にわかに怪しいベクトル方程式を説明しました。ベクトル方程式はベクトルそのものを直線の式だと勘違いしてしまうことが多いですが、点集合だということを覚えてもらいました。
本日はA班では、数学3と場合の数を実施し、B班では複素数について勉強できました。数学3では媒介変数表示のx軸周りの回転体体積を求める方法で、sin,cosの処理をどうするか、置換を利用して、微小長さや積分区間の変換をプラスマイナスに注意を払いながら適切に計算し切るにはもう少し計算の演習が必要ですが、理論はだいぶ仕上がっています。場合の数は試行を思考する色が強い分野なので道に迷いやすく苦手意識がある人もいる。一緒に解くことで答えだけじゃなく、その考えにしたがって道筋を立てていくんだという部分にフォーカスして取り組んでいます。
今日から2班にグループを分けて少人数で朝の活動を行うようにしました。少人数にすることで、答え合わせだけでなく、途中式も変なところがないか、途中式に改善できる場所がないかを確認できる時間が生まれました。1人にかけられる時間が増えたので、他人や進行に気を使わず質問もしやすい環境になってきました。
今日は数学3の積分の応用と確率の"ブラックボックスにして解く"という小技について質問を受けたので、復習しました。ブラックボックスというのは文字通り外から中身が見えない箱のことで、確率では順番に一定の制約が設けられたときに用いると、場合分けをせずにシンプルに解くことができます。言葉で説明することは難しく、理解にも時間がかかる小技ですが、高校生には是非ものにしてもらいたいと思っています。
今日は積分の応用と対数の扱い方などを中心に質問を受けました!誰もがつまずくところを質問してくれたので、勉強になりました!!