真集そのもののさらなるクオリティ向上にも努めます。どうか最終日まで残り少なくなって参りましたが、引き続きのご支援を賜ることができれば幸いです。日本全国どこの図書館に行っても「ホームレスの人たちとつくった写真集」が手に取れる未来を目指して最終日まで駆け抜けます!どうぞよろしくお願いします。