2020/05/09 15:29

はじめまして、の方も多いと思います。
ヒゲめがねの妻、アイコと申します。

クラウドファンディングをスタートさせてから18日。沢山のご声援とご支援を頂き、本当にありがとうございます。

新しい町で、なんかフワフワしている男とその家族の、よく考えているのか考えてないのか、、、な、そんな一歩をこんなに多くの方があたたかく見守って頂けていることに、驚きと嬉しさを感じております。

クラウドファンディングが折り返しを過ぎ、感謝をお伝えすると共に、私から見る夫について、ほんの少しご紹介しようと思います。


となりの夫は今、見たことないくらいキラッキラとしています。そして、キラッキラと同じくらいの、ぎゅっとした、それでもとても気持ちのよさそうなプレッシャーを感じているようにみえます。

この真面目過ぎて、何でも自分のせいと思い込み、優しさゆえにユラユラと漂う生きもの。夫を言い表すならばこうでしょうか。そんな彼がどうしても、と譲らなかったこと。それは


『家族みんなで暮らす』


ということ。
そこを大事にするがゆえの育休取得と、移住と脱サラとカレー屋。

正直、妻としては

『おーーーーい!!!???』という想いが8割。

『おーーー!』という気持ちが2割。

でした。そして、彼の選択と同時にスタートした、私のガッチガチに固定された既成概念との静かな押し問答。ちなみに、私はサラリーマンの父を持つ、いわゆるザ典型的な家族で育ちました。そんな家族のもとで育んできた潜在的な暮らしの在り方や、子育てについての考え方。もちろん、綺麗ごとだけではない、色々ありました(笑)

でも、そんなときには必ず誰かからの助けがあり、夫の優しさがあり、不安を払拭する子供たちの笑い声と泣き声があり、私の小さすぎる1歩があり。どちらかというと現状維持を好む私も、いつのまにか彼と同じスタートラインにいます。育休、移住、脱サラ、カレー屋。2年半前には我が家の辞書にない言葉がストンと今はそこにあります。

まだまだ押し問答は簡単には終わりませんが、その選択を是が非でもと、いつもより少し強引に実行してくれた夫に感謝を感じることができるようにはなったような(笑)。

夫は自分ことをカオナシと表現しました。今も、キラッキラしながらも、自分とは??と問い続ける、少しシャキッとしたカオナシがとなりにいます。どうやらヒゲめがねには、なりきれていない。まだまだ問い続けるだろうし、問い続けてほしい。いつも目尻が垂れた、エプロンがどうしても斜めになる(笑)、迷い続けてる、そんなカオナシをとなりで叱咤し続けてまいります。

この肩紐のズレ具合が、なんとも夫らしいのですが、この写真しかなかったのか(笑)


偉そうに話している私ですが、現状維持から二歩目を踏み出し中。カレー屋ヒゲめがねのすみっこで小さな雑貨屋さん「pieni valo」をスタートさせます。例えていうならば、「魔女の宅急便のキキ」といったところでしょうか(←こっちの方がカオナシより断然かわいい(笑))

pieni valoはフィンランド語。日本語に訳すと「小さな灯り」という意味になります。


皆様が心から安らげて、美味しい!と言っていただけるような場所を創っていけるよう、そして、家族が楽しく生活を営む場所を創っていけるよう、夫婦で邁進してまいります。