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【新型コロナ】カンボジア最貧困層女性の生活を守る!自立への道を閉ざさない緊急支援

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

コロナの影響で経済が大打撃を受けたカンボジア。私たちが共に働く女性の家族もほぼ職を失っています。「今月を乗り切る現金がない。」食費を切り詰めても借金返済が回らず、見えない明日に不安を重ねる日々。彼女たちがこの危機を乗り越え、自立への歩みを続けられるよう、緊急支援を行います。ぜひご支援をお願いします。

現在の支援総額

7,867,770

112%

目標金額は7,000,000円

支援者数

370

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/05/16に募集を開始し、 370人の支援により 7,867,770円の資金を集め、 2020/06/14に募集を終了しました

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【新型コロナ】カンボジア最貧困層女性の生活を守る!自立への道を閉ざさない緊急支援

現在の支援総額

7,867,770

112%達成

終了

目標金額7,000,000

支援者数370

このプロジェクトは、2020/05/16に募集を開始し、 370人の支援により 7,867,770円の資金を集め、 2020/06/14に募集を終了しました

コロナの影響で経済が大打撃を受けたカンボジア。私たちが共に働く女性の家族もほぼ職を失っています。「今月を乗り切る現金がない。」食費を切り詰めても借金返済が回らず、見えない明日に不安を重ねる日々。彼女たちがこの危機を乗り越え、自立への歩みを続けられるよう、緊急支援を行います。ぜひご支援をお願いします。

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こんにちは。SALASUSUスタッフの後藤です。いつもSALASUSUの活動をさまざまな形で応援いただき、本当にありがとうございます。このクラウドファンディングを実施してから約1年が経とうとしており、時の流れの早さに驚いています。改めまして、応援いただいた皆さま本当にありがとうございました。そして、今回はこのクラウドファンディングを通じて私たちの活動を応援してくださった皆さまにご報告したいことがあり、活動報告を書いています。これまで42名の女性たちが私たちの工房でものづくりに取り組んでいましたが、この度、2021年3月末を持って、21名が工房を卒業することになりました。多くの女性たちが工房を離れることに驚かれる方が多いのではないかと思い、その経緯をしっかりお伝えしたく、今回の記事を書きました。少し長くなりますが、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。(同じ内容の記事はSALASUSUのWEBページ「こちら」よりお読みいただくこともできます)コロナ禍での女性たちの成長私たちがこれまで目指してきたのは、最貧困層出身である女性たちが、どんな場所にいても自らの力で良い意思決定を重ね、自分らしい人生を切り拓いていけることです。そしてSALASUSUの工房は、その土台となるライフスキルや「自分ならできる」という自信を育む場所としてこれまで運営してきました。女性たちは毎月安定した給料をもらいながら、安心・安全の中で学び、成長を遂げ、工房を卒業して新しい挑戦を重ねてきました。しかし、今回のコロナウィルスは、そんな安心・安全を彼女たちから奪っていきました。家族の多くが失業し、現金収入がなくなったことで、一気に貧困に舞戻ってしまう可能性のある女性たちもいました。SALASUSUとしても約7割を占めていたカンボジアでの商品売上がなくなり、収入が激減。生産する商品がなくなってしまったと同時に、政府からの通達もあり工房を一時閉鎖せざるを得なくなりました。いつも賑やかな工房は閉鎖で静まり返りましたそんな中SALASUSUでは、工房が閉鎖した2020年3月から約9ヶ月に渡って、女性たちの給料を補償し続けてきました。その方針を決めた背景には、さまざまな葛藤もありました。これまで彼女たちが自立のために学び続けてきたのであれば、まさにこういった緊急事態にでも彼女たちは自力で対応できるはずではないか。だとすれば、現金を支給することは彼女たちの自立を妨げることになるのではないか。しかし、議論を重ねるうち、最低限の安心安全を確保した上で、彼女たちがこの危機を乗り越えるという機会からしっかりと学べるような環境を用意したい、今後同じ様な状況が訪れても、自分で人生を切り拓いていけるような経験と自信をつけて欲しい、そんな想いで給料を補償し続けることを決め、一人一人の状況を注視しながらフォローアップを継続してきました。そしてまさに工房が閉鎖してからの約1年間、女性たちはこの状況を乗り越えるために、自ら様々な新しい挑戦を重ねてきました。家畜や野菜を家で育て始めたり、小さな商店を始めたり、家でものを作って販売したり。家で働いてみる、という経験を通じて、育児と仕事の両立のために、工房を卒業することを自ら決めた女性もいます。2020年11月からは人数を調整しながら工房も再開しましたが、日々刻々と状況が変わり、通常とは異なる役割分担や納期を設定せざるをえない中でも、女性たちはなんとか期限内にやり遂げようと、スタッフと共に試行錯誤を続けてくれました。工房では物静かだった彼女が、養鶏への挑戦を嬉しそうに語る姿はとても頼もしかったです工房再開の様子。仲間と笑い合える空間があること、自分のスキルを使い誰かの役に立てることには大きな価値があると改めて感じましたそしてその過程で、彼女たちは私たちの想像以上に、より自信をつけ、成長していきました。私たちが大切だと信じてこれまで積み重ねてきたライフスキルトレーニングや、日々のサポートの結果を嬉しく思うと同時に、挑戦せざるをえないような環境の変化が、彼女たち自身の行動や成長を加速させるということを学びました。もちろんまだサポートが必要な女性たちもいますが、彼女たちであれば厳しい環境の中でも自らの力で前に進み続けることができる、そんな確信を持つこともできました。SALASUSUにとって工房とは何かー工房役割の再定義一方で、工房の存続については、2020年の前半からその方向性について検討を続けてきました。コロナの影響で以前のような生産の需要がすぐに戻らないことは明らかであり、工房それ自体の経営状態は純粋に厳しい状態でした。そんな中、今必死にこの工房を継続させることにはどんな意味があるのか。長年工房を続けてきたという愛着や、目の前にいる女性たちへの情から、ただ漠然と工房を存続させるために奔走することは単なる延命措置に過ぎません。だからこそ一度原点に立ち返り、工房がもたらした価値があるとしたらそれは何だったのか、何がそれをもたらしたのか、そしてそこから、SALASUSUが社会に生み出したいインパクトを創出する、ということにとって工房の存在意義は何なのかをじっくり見つめ直すべきだと考え、議論を重ねてきました。その過程では、外部専門家の力も借りながら、これまで工房がもたらした社会的な価値や、その創出に重要な要素を洗い出すための評価も行いました。非常に多くの変化のストーリーを通じて、工房の場としての力強さや、これまで培ってきた「仲間と学ぶ」「安心・安全」などの教育哲学の重要性、「ライフスキル」という概念を習得したことによる自己認識の変化を改めて確認することができました。工房を卒業した後も豊かに成長が続いている卒業生の姿も数多く見ることができ、新しい場所でも工房での学びが活かされ、成長が続いていることも確信しました。数年前に工房を離れ、夫とともに電器屋を営む卒業生。最近2店舗目をオープンしたそうです。約半年間にわたって、工房の閉鎖や規模の縮小、業態の変更等、さまざまなシナリオを想定し検討を重ねてきましたが、最終的には現在と同様に工房の形を取り、ものづくりを起点とした女性たちの成長支援を継続していくことを決めました。しかし、SALASUSUにとっての工房の役割は整理をし、再定義することにしました。私たちSALASUSUが、全ての事業において最も大切にする核となるのは、SALASUSUの5つの哲学です。そして工房は、その哲学そのもの意味や実現を問い続ける場、そして哲学を体現する女性たちの変化を観察し、実現のために何が必要であるかを「研究開発」する場として、継続していきます。工房はSALASUSUにとっての一番の「現場」であり、サポートにあたるスタッフやトレーナー、そしてSALASUSUの教育メソッドにとって、原点となる体験を積む大切な場所です。さらに工房では、農村の最貧困家庭出身の女性たちという非常に難しい背景を持ったターゲットを対象としており、彼女たちの変化や成長を促すためには、本当に意味のある教育・サポート手法を開発する必要があります。だからこそ、この工房事業では卒業・採用・雇用人数など数でインパクトを出していくのではなく、この場所でさまざまな教育や、核となる哲学を体現する試みをたくさん行い、たくさんの学びを抽出することに注力したい。そして、そこでの学びを工房外、具体的にはカンボジアの政府・企業・NGO・学校、さらには世界中に広げていくとともに、その経験や学びを通じて、さらにより良い教育哲学やメソッドをこの工房で働く女性たちに還元していきたい、そう考えるに至りました。そして、この工房の役割の変化、またこのコロナ禍での女性たちの成長を鑑み、42名の作り手から現状の財務・生産状況で雇用し続けられる21名をスペシャリスト(その部門でスキルが高く、新人にも指導ができる)として改めて工房内で採用、もう21名は卒業し、工房の外で各々のキャリアを重ねてもらうという方針を決定しました。卒業のプロセスと現在の状況について昨年12月頃にこの卒業方針を決定し、そこから一つ一つ、準備を進めてきました。女性たち全員に方針を共有した上で、工房で働き続けることを希望する女性たちを公募し、1人1人と面談を行いました。そして、スタッフ内で何度も議論を重ね、スペシャリストとして採用する21名を決めました。できる限り丁寧な説明とフォローアップを心がけてきたものの、この方針を発表し、実際誰が残って働くのかが発表されてから、工房内では大きな動揺がありました。卒業することに気持ちの整理がつかず、一時直接連絡が取れなくなる女性たちもいました。工房に残る女性たち、サポートにあたるスタッフにとっても非常に辛いプロセスであり、涙する場面も多くありました。そんな中で、あえて団体への不信感や将来への不安など、ネガティブな感情を取り扱う場を積極的に作り、スタッフも含めて全員が抱える感情を共有し合いました。また、苦しいながらも今回の卒業を良い意思決定を重ねる機会とし、工房から離れても彼女たちが成長し続けられるよう、卒業後の具体的なキャリアプランについて考えるためのトレーニングや、村でビジネスを行うスタッフとの意見交換、実際のビジネスチャレンジをサポートするための仕組みの提供等も行っています。卒業後のプランを考え、共有するトレーニングの様子今後働く場所が違っても、お互いにどうしたら励まし合い続けられるかをみんなで話し合いましたもちろん、卒業する女性たちに100%納得してもらえたかというとそうではないかもしれません。しかし、根気強くサポートし続けること、対話を続けることで一人一人との関係性が深まり、現状では多くの女性たちが卒業後の生活に目を向け、前に進もうとしています。実は、大規模な卒業式を3月末に企画していましたが、2月以降、カンボジア国内でコロナの感染が急激に拡大し、延期を余儀なくされてしまいました。今後も関わりは続くものの、一つの節目として女性たちも楽しみにしていた場でもあり非常に残念でしたが、状況が落ち着き次第、再度開催を検討したいと思っています。3月末をもって実質的には21名が工房を卒業しましたが、4月以降も新しい場所での挑戦を振り返るトレーニング、成長をサポートするカウンセリングを月に1~2回、約半年間継続していきます。4月の下旬には第1回のトレーニングも実施し、多くの女性たちの元気な姿を見ることができました。1人の卒業生の声をご紹介します。「卒業すると聞いた時は、これから何をしたらいいのか、自分には何ができるのか分からず、とても不安でした。スタッフの助けも借りながら今後に向けての計画を考え、家庭菜園でレタスを育てていた経験があったので、それをやってみることに決めました。初めのうちは自信がありませんでしたが、勇気を持って始めてみると、たくさんのレタスを収穫することができました。挑戦したら自分もできるんだということに気づき、そこから育てるレタスの量を増やしていきました。SALASUSUから受けるサポートも、やってみようという気持ちを後押ししてくれました。今では工房で働いていた時よりも、多くのお金を稼ぐことができ、家族ともずっと一緒にいられて、とても嬉しいです。工房のみんなを恋しく思うこともありますが、挑戦できてよかったと感じています。これからも家族を安定して支えるために、もっともっとがんばりたいです。」家の周りには10もの栽培スペースが。今後隣の土地も借り、まだまだ増やしていくそうです現状は多く女性たちが「ニワトリや豚などの家畜を育てる」「家でお菓子を作って売る」「技術を身につけるためにサロンで働く」「街のレストランで働くことに挑戦する」など、具体的なプランを持ち、新しい場所で前向きに挑戦しています。一方で、中には自分の意思が持てない、やりたいことはあっても行動に繋げることが難しいという女性もおり、引き続き、工房の外でも挑戦・成長を促せるよう、関わり続けたいと思っています。最後に今回の卒業生たちの多くが今自信を持って挑戦できているのは、コロナ禍の最も辛い時期に、安心してさまざまな挑戦を重ねる経験を積むことができたからだと強く感じています。そしてそれは、葛藤がありながらも給料補償を一定期間続け、その成長機会を作ることができたからこそであり、そこでの経験や自信が今新しい場所での挑戦につながっています。その実現をクラウドファンディングを通じて応援してくださった方、サポーター会員・都度のご寄付、商品の購入等で支えてくださった方には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。大変だけれど、養鶏を通じて、自分の力でお金を稼ぐことができて嬉しいと話してくれた卒業生今後も工房で働くスペシャリストは、より良い商品を作り皆さまにお届けできるように、卒業生は新しい場所で自分らしく人生を歩んでいけるように、スタッフ一同力を合わせて、サポートを継続していきます。工房では、まさに研究開発の場としてより価値のある教育プログラムを開発するため、これまでよりも短い期間で新規の女性たちを受け入れるインターンシップ制度の開発にも挑戦する予定です。これからも本ブログ、SNS等で卒業生、工房で引き続き働く作り手、新入生の様子も報告していきたいと思っています。今後も、SNSでのいいねやシェア、商品の購入、サポーター会員としての参加や都度のご寄付を通して、私たちの活動を応援いただけると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。ご意見、ご感想などございましたら、ぜひ以下のフォームよりお寄せいただけると幸いです。ぜひ引き続き、SALASUSUをどうぞよろしくお願いいたします。SALASUSUスタッフ一同【本内容についてメッセージを送る】ご意見、ご感想は「こちら」※「お問い合わせ内容」の箇所にご記入ください。【月々1,000円〜のご寄付で作り手の女性たち、工房の活動を応援する】SALASUSUサポーターについて詳しくは「こちら」【工房で作られた商品を購入する】SALASUSUオンラインショップは「こちら」


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こんにちは。スタッフの川路です。いつもオンラインツアーのサポートやSNSの更新などを中心に日本で仕事をしています。クラウドファンディングでは皆さまにメッセージをお送りしたり、イベントや告知の準備を担当していました!改めて、クラウドファンディングを通じてご支援をくださった皆さま、本当にありがとうございました。今回リターンとして様々な商品を用意させていただき、すでにお手元に商品が届いた!という方もいらっしゃるかと思います。そして、今回ご用意したリターンの中で、新しく開発したのがこちらのエコバッグ。本日はこの「エコバッグ」の制作過程をご紹介します!全6色のエコバック。どの色かは届いてからのお楽しみです。実はこのエコバック、SALASUSU内では「モンクバッグ」と呼ばれています。「モンク」とはお坊さんのこと。カンボジアではお坊さんが布製の丈夫なバッグを斜め掛けして毎朝托鉢に回り、いただいたお供え物をこのバッグに入れて運びます。その光景にインスピレーションを得て、デザイナーの菅原がデザインしたこのバック。仏教徒が多いカンボジアならではの商品ですね!街中を歩くお坊さん。肩にかけているのがそのバックです。制作過程をご紹介!カッティング部門、ミシン部門、品質管理部門の3つの部門が協力して作っているこの商品。一つ一つ、工程をご紹介したいと思います。まずは、商品の型に合わせて布に型どりをし、裁ちばさみでカットするカッティング部門。ここで規定のサイズ通りにカットできていないと、次の工程できれいに縫えないため、慎重に一つ一つカットしていきます。丁寧に、サイズを測って切っていきますそして、カッティング部門が切った布を縫い合わせるのがミシン部門。これも一つ一つ、手作業で縫っていきます。今回初めて制作したモンクバッグ。作るのに慣れるまではみんなとても苦労したそうです。特にミシン部門では、ポケットの内側につけるラベルの位置を決めるために、ひとつひとつきちんとサイズを測り、そこからずれないようにまっすぐに縫うのがとても大変だと話してくれました。真剣な表情で、どうすればきれいに縫えるのか試行錯誤しています最初は一日に1個しか作れませんでしたが、最後には少しずつ慣れてきて、一日になんと7個も縫いあげられるようになったとのこと!作り手たちの成長ぶりにはいつも驚かされます。そして最後に、縫い上がった商品は品質管理部門へ。ここで行われる工程では、ミシンで縫った後に出ている糸をきれいに切ったり、サイズを測る際に目印として付けた線を歯ブラシできれいに消すなど、細かく最後の仕上げをしていきます。 また、カッティングや縫製の工程にミスがないか、お客さまの手に渡って問題ないかどうか、商品全体の品質をチェックするとても大切な部門でもあります。内側に出ている糸を一つ一つ切っていきますおしゃべりしながらも、作業はきっちり!ひとつひとつ丁寧に、クラウドファンディングのご支援への感謝をこめて作ったバックです!実はこのモンクバック、内部でもかわいい!と好評のため、近々一般のお客さまにも手にとっていただけるよう、準備を進めています。そんな中で、今回のクラウドファンディング商品限定となっているのは「 Enjoy Your Own Life Journey(人生の旅を楽しもう)」というロゴがプリントされていること。これは私たちの団体がとても大切にしている考え方で、スタッフ・作り手を含め、SALASUSUに関わってくださる皆さまに、私たちの活動や商品を通じて、自分の人生を楽しむきっかけを感じてもらいたいという思いを込めています。バックについているポケットの内側には、カッティング、ミシン、品質チェックを担当した作り手のスタンプも。また今回、皆さまのリターン制作を担当した作り手についてじっくり知っていただきたいという思いで、彼女たち1人1人を紹介する映像を見ていただけるサイト「Meet Your Craftsperson」をオープンしました!以下のサイトから、スタンプの番号と名前で皆さまの商品の制作を担当した作り手の映像が検索いただけます。商品がお手元に届いたらぜひ見てみてくださいね。「Meet Your Craftsperson」サイトはこちらエコバックを選んでいただいた皆さまには、本日より順次発送をしてまいります。もう少しお待ちください!最後に私自身、このクラウドファンディングを通じてたくさん元気をもらい、たくさん励まされました。「いつも元気をもらっています、ありがとう!」「コロナが収まったら工房に遊びに行きます!」など、皆さまからは温かいメッセージをたくさんいただきました。そして、皆さまからいただいたメッセージを他のスタッフに共有するたびに、「お客さまからこんなうれしいメッセージをいただきました!」「これからも頑張りましょう!」「SUSU!!」内部でもこんな会話が生まれていました。オフィスに行けず、それぞれが自宅で仕事をする日々が続いていましたが、皆さまからのメッセージは、スタッフ全員が同じ方向を向いて頑張れる力にもなっていたと感じています。作り手の女性たちの生活を守るためのクラウドファンディングでしたが、作り手の女性たちだけではなく、カンボジア人スタッフ、日本人スタッフともに、皆さまからの応援にたくさん励まされました。緊急事態宣言が発令されるなど日本も大変な状況にあったにもかかわらず、カンボジア、そして私たちSALASUSUに思いをはせてくださったこと、本当にうれしかったです。本当にありがとうございました。これからもSALASUSUスタッフ・作り手一丸となって、活動を続けていきたいと思います。ぜひ、これからも応援をよろしくお願いいたします!コロナ前の集合写真。また早くこんな風に全員で集まりたいです!***SALASUSUの魅力をじっくり伝える「SALASUSU Paper」第二号がまもなく発行!SALASUSUで働く作り手女性・スタッフのことや、私たちが大切にしている哲学をお伝えするフリーペーパー「SALASUSU Paper」。第一号はSALASUSUでの「ものづくり」についてお伝えしてきましたが、今回第二号は工房での「ひとづくり」についてじっくりお届けします。今回、商品のリターンを選んでくださった方には郵送でお送りさせていただきます。ご寄付のみくださった皆さまも、以下より郵送のお申し込みをいただくことが可能です。よろしければぜひ手にとってお読みいただけると嬉しいです!郵送のお申し込みはこちら


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こんにちは。スタッフの後藤です。前編の記事ではSALASUSUの工房での活動についてご紹介しました。後編では、工房以外の場所で始まった新しいオンラインプロジェクトや、SALASUSUの組織としての取り組みについてご紹介したいと思います。最後には、代表青木からのメッセージもあります。ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。みなさまから今回のクラウドファンディングを通じていただいたご寄付は、以下にご報告する2プロジェクトにまつわる撮影費用、スタッフの人件費等の一部としても活用させていただいています。本当にありがとうございます。国営テレビにSALASUSUのトレーニングが登場予定!実はコロナ以前から、独自に開発したライフスキルトレーニングをオンライン化し、広くカンボジア全土に広げるための試行錯誤を続けていました。日本の研修会社さまの協力の元、いくつかのトピックはすでにオンライン化され、工房内や首都プノンペンで現地企業に向けてトレーニングを提供していた実績もあります。映像を使い、トレーニングを提供している様子そして今回その実績が認められ、カンボジアの教育省から依頼を受け、若者向けの国営テレビプログラムの制作を一部SALASUSUが担当することになりました!カンボジアでは現在もコロナの影響で、学校の休校措置が続いています。そんな中でも子どもたちや若者の学習をサポートしようと、カンボジア教育省により国営テレビを通じて新しい教育プログラムの配信が始まっています。その一部に、私たちの工房で開発したライフスキルトレーニングが使われることになったのです。カンボジア教育省との打ち合わせの様子プログラムの内容は、「人と円滑に関係性を築くにはどうしたらいいのか」というコミュニケーションや、「時間を守るとはどういうことなのか」というタイムマネジメントなど、私たちの工房で提供しているライフスキルトレーニングがベースになっています。テレビ番組ということで基本的には見るだけになりがちですが、私たちがこだわっているのは、内容を理解するだけでなく自分で体感し、いかにそこから行動に移せるか。今回も、体を動かすアイスブレイクから始まり、生徒役のスタッフがアシスタントとして参加。「最近こんなことがあったのよね〜」と若者に身近な話題を題材にしてみたり、実際のワークショップを取り入れたりと、テレビの前にいる若者たちが体感しながらメッセージを感じられるような工夫をたくさん凝らしました。トレーナースタッフによる撮影の様子。本格的でとても緊張したとのこと!ロールプレイなどもたくさん取り入れていますもうすぐ制作も終了し、近々リリース予定とのことで、スタッフもドキドキ。このオンラインプログラムが、国営放送によって配信されることでライフスキルを学ぶきっかけが生まれたり、その重要性、魅力がカンボジアに広く伝わったらと思っています。工房ツアーもオンラインに!コロナ前は年間約2,500人が訪れていたSALASUSUの工房。現在は訪問の受け入れも停止しています。そんな中でも工房の空気感を感じたり、作り手の女性たちと繋がってもらいたい。そんな想いで始まったのがオンラインツアーです。現在は日本の企業や学校関係者の皆さまに向けて、オンラインでカンボジアと繋ぎ、社会課題について考える研修・リーダーシップツアーの提供を実施しています。学校さまとのスタディーツアーの様子市内から工房までの道のりを映像で紹介し、工房はライブでスタッフが案内しながら、作り手の女性たちもオンラインで参加します。中には農村の自宅から自力でオンラインツールにログインし、参加ができるようになった女性たちも。「工房が閉鎖している中で身についたのはzoomを使うスキルです!」「日本の景色や家の様子をオンラインで見せてもらって感動した!日本に行ってみたいと思った」女性たちからはそんな声も上がり、新しいことにチャレンジしたり、自らの視野を広げ成長する機会にもなっています。企業・学校さまだけではなく、より多くの皆さまにお届けできるコンテンツも現在開発中です。近々発表予定ですので、その際にはSNS等でお知らせします。ぜひ楽しみにしていてください!SALASUSUの組織としての取り組み〜団体の存続とその先を見据えた哲学〜これまでSALASUSUではカンボジアでの店舗における商品売上が、団体全体の収入の約7割を占めていました。コロナにより海外観光客が訪れなくなったことにより、収入も激減。一時は団体として存続の危機にも直面していました。しかしこの数ヶ月間、この状況を良い変化の時期と捉え、スタッフ一丸となって試行錯誤を続けてきました。オンラインでの新しいサービス開発や、助成金の申請などにも取り組み、そしてJICAとのプロジェクトにも内定したことで(詳細は別記事で改めてご報告します)財務的にもなんとか安定することができました。このクラウドファンディングを通じたご支援のインパクトも非常に大きく、この先数年間は安定して事業を継続することができる見込みです。本当にありがとうございます。新しくSALASUSUとして活動を再構築していく中で、時間をかけて考えてきたのが、私たちが実現したい世界、生み出したい変化、そして大事にしたい哲学とは何なのかということ。何度も何度もマネジャー陣と共に話し合いを重ね、少しずつ私たちが大切にしたい哲学が定まってきました。ちょうど来週には、その哲学をスタッフ全員で共有し、深めるワークショップも予定しています。ただ環境に合わせて形を変え、事業を継続するだけでは意味がありません。事業を通じて大切にしたい哲学を体現し、多くの人に価値を届けられているかどうか。そこにこだわって、これからも進化を続けていきたいと思っています。近々、みなさまにもSALASUSUが大切にしたい哲学をお披露目したいと思っています。ぜひ楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。最後に〜代表青木からのメッセージ〜3月にコロナの感染拡大が始まってから、スタッフ一丸となって必死に走り続けてきました。半年強が経った今、やっと一息つくことができるように感じます。この半年を振り返ってみると、第一に女性たちやスタッフの生活を支えるということ、第二に団体を存続させるということ、そして最後に何のために団体を存続させるのかを、SALASUSUの哲学を言語化・共有することによって明らかにすることに、多くのエネルギーを注いできました。この困難を乗り越えていく中で、経営陣・マネジャーの絆や一体感も以前に増して強くなり、団体としてより強くなったと感じています。「コロナがあってよかった」とは決してならないですが、「あの時コロナにしっかり挑めたから今がある」と言えるほど、良い時間を過ごすことができたと思っています。特に団体としての哲学を考えるに当たって、「自立とはどういうことか」「SALASUSUがある世の中はどれくらい意味があるのか」「自分自身はなぜSALASUSUに関わっているのか」ということについてじっくり考え、対話を重ねてきました。時には意見がかみ合わないこともありましたが、ここまでみんなで大切に作ってきた哲学を、スタッフが好きだと言ってくれることが今とても嬉しいです。さらに、その哲学を自分のものとして他の人に語るスタッフの姿をみたときには、心から感動しました。このように本当に大切なことに向き合い、じっくり考える時間を作ることができたのは、本当に皆さまのご支援のおかげです。また、皆さまが様々な形であたたかいメッセージを送り、応援し続けてくださったからこそ、苦しい中でも活動に自信を持ち続けることができました。今後の3年で、SALASUSUはまた大きく成長し、より多くのカンボジアの人達の力になれると思っています。また、皆さまにも今回いただいた応援の恩返しをしたいと思っています。改めまして、この誰もが大変な時期にSALASUSUの活動に思いを馳せ、ご支援をくださり本当にありがとうございました!全員参加のオンライン朝礼で集合写真最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。一旦活動のご報告は以上となりますが、来週には今回のクラウドファンディングのリターンの制作・発送の様子をご報告する予定です。お楽しみに!


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こんにちは。スタッフの後藤です。改めまして、先日のクラウドファンディングを応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました!おかげさまで、スタッフ・作り手の女性たちが一丸となり、引き続き現地で活動を継続することができています。今回は前編・後編の2回にわたり、カンボジアの工房・作り手の女性たちが今どのような状況なのか、みなさまのご支援によって現地でどのような活動ができたのか、しっかりご報告したいと思っています。少しお時間が空いてしまい本当に申し訳なかったのですが、このようにご報告できることをとても嬉しく思っています。最後にはカンボジア人スタッフからのメッセージもあります。ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。(もしお時間がない方は、最後のメッセージだけでもお読みいただけるととても嬉しいです!)カンボジアの状況について現在カンボジアでの感染者は累計275名に留まり、最近ではほとんど感染者も確認されておらず、現地の人の生活は徐々に元に戻りつつあります。8月にはお正月が、9月にはお盆の大型連休があったカンボジア。国内の移動は特に規制もなく行えるため、首都プノンペンなどからは国内観光客も訪れ、少しずつ街も活気を取り戻しているように感じます。一方でシェムリアップで産業の要となっていた海外からの観光客は引き続き全く見られず、観光業全体としては厳しい状況が続いています。一時は全てシャッターが閉まっていましたが、少しずつ再開する店も増えてきましたこの状況を踏まえ、3月から閉鎖していたSALASUSUのショップも週末のみ営業を再開しました。まだまだ以前と同じようにはいかないですが、まずは「お店を再開できた」ということが店舗に立つスタッフのエネルギーになっています。約半年ぶりにオープンしたオールドマーケットショップSALASUSUの工房・作り手女性たちの状況についてSALASUSUの工房は、政府の通達により通常稼働できない状態が続いています。しかし、大変ありがたいことに日本・台湾での商品の販売が好調であり、感染の状況も落ち着いてきていることから、8月より人数を制限しながら部分的に工房を開け、ものづくりの活動を再開しています。10名以上が集うことのないよう、生産量が多い時期にはスタッフの家にミシンや素材を持ち込み、リモート工房を作るという工夫もしながら、なんとか生産を続けています。リモート工房で働く作り手の女性たち(撮影時はマスクを外しています)家では食事を切り詰めているという声を受け、栄養満点の給食も再開しましたみんなでおしゃべりしつつ、たまには笑い転げながら一生懸命ものづくりに取り組む女性たち。直接家庭訪問に行くと、家計や家族の問題など様々な不安を口にする女性たちも多いですが、工房では表情も明るく、生き生きと働いている姿に胸がいっぱいになりました。こうして仲間と集い、笑いあえる空間があること、目の前に集中できる仕事があること、自分のスキルを使い誰かの役に立てることには大きな価値があるのだと改めて感じました。工房に入る前の体温チェックとマスクで感染予防もしっかりと工房では現在、以下の活動を実施しています。みなさまからいただいたご寄付は、女性たちに支給している現金、スタッフの人件費、その他交通費や衛生用品の購入費など、以下にご紹介する活動にまつわる費用として活用させていただいています。本当にありがとうございます。1)給料とほぼ同額の現金支給を継続作り手女性たちの最低限の安心・安全を確保し、この時期を成長の機会にできるよう、43名全員に給料とほぼ同額の現金を支給することができています。農村での雇用の機会は引き続き少なく、家庭の収入が不安定な女性たちも少なくありません。そんな中、SALASUSUからだけでも毎月安定した収入があることで、極度の貧困状態に陥いることを防いでおり、彼女たちがこの危機を乗り越えていく土台となっているように感じています。彼女たちからは以下のような声が届いています。「家族の収入が安定せず、ローンの返済もある中で、毎月安定した給料があることに本当に感謝しています。この現金がなかったら、この難しい状況をどう乗り越えれば良いのか冷静に考えることができなかったと思います。」「毎月これまでと同じ給料を受け取ることができて、本当に助かっています。この現金があるからこそ、この不安定な中でお金を稼いでいくために、ニワトリを飼い始めたり、野菜を育て始めたりと、将来の準備をすることができています。本当にありがとうございます。」工房閉鎖中に子どもが生まれた作り手女性も!2)カウンセリングの継続で課題を抱える女性が6割から3割に月に約1回のペースで直接彼女たちの家を訪問し、政府からの通達や団体の重要情報を伝えるとともに、一人一人の状況を把握するためのカウンセリングも継続して実施できています。家族が職を失いローンの返済ができない、ずっと家にいることで家族との関係が上手くいかないなど、問題を抱えている場合は訪問の頻度を増やしています。また、電話やメッセンジャーでこまめに連絡をとるなどして、彼女たちが自らの力で乗り越えられるよう、問題解決に伴走しています。農村の家に訪問してのカウンセリングの様子工房が閉鎖した当初は約6割強の女性たちが経済的・精神的な課題を抱えており、個別のフォローアップが必要な状況でしたが、継続的にサポートすることで、現在は約3割程度まで落ち着いてきました。しかし、引き続き収入が安定しない状態が続いている家庭も多くあります。さらなる借金を重ねたり、危険な出稼ぎに出てしまうことのないよう、こまめに連絡を取ってつながり続けること、相談役としてともにそばにいることに努めていきます。3)この危機を成長の機会に変える、トレーニングの実施コロナの感染拡大が始まった頃には、各家庭に訪問しての手洗いトレーニングや、石鹸・消毒液の配布を実施してきました。手洗いトレーニングの様子。子どもたちも一緒に手に書いたばい菌の絵を落としていきますそして今、感染状況・女性たちの状況が落ち着いてきたことを踏まえて、先月よりさらなるトレーニングを実施しています。困難な状況の中で様々なチャレンジを重ね、なんとかこの状況を乗り越えようとしてきた女性たち。しかし、彼女たちにとってそれをじっくりと振り返る機会は多くありません。時間をとって振り返りを行うことで、自分自身の成長を感じたり自信に繋げるという狙いのもと、このトレーニングを実施しています。具体的には、4〜6人程度のグループで集まり、「直近1ヶ月でSUSU(頑張った)したことは?」というテーマで絵を書いてもらいます。読み書きが難しい女性たちでも、絵を書き発表するという形をとることで自分の伝えたいことをしっかり話すことができます。彼女はニワトリやカモを飼い始めた、野菜を育て始めた様子を書いて発表してくれました今後のために新しく家畜を育て始めた、髪飾りを作って近隣の人に売り始めてみた、毎日の子育てが大変、工房で久しぶりに仲間と一緒に働いた、など本当にたくさんの声が上がりました。まだまだサポートが必要な女性もいますが、これまで工房で培ってきた力を発揮し、自らこの状況を打破しようとしている姿が予想以上に多く見られ、私自身も驚き、励まされました。工房ではおとなしかった女性が自分の新しいチャレンジを生き生きと語る様子や、今直面している困難を涙ながらに語り、それに対して他の女性たちがアイディアを出して励まし合う様子なども見られました。失敗も成功も含めて、たくさんのチャレンジを重ねていることを改めて振り返り、その挑戦を仲間と共に祝ったり、学びを共有すること。一人では乗り越えられない時に、相談できる相手がいるんだということを感じられること。そんな場を持ち続けることが、彼女たちが自らの力で前に進み続けるために重要だとも感じました。これからも、継続的に実施していく予定です。SALASUSU経営メンバー、カンボジア人スタッフVuthikからのメッセージ前編の最後に、約8年間工房で作り手の女性たちと共に働き、生産部門のマネジャーもつとめるVuthik(ブッティ)から、皆さまへお礼のメッセージをお届けします。今回は私たちの活動にご支援をくださり、本当にありがとうございました。世界中の誰しもが苦しさに直面するこの時期に、私たちのことをご支援くださったみなさまには、十分にお礼をお伝えできる言葉が見つからないほど、心から感謝しています。毎日、作り手女性たちの笑顔と様々な活動でいっぱいだった工房がコロナの影響で閉鎖し、静まりかえった様子を見たときには本当に心が痛みました。しかし、今少しずつではありますが工房に人が戻り、生産も再開でき本当に嬉しく思っています。私がこの期間もっとも嬉しかったのは、作り手の女性たちがSALASUSUの一員として一生懸命この工房を支えようとしてくれたことです。全員に一律で現金を支給しており、家族の収入を賄うために空き時間で日雇いの仕事をしている女性もいる中で、生産を再開すると告知した時、多くの女性たちが手伝いたいと自ら手をあげてくれました。そして、日々刻々と状況が変わり、通常とは異なる役割分担や納期を設定せざるをえない中でも、女性たちはなんとか期限内にやり遂げようと一緒に試行錯誤を続けてくれました。普段よりこまめに確認の連絡をくれたり、女性たち同士で話し合い問題を解決していたり、新しい作業も嫌がることなくチャレンジしてくれたり。「いつもより限られた人数で作業を完了させるために、自分の中でたくさん工夫をした。なんとか時間内に終わらせることができてよかった」「これまでやったことのない作業を担当することができた。最初は難しかったけど、新しいスキルを身につけることができてうれしかった」彼女たちからこんな声も聞かれ、この難しい状況を成長の機会に変え、チャレンジを楽しんでいる姿に、改めて彼女たちの大きな成長を感じることもできました。そして、この難しい時期をともに乗り越えることで、私たちスタッフと作り手の女性たちの絆もさらに深まったように感じます。まだまだ以前と同じようにはいきませんが、引き続き彼女たちと共に頑張っていきます。このように私たちが前に進むことができているのも、みなさまのご支援のおかげです。あたたかい心で、私たちSALASUSUの活動を支えていただき、本当にありがとうございました!最後までお読みいただき、ありがとうございます!そして、改めて今回はクラウドファンディングをお力をお貸しくださり、本当にありがとうございました。後編では、今回ご紹介した以外のトレーニングや工房訪問ツアーのオンライン化の取り組み、SALASUSUの団体としての取り組みについてもご紹介します。


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こんにちは。SALASUSUスタッフの後藤です。この1ヶ月間、無我夢中で走ってきたクラウドファンディングですが、370名の皆さまから、780万円ものご支援をいただき、達成率112%という形で終了することができました!昨日、全社でのワークショップがあったのですが、そこでも達成を報告し、スタッフ全員で喜びを分かち合いました。直接のご支援はもちろん、シェア等で広めてくださった方、個別に応援メッセージをくださった方、イベントにご登壇いただいた方など、本当にたくさんの方の応援によって、ここまで来ることができました。本当にありがとうございました!応援してくださった皆さまに、作り手の女性であるキアン、そしてスタッフであるブッティから感謝と応援のメッセージをぜひお届けしたく、よろしければぜひご覧ください!みなさまお一人お一人からご支援をいただくたび、そしてみなさまからの想いのこもったメッセージを目にするたび、こんなにたくさんの方が応援してくださっているんだと、胸がいっぱいになり、とても心強かったです。また、少し個人的な話になりますが、今回初めてクラウドファンディングにチャレンジをする中で、現地で見ているものを、偽りなくしっかりと言葉にして伝える、ということには正直、様々な葛藤や難しさがありました。この文章で伝えたいことが届くのだろうかと、何度も何度も悩んで、行き詰まることもありました。そんなときに、答えがあるのは現場、まさに作り手の女性たちがいる農村でした。彼女たちに会いに家庭訪問に行き、直接彼女たちから話を聞くこと。起きていることを自分の目で見ること。もちろんその一人のケースだけに引っ張られてはいけないですが、リアルはいつもそこにあって、それをしっかり見て、向き合ってこそ、確信を持って伝えられる、そんな風に学びました。工房閉鎖後、初めて行った家庭訪問にて。彼女の笑顔を見て、とてもほっとしたのを覚えています。それでもなお、文章をリリースする時には、いつもドキドキしていました。プロジェクトの「公開」ボタンを押す時、活動報告の「投稿」ボタンを押す時、どんな反応があるだろうと、毎回とても不安でした。(今回もそうです)しかし、皆さまから日々頂くご支援や、想いのこもったメッセージ、応援のコメントを通じて、「ちゃんとそのメッセージは届いているよ」「受け取っているよ」と、多くの方が伝えてくださった気がしました。本当に本当に嬉しかったです。クラウドファンディングという期間を区切ったキャンペーンの仕組みの中で、たくさんの方が寄付や、シェアをしてくださり、想いのこもったコメントを添えてくださり、それらを通じて、私たちのプロジェクトをどう見てくださっているのか、深く理解できる機会になりました。寄付はメッセージ、と言われることもありますが、本当に身を持ってそう感じました。時間とお金を使って、そのメッセージを伝えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。(もちろん、もっとより良い活動、発信にしていくために、ぜひ批判やご指摘もいただければ嬉しいです!)1ヶ月前に生まれた赤ちゃんと一緒に。コロナ禍に不安でいっぱいの出産を終えほっとした様子でした。クラウドファンディングが終わった今、改めて本当にたくさんの方が、本当に多額にご支援くださったんだなぁと、じわじわと実感が湧いてきています。そして、みなさまがこのプロジェクトに寄せてくださった想いを、しっかりと現地での活動に繋げていきたいと、改めて背筋が伸びる想いがしています。ここからは気持ちを切り替え、頂いたご支援をしっかりと現地でインパクトに変えていけるよう、SALASUSUスタッフ一丸となって、活動を続けていきたいと思います。改めまして、最後まで応援いただき、本当にありがとうございました!また、この場でも引き続き現地での活動の様子を報告していきたいと思っています。ぜひ、SALASUSUを引き続きよろしくお願いいたします。