2020/05/29 21:53

こんばんは、コワーキングスペースBreathの本多です。残すところクラウドファンディングもこの土曜日で終わり、あと1日というところまでやってきました。

今日までに88名もの方々にご支援いただき(末広がり!)、感謝の気持ちでいっぱいです。

写真は出来立てほやほやのカウンターでケーキを試食する私、ちょっと手タレっぽく撮れたので嬉しいです。笑

試しにウインナーコーヒーを作ってみました!

さて、今回のクラウドファンディングはまたまた私の思い付きで、計画性もなく、勢いだけで進めてまいりました。

性懲りもなくと言ったらそれまでなのですが、この5月はとにかく頭をひねり、できることをやる毎日だったと思っています。おそらく皆さんがそれぞれの分野でそうだったのではないかと思います。

不安を覚えることばかりが起き、先も見えない。そんな中でどう生活をしていくのか、あらゆる営みを続けていけばいいのか。

正解は分からない。それでも前向きに、勇気を持って歩みを止めなければ、何か少しはプラスになるだろう。それくらいの気持ちで、一歩一歩進んできました。

ドリンクにはかわいい金平糖が付いてきます
親子でぜひシェアしてくださいね!

目標金額はだいぶ大きく出してしまったので、第一ゴール、第二ゴールと設定すれば良かったなぁとまたこの計画性のなさが仇となっているわけですが、おかげさまで約100万円の工事費を皆さまからご支援いただき、本当に感謝しております。

(不足は給付金がもらえればそれで補填予定、これからどうなるのか分からない分とっとけばいいのに…と誰もが思うこんな時に設備投資をした私、正解は分かりません)


「まちづくり・地域活性化をジャンルに選んだ理由」

今回のクラウドファンディングをするにあたっては「飲食」を選ぶのが普通では?と思うところなわけです。

特に飲食が打撃を受けていると報道されている日々でしたし、そちらのほうが注目してもらえるのではというのもありました。

がしかし、最初によく考えました。確かに企画自体は飲食業支援だけれど、私たちがやっていること、目指すことは何なのか?と。

この1ヶ月、毎日お店を開け続けてもやっぱり答えは変わりませんでした。私たちは「まちづくり」をやっている。地域の方と一緒にBreathという空間を通じて、まちの一部をつくっているのだと。

感染症と戦う最中、少しだけ立ち寄って「今日は誰ともしゃべってないから一言でも発せられて良かった!」「ほっとした」とか、

このクラウドファンディングの支援者のページやSNSでも、皆さんがコメントくださったように、「近くにあって良かったお店」「まだ見ぬ未来へ期待!」「あそこに行けば何かある!」…そんなお店であることを私自身誇りに思います。


もちろんこれは私一人の力では全然なく、毎日お客様と接するスタッフの力が本当に大きいです。外出自粛という状況の中で店に出続け、テレワークをされるお客様の環境を守ろうとしました。そしてまた、地域の方々の心をほんの少しでも癒せたかと思います。

手前味噌ですみません。


最後に

書き出すと毎度長くなるのでこの辺りにしようと思いますが、今回のクラウドファンディングを通し、本当に血が通うようでした。会えない中でもSNSを通したくさんの方が情報を届けてくださいました。

お金だけでなく、あたたかい言葉をたくさんいただきました。

何度も店を続けられないと思ったことがありますが、踏ん張ってきて良かったと心底思います。

内装費をかけすぎたので出るに出られないというのもありますが(苦笑)、それでも私はこの場所でやれるところまで頑張りたい。誰かの役に立てることがある限り。

呆れる家族の顔が浮かびますが、強い意思を持って努力していきたいと思います。


残り1日、どうかどうかお力を貸してください。そして「キッチンBreath」に遊びに来てくださいね。密にならないように工夫してお待ちしております!それまでどうかお元気で。

(こんな長い文章をお読みくださりありがとうございました!)