セーバーイーツ茨城の戸田です。
今日は、行方市のなめがた地域医療センター様へ
洋食弁当(特製プリン付き)30個を届けました。
こちらの病院は、院長自らのリクエストがありました。
もしかしたら、すでに書いてたらごめんなさい。
セーバーイーツは受け入れ病院探しに難航しました。
医療現場がコロナで混乱し、
業者でさえもシャットアウトの時期に始まったセーバーイーツ。
資金すらもあやふやな状況の中、
JAとりで医療センター様や土浦協同病院様に持って行けたのは、
こちらの病院の院長先生のご紹介があったからです。
(ここは今度、詳しく書きますね)
実は、院長先生は、レストラン中台さんの女将さんの出産の時の担当医。
超未熟児で生まれて、
命も危ぶまれた中で生き抜き、「奇跡の子」と言われたそうです。
以来、30年近い付き合い。
セーバーイーツの受け入れ先が決まらず、女将さんに相談したら、
院長先生に相談してくれて、声かけをしてくれました。
今日のお弁当は、プリン付き。
石岡市の農家さんが
支援に使ってほしいと寄せてくださった平飼い卵を使っています。
(毎回、少しずつ中身が違います)
定休日だった昨日、今日の仕込みのために店に行ったシェフが
夜遅くまで帰ってこず、心配したと女将さん。
夜中までこのプリンを作っていたそうです。
中台シェフにとって、院長先生は長女の命の恩人。
口には出さないけれど、何か特別な思いがあったのかもしれません。
医療現場は、誰かの命の、誰かの家族の命の恩人がいっぱいいます。
そして、それはコロナの感染者の数に関係なく、どの病院にもいます。
「結果的にコロナ患者がいませんでしたが、
発熱などの疑わしい人は来院することもあります。
その場合は、コロナ患者と同じように防護服を着用して接遇せざるを得ません。
また、関連病院のとりで医療センターが院内感染が起きたのを受け、
色々と学び、感染予防をしっかりと行いました。
入館する患者さん、ご家族、業者さん全員に検温をしました。
朝から夕方まで交代制で職員総動員でやりました。
少ない人数の病院だからこそ、苦労する場面もありました」と職員の方。
そして、こうおっしゃっていました。
「医療現場で働く以上、当然だと思われているかもしれない現状を
こうして、わかってくれて
応援してくれるというのがありがたい」
皆様の思い、届けて参りました。
次は19日、霞ヶ浦医療センター様です。
残すところあと2回。
さみしいな・・・。