ちょっとうれしいことがありました。
オンラインでお話したいと思います。
M9notesのデザインについてご説明します
M9notesは1200年前から伝わる仏教の智恵(マンダラ)をヒントに開発。3×3の9ケの正方形に手書きでメモすることで、“ひらめき脳”といわれる「右脳」を活性化するノートです。M9notesを使うと、脳が瞑想しているときと同じ集中状態となることから、マインドフルネスといわれる「自分の心を見える化」することができます。
デザインのポイント
仏教の智恵から生まれた 画期的なアイデア出しノートです。
”ひらめき脳”といわれる「右脳」を活性化するノートです。
3×3の9マスを使う。手書き。ゆっくり眺める。で今の自分の心を見える化(マインドフルネス)できます。
デザインが生まれた理由/背景
日本の仏教の聖地(京都・高野山)に行くと欧米人の観光客が沢山います。彼らはホテルでなく宿坊に泊まり、朝の勤行、瞑想、精進料理を食べ、寺院・寺社巡り、仏教の本質を知りたがっているように見えます。その理由に、仏教の智恵が原点の自己をありのままに観察するマインドフルネスに対する社会の関心が高まっていると感じています。
インターネットの発展で情報があふれ、感情が刺激されて心が混乱している人が多い。マインドフルネスで心を整えようとする人が増えていると言います。米IT大手グーグル社が2007年に社員研修でマインドフルネスを導入して話題になり、日本でも徐々に注目が集まっています。
私たちは、自分のことがわからないことから不安がたえずつきまといます。私は今こそ仏教の智恵を使って、今まで気づかなかった自分の才能、能力、意欲に気づき、本当の自分を知り安心を得て、人生とビジネスを豊かにできると思います。
デザインを実現した経緯とその成果
空海さんがマンダラを作ったときの思いと構造を理解し、従来のノートの持つ要素にとらわることなくシンプルなデザインを目指しました。 ノートのサイズは、目的がアイデア出しメモ帳なので、携帯性を重視し、欧米人でも使ってもらえるサイズにしました。
試作を重ねアンケートより、女性にA5サイズのノートが使いやすいことがわかり、A5サイズを作りました。 このノートをは手書きで書いて考えることを考慮して、万年筆のインクで書いて書きやすい、裏写りしにくい紙を選びました。
より右脳の活性化を図れるように、それぞれのページサイズの大きさの中で3×3の9マスの正方形の大きさや位置、余白とのバランス、罫線の色、用紙の色を工夫をしました。 紙色はより右脳で考えやすい青色のインクを使うことを想定して選びました。A4サイズはぺージを切り取って使うことを想定し、ぺージごとにミシン目を施しぺージをキリトリ易いようにしました。
デザインの改良、競合・類似デザインとの差異について
手帳のサイズです。欧米のモレスキンライン(140mm×90mm)と同じです。日本の手帳にはあまり無いサイズだと思います。日本で市販のもので共有できる手帳カバーなどありませんので、オリジナルの透明の塩ビ手帳カバーを製作しました。
競合といいますか、仏教のマンダラの発想から製品化されている手帳は、マンダラ手帳(クローバ経営)、MandalArtなどがあります。
M9notesは、右脳で考えるために工夫がしてあるノートです。
例えば、 3×3の9マスが正方形。 ページ内には、3×3の9マスの罫線以外に「Date.」「title.」「ページ番号」などの余計な装飾はありません。 使い方の決まりはありません。(自由です)
全て日本製で作る、マンダラの思想と手法、紙、印刷、製本、工場(ナカバヤシ出雲工場)「Made in Japan」にこだわりました。 表紙のMade in Japanに誇りがあります。