工房シーダーノ代表八尋です。ストロー用に栽培した大麦ですが、もちろん種子もたくさん収穫しました。
足踏み脱穀機以外、麦用の機会はありません。穂から実を取るのも、混ざったゴミを取るのもみんな手作業です。
茎を切り出す作業が少し落ち着いたので、取っておいた大麦の穂から実を取る作業をしました。
袋に入れて足でふみふみ。乾燥しているのでこれで外れますが、大麦の芒(のぎ:長い毛のようなもの)も一緒に細かく残ります。それを風にあおりながら飛ばしていきます。昔の唐箕(とうみ:風力で穀物に混ざった塵などを飛ばして選別する農具 )があればあっという間、なので農家さんの蔵にないか探してもらってます。
大麦の芒は太くて先はするどく、手袋をして長そでシャツを着ていてもいつの間にか肌をチクチクと刺しています。地味に痛いです。暑くて汗だくになるので、そっこーでお風呂に入りたくなります。
今回、残念ながらすべてを麦茶にするのはちょっと無理かも・・・(´;ω;`)ウゥゥ
来年の種も欲しいし、植えたいという人にもあげたいし、麦芽糖作りもやってみたいと、使い方は色々です。それでも残ったら、知り合いで鶏を飼っている方がいるので、食べてもらおうと思ってます。
機械があれば便利で早くできますが、一つ一つの作業を手でやってると、本当に昔の人はすごかったんだな~と感じるとともに、そういう作業を全部出来るんだと、ちょっと嬉しくなります。
ストロー作りが落ち着いたら、早く焙煎して今年の麦茶を飲みたいです。