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いつかまた倉敷美観地区に来てもらうために。 岡山のいいものをお届けします!

岡山県でいちばんの観光地『倉敷美観地区』。コロナ拡大を受け人通りは減り、美観地区では現在ほとんどのお店が休業をしています。いまを乗り越え、将来このコロナが収まったときに、全国・全世界の皆さんを、また笑顔でお迎えすることができるように、美観地区のさまざまなお店で協力してプロジェクトを立ち上げました!

現在の支援総額

3,699,830

184%

目標金額は2,000,000円

支援者数

490

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/04/27に募集を開始し、 490人の支援により 3,699,830円の資金を集め、 2020/05/28に募集を終了しました

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いつかまた倉敷美観地区に来てもらうために。 岡山のいいものをお届けします!

現在の支援総額

3,699,830

184%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数490

このプロジェクトは、2020/04/27に募集を開始し、 490人の支援により 3,699,830円の資金を集め、 2020/05/28に募集を終了しました

岡山県でいちばんの観光地『倉敷美観地区』。コロナ拡大を受け人通りは減り、美観地区では現在ほとんどのお店が休業をしています。いまを乗り越え、将来このコロナが収まったときに、全国・全世界の皆さんを、また笑顔でお迎えすることができるように、美観地区のさまざまなお店で協力してプロジェクトを立ち上げました!

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こんにちは。
美観堂』の犬養です。

美観地区のお店さんたちと一緒に行っているクラウドファンディングも、今日で23日目です。
そのリターンとしてご用意している、美観地区のお店を先払いで支援できる『美観地区みらい券』。

そのチケットが使える美観地区のお店を連日ご紹介しています。
これまでのお店紹介は、このnoteのマガジンにもまとめています。

「美観地区を支援するクラウドファンディング」

どれも素敵なお店ばかりなので、お時間のあるときにざっと見てみてもらえると嬉しいです。

さて、これまでのご紹介記事は美観堂のスタッフが書いていたんですが、今日は「はい、僕が書く!」と手を挙げて書くことにしました。

なぜかというと、美観地区の中で僕が日常的に最もおしゃべりすることが多い店主さんのいるお店だからです。

そのお店は、『YAMAU coffee stand(ヤマウコーヒースタンド)』さん。

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明治45年にできた『蒲鉾屋ヤマウ商店』がはじまり

このコーヒースタンド、ほんの5年前までは蒲鉾屋さんでした。

もともと倉敷の美観地区は、周辺一帯で収穫された綿花が運河で運ばれてきたことにより、商人のお屋敷や蔵ができていった町。

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その中でできた魚市場に集まる、魚屋や仕出し料理屋に蒲鉾を提供するためにできたのが、この『蒲鉾屋ヤマウ商店』の始まり。

創業した初代・岡本右佐太さんの「右佐太」の「右」の前に山をつけた「山右」。
それをカタカナでヤマウと読むようにしたそうです。

100年続いた蒲鉾屋からコーヒースタンドへ

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100年以上続いた、『蒲鉾屋ヤマウ商店』。
それが3代目と4代目の決断でお店を閉めることになったのが、2015年5月のこと。

それでコーヒースタンドをやろうと始めたのが、今の店主の岡本聞太(ぶんた)さんでした。

思い入れの深いお店を残すためにも、屋号をローマ字の「YAMAU」として、2016年9月に『YAMAU coffee stand』をスタート。

それから4年。
今では美観地区の景色に欠かせないコーヒースタンドになっています。

岡山の人気コーヒー店の豆をエスプレッソのみで

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ヤマウさんは、エスプレッソに特化したコーヒースタンド。
ハンドドリップもサイフォンもやっておらず、エスプレッソマシンでの抽出のみです。

その日の気温や湿度などの違いによって同じ豆、同じ量でも時間帯によって味が変わるエスプレッソという飲み物。
日々のわずかな違いを、聞太さんが調整しながらブレがないように抽出しています。

コーヒー豆は、岡山の人気店『キノシタショウテン』さんにオリジナルでブレンドしてもらったものを使用。
数ヶ月に一度はブレンド内容を変えて、季節に合わせたブレンドを使っています。

カフェではない。再び町に出ていく場所としてのコーヒースタンド

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ヤマウさんができるまで、美観地区にテイクアウト専門の珈琲店はありませんでした。

それがヤマウさんができたことによって、美観地区の幅は確実に広がりました。

何が変わったのか。
それは「その地域のものを楽しみながら美観地区をぶらぶらできることが増えた」ということです。

そこには、あえてお店をカフェではなく長居しにくい作りにしている岡本聞太さんの「美観地区を目一杯見て回ってほしい」という考え方があります。

ヤマウさんのインスタにも、その考え方がストレートに表れているんですよね。
見てみてください。

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「美観地区の風景と、そこにあるコーヒー」なんですよね。
この写真たちが、ヤマウさんの考えをなにより雄弁に語っていると感じます。

YAMAU coffee stand Instagram

美観地区の最大の魅力である町並みに送り出す

私たちの会社の拠点でもある、美観地区。
その最大の魅力って、やはり江戸時代からの建物がそのまま並ぶその町並みだと思うんです。

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とすると、そこを訪れたお客さんに最も味わってほしいものも、この町並みを楽しんでもらうことなんですよね。

ヤマウさんは明確なスタンスをもって、お店に入ってくれた人に最高な地元のコーヒーを渡し、再び町に送り出してくれています。

そういうお店があるだけで、その町の楽しみ方の幅はぐっと広がるよなあと僕も思っています。
なにより自分自身がそういう楽しみ方をすることが増えました。

コーヒースタンドに文化と無駄話は必要

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ところで僕はヤマウさんに行って、店長の聞太さんと音楽の話をしてる時間が大好きなんですよね。

してもしなくても人生は続くけれどもしたら確実に楽しい話、ってありますよね。
僕にとってヤマウさんはそんな音楽話ができる場所です。

特に去年、フジロックの直前にヤマウさんに行った日、聞太さんが『The Lumineers(ザ・ルミニアーズ)』大好きと知ってからは、ルミニアーズ話をすることも多いです。

その日は店内に入ったら、いつもカウンターでいい感じの音楽を流すスピーカーから、ルミニアーズで僕が一番好きな『Submarines』が流れていたんですよね。

「あ、ルミニアーズ好きなんですか!」って話をしてから聞太さんと一段と仲良くなれた気がして、ヤマウさんもいっそう距離が近いコーヒースタンドになりました。

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皆さんも美観地区に来てヤマウさんに寄る前に、よかったらルミニアーズを聴いてから行ってみてください。
ルミニアーズが好きというところにも、聞太さんの人柄が確実に表れていると思いますよ。

Submarines / The Lumineers

美観地区を支援するクラウドファンディングをしています

『YAMAU coffee stand』さんでも、今回のクラウドファンディングで購入できる『美観地区みらい券』をご利用いただけます。

「未来のコーヒー代を先に払っておく」という形で、ぜひヤマウさんも支援してもらえると嬉しいです。

美観堂のSNSでもいろいろなお店紹介やレシピ紹介をしています。
よかったらフォローしていただけると嬉しいです。

美観堂 Twitter

美観堂 Instagram

最後にこれを書いた僕自信のTwitterです。
こちらもフォローしてもらえるととても嬉しいです!

犬養拓@しなやか経営 Twitter

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