4月20日、日曜日。
コンゴ民主共和国南キブ州(ウビラ地域)にて洪水が発生しました。
テラ・ルネッサンス コンゴ事務所からの報告に由ると、24名死亡、45名負傷、3500世帯が半壊、全壊とのこと。
※この動画は音が出ます。音量にご注意ください。
同地域では、紛争被害者の自立支援として、国連開発計画とテラ・ルネッサンスの協働事業で、チーズ・乳製品の製造技術指導や協同組合設立を支援してきました。
この地域は、以前より武装勢力の襲撃が続き治安が悪化。さらに新型コロナウイルス感染防止のため、隣国ブルンジとの国境が閉鎖されている中での大洪水の発生です。
今後、衛生環境の悪化による感染症(新型コロナウイルスも含む)や、暴動・武装勢力の襲撃などの社会不安の増大が懸念されます。何より医療や食料にアクセスできず、多くの命が失われる危険性が大きいです。
ウビラ地域の様子。(撮影:テラ・ルネッサンス)
現在、テラ・ルネッサンスとして何らかの支援ができないか、治安や新型コロナウイルスなどの感染に最大限気をつけながら、コンゴ事務所スタッフによる調査を進めています。
報告:小川真吾、鬼丸昌也