ご報告が遅れまして申し訳ございません。ご支援いただきました資金がキャンプファイヤー様から無事8/31(月)に振り込まれ、皆様からのプラムへの温かいご支援を受け取りました。皆様本当にありがとうございました。そして、手術直前で間に合いましたこと、本当に感謝いたします。ありがとうございました。前回の活動報告以降のプラムの状況を報告いたします。9/6(日) 術後3日目この日も13時頃面会に行きました。前日に先生から回復のスピードが遅く感じ、元気がないように見えるという言葉を聞き、帰りの道中や帰ってからもずっと不安で、心配でした。朝になっても、今日もまだご飯を食べていなかったらどうしよう、とずっと考えていました。しかし、そんな1日悶々と考えていたことを払拭するかのように、この日のプラムは私たちを見ると尻尾を振って喜んでくれました。明らかに前日とは違う反応だったので、本当に本当に嬉しかったです。しかも心電図の機械も外されていました。少しは安定したようです。前日の面会後の様子を伺うと、飼い主に会えたことでテンションが上がったのか、その後はご飯を食べるようになったそうです。ただ、看護師さんがテンションが上がれば食べてくれるのかもと、ご飯をあげる前に「プラムちゃーん、プラムちゃーん!」と拍手のように両手をたたきながら声をかけ尻尾を振って少し気分が高まった感じにすると、それからご飯を食べてくれたそうです。なので、この時は気分を高めなければあまり食べる気にはならないようでした。看護師の方たちもプラムのために色々と考えて何とか食べさせてあげようと努力していただいていることに感激し、本当に感謝しました。でもいつも家で食べているドライフードでは食べず、病院で提供している缶詰のウェットフードだと食べるようでした。プラムは尿路結石の持病があるので決まったドッグフードしか与えていませんでしたが、やはり缶詰はおいしいようでした。14時にまたご飯の時間だったので、もう一度面会で食べるところを見てもいいか訊ねると、快く聞き入れてくださいました。その前に先生から今日のプラムの状態のお話がありました。血液検査の結果では術後の経過としてはまずまずとのことでした。基準値より低い、または高い数値はあるものの、術後の傾向としてしかるべき数値のため問題ないとのことです。明日以降この数値が回復傾向にあれば問題ないようですが、明日も同じような数値だと注意が必要だそうです。まだまだ安心はできません。14時のご飯では缶詰のフードをすぐに自ら食べてくれました。でも全量は食べず半分くらいでした。13時の面会でいつも家で食べているおやつをあげたのですが、その時にわりとたくさん食べてくれたので、半分でも食べてくれれば充分でした。この日は前日とは違い少し心のもやが晴れた気分で帰路に着きました。9/7(月) 術後4日目この日の面会は16時でした。前日から少しずつ回復しているのか、酸素室から普通のケージへ移されていました。面会も今までは酸素室まで案内されていましたが、診察室まで連れてきていただき、抱っこもできるようになりました。傷口が心配でしたが抱き方を教えてくれました。と、ここまではいいのですが、この日の検査結果を聞き、また不安になりました。この日の数値はいまいちだったようです。血小板の数値がまた下がっていたそうです。本来なら上がるべきところ逆に下がっていたので、このまま上がらなければ血栓、そして脳梗塞などの危険に発展していく可能性があるとのこと。ただ先生は、注意は必要だが、手術からあまり日がたっていないので致し方ない部分はあると言っていました。もし何日も上がらなければ薬を処方して対処するそうです。検査結果は心配ですが、ご飯は毎回きちんと食べているようで、何とか回復に向かってほしいところです。連れて来られたときはまた尻尾を振ってくれて少し興奮気味でしたが、抱っこしていると安心したのか落ち着いて眠くなっていました。9/8(火) 術後5日目この日の面会は17時に予約していましたが、病院が忙しいのかなかなか会えませんでした。前日の感じだと診察室に連れてきていただき、好きなだけ一緒に居れるような感じだったので、なかなか連れて来られないことで、何かあったのかと心配になりました。やっと呼ばれたのは受付をしてから40分くらい経った時でした。しかも診察室に連れて来られたわけではなく逆にこちらが呼ばれました。なんとまた酸素室に逆戻りしていたのです。聞けば不整脈がまた出ていて点滴を受けているとのこと。プラムに会えた時は尻尾を振って元気そうでしたが、息が荒かったです。そしてまた心電図がつけられていました。せっかく昨日は普通のケージに入れるまで回復していたのに、、、と少しショックでした。この日の血液検査では、また血小板の数値が下がったままでした。これは血栓の傾向にあるということで、これから注意が必要だそうです。血小板が少ないということは、どこかはわからないけれども、どこかで血を固めるために使われていることを意味するそうで、今はできるだけ血のかたまりを作らせないためにも、血液をサラサラにする薬を使用しているそうです。ただこの薬も使いすぎると出血があった場合今度は逆に血が固まらなくなり、そちらの方が危険だそうです。もう一つ数値で気になるのが白血球数。こちらは正常値より高くなっており、どこかで炎症を起こしているか、何かに感染しているか。白血球数だけでは感染症か判断できないので、念のため抗生剤を使用しているとのこと。この日の面会では、持参したドライフードを食べるようになったのが良かったことでしょうか。ご飯は少し残す時もあるようですが、毎回ちゃんと食べているそうです。点滴を受けてはいましたが、見た目には元気なうえ、さらにこの日は術後初めて他の犬に向かって吠えていました。吠える力が出てきたものの、なかなか思うようには回復してくれなくてもどかしいですが、先生にはプラムの場合ゆっくり時間をかけて回復していきましょうと言われました。今週末の退院は残念ながら無理のようです。プラムの状況に一喜一憂している場合ではないです。まだまだ面会だけの日が続きます。今日もプラムは頑張っていてくれました。Twitterやインスタでたくさんの方に応援していただいている声がプラムにも届いていると思います。毎日頑張っているプラムを早くおうちに連れて帰り、ゆっくり過ごさせてあげたいです。
ご連絡が大変遅くなり申し訳ございません。皆様がいつも応援や気にかけていただいていることに本当に感謝いたします。Twitterでは文字数も限られておりきちんとご報告できないため、こちらの活動報告をご覧いただけると嬉しいです。9/3(木)の手術は5時間ほどで終了しました。執刀医の先生もできる限りのことをして下さり、腱索を合計12本再建し、弁は切断することなく(切断することができないような異様な形状だったため)腱索の立て方できちんと閉じるように工夫して施術してくださいました。本日9/5(土)も面会へ行ってまいりましたが、今のところまだまだ不安がいっぱいです。手術の後は、当日の夜から翌日夕方くらいまでが一番気を許せない時らしく、急変の可能性があるためなかなか「無事終了しました!」とは報告できず、皆様にはご心配をおかけしたことと思います。申し訳ございません。入院中はまだ合併症のリスクが下がらない限り安心できません。9/3(木) 手術日手術当日に先生のお話を聞けたのは夜の22時少し前でした。先生は当日2件の手術を予定されており、プラムの手術は1件目だったため、朝10時から始まり15時過ぎて終了したようです。先生のお話は、「はっきり言って本当に大変でした。」というような一言から始まりました。今まで250件もの手術をしてきた先生にとっても、色々と経験したことのない不測の事態が起こっていたようです。まず心臓を開けてみたらすでに内出血状態。こんなことは初めてだったようで、麻酔なのか、人工心肺なのか、または一旦心臓を止める薬剤の影響なのか、どうして開けたら内出血ということになっているのか、原因がわからなかったそうです。原因はわからずとも何か心臓がダメージを受けているということで、これは急いで手術をしないといけないとぼろぼろの腱索・弁を何とか修復し、心臓を止めていた時間は80分ほどに済ませたそうです。そしていざ大動脈から血流を流し、これが流れれば自然と心臓が動き出すだろうというところで、あれ?動かない。。。となり、電気ショックをするもなかなか動かない、もう一度、もう一度と3回やっても動かない。電気ショックはやりすぎると心臓がダメージを受けるため、一度そこで再び血流を止め、最初からやり直し、リセットしてもう一度心臓を動かしなおすことにしたそうです。そしてもう一度血流を戻しましたがそれでもやはり動かず、もう一度電気ショックを与えてもやはり動かない。この時は先生も本当に焦ったそうです。開けたときにすでに内出血でダメージがあり、電気ショックでさらにダメージを受け続けたら、、、と色々と考えられたようで、でもなんとか、やっとのことで動き出してくれたということでした。プラムくらいの年齢で、病状もそこまで悪くなく、心臓を止めていた時間も80分と長くもない子で、こんなに心臓が動かないことは今までなかったそうで、その話を聞いたときは何とも言えない、胸が締め付けられるような気持ちになりました。でも先生の話を聞く前の19時半頃に麻酔から醒めているプラムを見ていたので、頑張ってこっちの世界に帰ってきてくれたんだと涙が出そうになりました。術後の面会の時は、まだボーっとしていてチューブなども繋がったままということもあり、ずっと伏せの状態で目はつむり、たまに開けてはまた眠そうにしていて、飼い主に会ってあまり興奮させてはいけないからと遠目からしか見れませんでした。体全身の力がないようで舌が横にはみ出したままでした。この日は先生も泊まり込みで何かあれば対応してくださるということでしたが、何かあった場合には電話をしますということで、その晩は携帯が鳴らないことを必死で祈りながら、私自身疲れているのに寝るに寝れないような夜を過ごしました。9/4(金) 術後1日目朝になって電話がなかったことに安堵してはいましたが、まだ術後1日目の9/4(金)中は急変があるかもしれないと気が気ではなく、また13時頃面会に行きました。この時の先生の話では、前日の夜に少し不整脈があったが、今はなくなっていること、その日の朝には早くも自ら水を飲んでいたこと、手術のために毛を剃った部分の皮膚が異常に赤くなっており原因がわからないが、アレルギーではないかといったことを言われました。この時は術後初めて触らせていただきました。プラムは今会いに来てる飼い主の事をわかっているのかと聞いてみたら、ボーっとしているがわかっているだろうと言われました。その後、術後の心臓のエコーを見せていただきましたが、逆流はまったく無くなったそうです。そう考えると手術は成功と言えるかもしれません。ですが、手術中に予期せぬ事態があれこれ起こったことを考えても、これから毎朝血液検査をしていく中でいろいろな値を観察し、血栓、感染症、合併症などの症状が出ないかを診ていくということです。この日も面会の後は、まだまだ夜まで体調が急変しないか不安でたまりませんでした。9/5(土) 術後2日目本日、片道2時間かかる道のりを、早く会いたくて会いたくて、またまた途中で電話がかかってこないことを願いながら病院へ向かいました。プラムの酸素室まで連れていかれたらすでに扉はあけられており、昨日はなかったカラーを今日は付けられていました。おそらく傷口を舐め始めたのだと思います。最初は背中をこちらに向けて伏せの状態でしたが、私の声が聞こえたのか、振り向こうと起き上がりこちら向きにお座りしてくれました。まだ皮膚が赤く少しボーっとしているようでした。ここで先生から不安な言葉を聞きました。今日のプラムは、ご飯をあげてみても全く食べず、昨日の状態から見ても回復のスピードが遅く感じる、動きがあまりない、ほとんどずっと寝ている、というようなことでした。今朝の血液検査の結果を見ても特に問題と思われる数値はなかったので、おそらく個体差の問題で今後回復してくるだろうとのことでしたが、ご飯を食べないことが気にかかりました。そこで手でドッグフード一粒一粒あげてみると、食べてくれました。それを見た先生も驚いていましたが、少し食べると、もう要らない、とそっぽを向き食べなくなりました。食べるかどうかわかりませんでしたが、おやつも持って行ってたので交互にあげてみました。すると少しずつ食べてくれました。でも私の手からしか食べず、自らお茶碗のドッグフードを食べようとはしませんでした。明日9/6(日)もまた面会に行く予定です。手術の日からまとめて数日分の報告で長くなってしまい申し訳ございません。また時間ができましたら報告させていただきます。