現在、ウガンダでの新型コロナ感染者は55名(4月17日現在)で、外出禁止や経済活動の自粛を行っているもののじわじわと拡大方向にあります。
ウガンダではもともと衛生環境が悪い地域があるほか、感染症予防の知識を持っていなかったり、医療体制が不十分なところがあり、一度感染が広がると取り返しのつかない事態を招く恐れがあります。そこで、グル県の要請を受け、感染予防のために3密(密室、密集、密接)や手洗いの重要性の呼びかけを行いました。
ソーシャルディスタンスなどと書かれたトラックで村々を周りながら、スピーカーで呼びかけを行うと同時に、手洗い方法のチラシやポスターを配布し、内容説明を行います。
今回のチラシやポスターはアチョリ語と英語の2バージョン。手洗いの方法についてイラストで分かりやすく説明しています。
(↑病院でも好評でした!)
特に、市場や診療所、商店などで、地元の方々に協力してもらいながらポスター貼りやチラシの配布をしました。予想以上に、住民の皆さんが関心をもって積極的に動いてくださり、あっという間に拡散させることができました。
感染症予防の基本である手洗いを正しく行うことや正しい知識をもつことは、非常に大切です。
今後も一人でも多くの方に予防策について知ってもらえるよう働きかけていきます。
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報告:小川真吾