いつもご支援、シェアのご協力ありがとうございます。
7月に入り、梅雨も本格化…九州地方の雨の具合も心配しております…みなさん、どうかご無事で。
こちらもあいにくの天気が多い中、梅雨の晴れ間に(どうやらスタッフに晴れ女がいる模様…ありがたし)リターン品の提供にご協力をいただいている、三重県伊賀市になる「きらめき工房」さんを訪問しました。
担当の奥島さんに施設案内や陶芸作品にまつわる、いろいろなお話を伺うことができました。
「きらめき工房」さんは、就労支援施設だけでなく、生活介護など様々な利用形態がある、多機能型支援施設です。
今回、リターン品としては「コーヒカップ」を提供していただいていますが、軽作業やさおり織などもされています。
陶芸は鈴木さんと高島さんのお二人が中心に作られています。
元々は作業としてではなく、レクリエーションの一つとして、陶芸を取り入れたのが始まり。
授産施設として開所した時から、陶芸室があったそうです。
創作活動に陶芸を取り入れるあたりが、伊賀らしいな…と感じました。
そんな中で、メキメキと頭角を現し、陶芸の才能を開花させたのが鈴木克彦さん。
現在はメインの作家さんとして活躍されています。
毎年県で開催されている、障害者芸術文化祭で何度も受賞しているという腕前の持ち主。
視察時も、商品だけでなく文化祭用として作成中の作品もありました。
ひとつひとつ、丁寧な作業で作られていて、完成作品のクオリティがとても高いです。
鈴木さんの傍らで、独創的なモチーフを制作しているのが、高島ようさん。
独特の感性で、鈴木さんとはまた違った雰囲気の作品が生み出されています。
ようさんの作品は、その作風に魅了されるファンの方がいるそうなのですが、とても納得です。
制作のお部屋にも窯のある陶芸室にも、制作中の作品がたくさん。
普段、完成品はイベント出店などで並ぶそうですが、今年はコロナの影響で福祉系の行事も軒並み中止…なかなか出る場がないそうです。
こんな素敵な作品たちが世に出ないなんて、もったいない…
このプロジェクトがご縁となり、kinariがつなぎ役となって、一人でも多くの人の手に渡ると良いなあと思うのでした。
リターン品となる予定のカップ&ソーサーの製作依頼もお願いしてきました。
既に焼きあがっているものありましたが、本当に素敵。しかもこのカップ、デサインや色合いが素敵なだけでなく、重厚感がありながらとても軽いのです。
同じ釉薬を使っても、色合いが微妙に異なるので、どんな作品ができるのかは「窯を開けるまで分からない」とのこと。同じ雰囲気でありながら全て違う、正真聡明の一点物。
カップ付きのプランをご支援いただいた皆様、どんな作品が届くかは当日までのお楽しみ。
首を長~くしてお待ちくださいませ。
数量限定ですので、ご支援ご検討中の方はぜひ、お早めに~(とさりげなくPR…)