こんにちは。
ご支援、ご声援ありがとうございます。
24日の最終日まで引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
TOP画像は一昨年の桜咲く頃の小田原城です。お散歩トレーニング終了後に撮影しました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お散歩トレーニングも自粛を決め、桜咲く小田原城は一人で楽しんできました。
早朝の桜は格別に美しかったです。
あっという間に5月。新緑の美しい季節になりましたね。
チャーリー君と始めたお散歩トレーニング、一時は全国各地、遠いところでは岩手や広島と、片道3時間(しかも新幹線)かけ行き、開催したのでした。
当時は叱らないしつけトレーニングもまだまだメジャーではなく、犬に脚側歩行を求めるのではないお散歩のトレーニングは珍しく、しかも吠える犬も参加OK、咬む犬だって頑張って参加するよという・・・。
なかなか混沌とした状態だったなーと思い返しています。
素敵な仲間に出会えて楽しかったです。
やがてストレスは悪という流行が犬の世界に広がり、一緒に歩かせるのはストレスだと言われてしまった時期を経て、辛抱強く開催し続けてきました。
コルチゾールが誤って「ストレスホルモン」と呼ばれて知られてしまったことから、さらにストレスは避けなければ、コルチゾールが高くなる、と・・・。お散歩トレーニングはそういう犬にとってはかわいそうな場所、と言われることもありました。
が、経過観察(2時間、または年単位で)を続けていると、どうやらそれは違うのではないか?
と。
運営者も参加者も気づいて、気に入って継続参加してくださる方で運営できています。
飼い主がおっかなびっくり参加すれば(散歩すれば)、犬も同じように感じることは想像に難くないです。
ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾール一つとっても、間違って受け取っている犬の世界で
ワンワン大騒ぎの犬同士が一緒にいることは、人が耐えがたく感じるのかもしれないな―と思います。
コルチゾールは生理状態がプラスかマイナスかどちらかにバランスを崩していることを示す指標であると、アダムミクロシも著書の中で明記されています。
飼い主も犬も不安の中で暮らしている状態から、問題が生まれていることは多いので、彼らを丸ごと包み込むような場が必要。
叱らない、白い目で見ない、笑ってリラックス。
そういう場をお散歩トレーニングで作り上げられたら、犬にとっての環境エンリッチメントとしての散歩は機能し始めることでしょう。
子犬の頃の抱っこ散歩に始まり、歩けなくなった老犬の抱っこ散歩やカート散歩まで
散歩のいらない犬はいません。
犬にとっての散歩は大きなイベントであり冒険であり生きる意味ではないかと思います。
彼らと歩むことで、動物としての人間も、自然の中で生きることの意義を噛みしめられると思っています。
肩の力を抜いて、心の底から散歩を楽しめるように、チャーリードッグスクールのメソッドを今一度組み立てているところです。
まずは7月までにリードワークのkindle本(ただ今鋭意演編集作業中です)。12月までに名前を呼んでおやつのkindle本。
お散歩トレーニングが再開できたら、ボディランゲージを読み解く(特に尻尾の振り方向きに注目)を記録して発信できたら、と思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!