病院へ行ってきました。胸水を抜くため・今後の治療方針の相談のためです。結論から言うと相談もできませんでした。抗がん剤治療はもうできない緩和療法しかしてあげられないクリスマスまで持たないかもしれない文字にしたらたったの数行なのに、悲しみは数行では収まらなくて。金曜日に治療方針を決断するつもりだったのに、決めることも叶いません。緩和療法に切り替えるしかありません。エコーをみて、あれ、腫瘍はどこ?って消えた?って思ったのに、ちがった。先生に【腫瘍はどこですか?】聞いたら、【この胸いっぱいにあるのがそうです】大きくなりすぎて、分からなかった。まーちゃんの腫瘍は、胸をほぼ埋めつくして、まーちゃんの小さな心臓をぎゅって、圧迫していました。昨日はにゃーにゃー鳴いて、ご飯も食べていたのに。鳴いてたの本当は、苦しいよ、助けてよ、って、言ってたの?呼吸も苦しくて、心臓も苦しくて、まゆきちはどれだけ我慢して過ごしているのだろう。先生が注射の時いつも、この子は痛みに強くて我慢強い子ですね。って言ってたけれど、こんな時まで我慢しないで欲しい。こんな時までいい子でいないで。親が子供を心配するのは当たり前なんだよ。子供は親に甘えていいんだよ。まゆきちのためなら何でもしてあげるよ。でもただね、先に逝ってしまわないで。まだまだしてあげられていないことがたくさんあるよ。一緒に遊ぼうね。明日から毎日誘うから、応えられるときは応えてね、大好きなおやつをたくさんの食べよう。クリスマスプレゼントあげたいよ。皆が、まゆきちのためにって、くれたもので、ちゃんと用意したんだよ。これはちゃんと受け取ってね。おやつのお年玉をあげてないよ。これも今から用意するから、ちゃんと受けとってね。七五三できてないよ。来年やろうよ。5歳のお誕生日会やろうよ。大きくなったねって褒めてあげたい。大好きって、愛してるよってまだ言わせて欲しい。
13日。昨晩から呼吸が苦しそうで、少しでも落ち着くように、朝までまゆきちの胸に手をあてて、過ごしました。すぐに病院へ連れていき、エコーをみて胸水を抜く運びになったのですが、何度みてもこの光景には慣れません。胸に針を刺されているのが辛い。いつもは暴れるのに、されるがままのまゆきちが辛い。それでも私はまゆきちの親だから、まゆきちは私の子だから、絶対に目を逸らさないように。目も鼻もぐしゃぐしゃになりながら頑張っている姿を見届けました。抜いた胸水はいつにも増して赤くて、ほぼ、血でした。こんなに出血してるならふらふらなのに、よく頑張っているね、まゆきち。12/11に水を抜いたばかりで、溜まるペースがものすごく早いです。12/13これからは1日、2日おきに水を抜きに通います( ˘˘̥ )痛い思いばっかりさせてるね、ごめんね。お家につき、病院から頂いた缶詰を見せると…ゴロゴロ喉を鳴らして、欲しい欲しいしました。全然食べられてなかったので、本当に嬉しくて、あげてみたらもりもり食べてくれました。食べることは、生きること。本当にその通りです。ご飯の後はおねんね。本調子じゃないから、ずっと隅っこで隠れるように寝ていますが、へそ天できるくらいには楽になったみたいです( ˘˘̥ )まーちゃん良かったね。―――――――――14日リモートワークではなく、出勤だったので大急ぎで帰ってきました。最近のお気に入りの場所まで行くと…いましたなんともなかった…こうしてほっと胸を撫で下ろすのも、なんだか悲しく思います。病気じゃないのなら良かったのに。そんな落ち込んでいる時、Twitterで良くして頂いている方から、希望がたくさん詰まった、素敵なものが届きました。まゆきちはこんなにも愛されてるのか。こんなにも応援してもらっているのか。お手紙も同封されていて、涙が溢れました。前回の投稿に書きましたが、まゆきちがもう抗がん剤治療は出来ないかもしれない、緩和療法に切り替えるかもしれない。そう言われて、何も考えられない日々を過ごしていた中の出来事でした。こんなにもまだ、まゆきちは頑張れるよ。信じてるよ。絶対に治るよ。そう思ってくれる人達がいるのだなと。本当に救われました。私がいちばんしっかりしなければいけないと、気持ちを入れていただきました。また明日、胸水が溜まりきるまえに病院へ行かせていただきます。その際にもう一度、抗がん剤治療のこと、緩和療法のこと。詳しく聞いてきます。まゆきちのために、逃げないでちゃんと向き合ってきます。
【腫瘍に大きな変化が見られない。】【抗がん剤を続けるのか考えて。】【緩和療法を考えた方がいい。】【もう長くはありません。】昨日病院へいって、先生がたくさん説明してたくさん話してくれましたが、これくらいしか覚えていません。まゆきちは弱っていて、抗がん剤治療をやりませんでした。腫瘍が思うほど小さくならず、抗がん剤治療をやりませんでした。胸水だけ、抜きました。右に100ml溜まっていました。左は痛くて暴れて、抜けませんでしたが50mlは確実にあると言っていました。抗がん剤はこれ以上やると副作用で命を落とす危険が高く、先生はお勧めできないと。もしやるとしたら慎重に、量を減らして投与するけれど、ステロイドによる緩和療法で、少しでも元気な時間を長く、家族とすごして欲しいと。去年、1度目のリンパ腫になったときは諦めないで欲しいといったのに、2度目は忘れてしまったの?全力を尽くしてくれる先生が、そこまでいう意味が分からないわけじゃないただ、心が、気持ちが追いつきません。涙を見せたことがない彼も、泣いていました。先生も、まゆきちも、みんな私を置いて走っていってしまう。どうしてまゆきちは、ずっと全力で走ってるの。ひと休みして、ついでにずっと休んでいたらいいのに。今回も私のお願いを聞いて欲しい。去年は頑張ってくれたじゃない。私を置いていかないで。一緒にしたいことがまだたくさんあります。また自転車のカゴに乗せて一緒にお散歩に行きたい。また歩いてお散歩に行きたいお家の中で、一緒に走りまわって飛んでたくさん遊びたいかくれんぼもしたい一緒にお出かけもしたいクリスマスプレゼントをあげたい2021年を一緒に迎えたい来年の、5歳のお誕生日会をしたい一緒に歳をとっていきたいただ、一緒に生きて欲しい。治療をしても長くなくても、諦めたくないです。長くない時間でも、一緒にいられるならその時間が欲しいです。叶えるためならなんでもできる。まゆきちのためならなんでもできる。なんでもできるのに、治してあげられない。身代わりになってあげられない。なんでもできるのに、まゆきちのためにお金を用意してあげられない。無力で、情けなくてたまらない。それでも、どんな治療でも続けていきたい。希望を捨てたくない。少しでもまゆきちと、一緒にいたいです。皆様にお願いがあります。私共のわがままです。引き続き、まゆきちのためにご支援をお願いさせてください。もう、抗がん剤治療は行わないかもしれませんが、それでもお願いです。リンパ腫と白血病の緩和療法と、胸水を2,3日に1回抜く、点滴を打つ、ステロイド投与、漢方薬代、サプリメント代、まゆきちのご飯代、まゆきちの消耗品、命綱の酸素室代。すべてまゆきちに使います。今まで直接頂いたものも、すべてまゆきちに使わせてもらいました。自分たちが飢えない程度の最低限の食事代・生活費・光熱費、まゆきちが生きていく上でも絶対に必要な住居。これらを支払うとコロナ禍で収入が減っている今は、現金の手持ちがほぼ無くなり、病院代をはじめとしてほとんどの支払いをクレジットカードで先延ばしにしている状態です。先延ばしにした分の請求が次から次へきていて、支払いに追われ、まゆきちにしてあげたくてもしてあげられない事が多いです。それがとても辛いです。まゆきちに残された時間、それがどれくらいか。もしかしたら明日かもしれないと、ふと頭をよぎることがあります。もしかしたら腫瘍が消えて、白血病も治って、20歳まで生きるんじゃないか?それはずっとずっと、願っているし考えていることです。願わずにはいられないのです。まゆきちは4歳。そのうち2年は闘病しています。嗜好性の高いおやつは体に悪いという決め付けで、あげてきませんでした。ご飯も、味気のない健康第一のご飯で、まゆきちの大好きなものをあげられていなかった。それがまゆきちのためだと思っていたし、まゆきちとずっと一緒にいるためだと思ってきました。ずっとずっと我慢させてきたことが、報われないかもしれないことが分かってきてしまいました。私が何か作っているとずっとそれを美味しそうだな…と見つめる瞳、私達がご飯を食べていると欲しいな…と見つめる瞳。ちゅーるのCMを食い入るように見つめる瞳。缶を開けただけで、くれるの?と走ってくる無邪気なまゆきち。全部全部、後悔しかないです。あの瞳を我慢させた自分が憎いです。後悔して、今、やってあげたいと思っても、それをしてあげられる力が私たちにはありません。すぐそこまでやってきているクリスマスのプレゼントも、用意できないかもしれない。まゆきちの残された時間、好きなものを食べて、自由に好きに、生きて欲しいです。私たちでは、それを叶えてあげられません。どうかお願いです。まゆきちに残された時間を、まゆきちが美味しいものを食べて、好きなことをして、猫らしく幸せに過ごせる機会をください。どうかお願い致します。
明日は5回目の抗がん剤治療です。やれるのか、耐えられるのか。2、3日前からずっと不安です。白血病も発症しているので白血球数や血液に関する数値が悪いと、できません。前回の結果なのですが、これは白血球数は投薬で少し上げてもらったあとのものです。( で括ってある部分が貧血だということを示しているのですが、これも許容範囲だと言っていました。これから1週間が経ちます。ご飯はちょこちょこ食べますが、呼吸は日に日に苦しそうで、止まってしまわないかとか不安ばかりです。耳に内出血があるから血小板が減っているのでは…という不安もあります。悩んでいても明日はやってくるので、病院へ一緒に行くのですが、いつも思います。数時間、お預かりするからまゆきちが引き取られるとき、先生はいつも【何かあったらお電話します】とおっしゃいます。何かって何…?泣きたくなります。怖くてたまらなくて、病院から出たあとも、駐車場で1時間くらい待ちます。大丈夫だとどんなに言い聞かせても、抗がん剤の回数を重ねても、慣れることがありません。まゆきちを信じていても、不安です。それでもまゆきちはやってくれると、不安を押し殺して、明日も病院へ行きます。強く在らないとダメですね、まゆきちのためにも。まゆきち、がんばります!
朝。うっかり寝てしまって起きたら、まゆきちがいなかったんです。探していると、奥から鈴の音が…。おはよう〜遊ぼ〜久しぶりのお誘いに私達は大騒ぎです。鈴ふわふわを振り回していると1回だけ、ジャンプ。もう、それだけで疲れて座り込んでしまったけれど、ものすごく嬉しい。苦しいのに、遊んでくれてありがとう。病気が治ったらもっともっと、私達とたくさん遊んでね。疲れたね。お疲れ様。朝抱っこをしてもらってご満悦。この表情がたまらなく可愛いです…!離さないでね、ぎゅっと。微笑ましい光景です。抱っこ嬉しいね。ただ、【まゆきちすごく軽くなっちゃったね】このひとことがグサッと刺さりました。体格が良いので、元々は5.6kgありましたが、12/5に病院へ行ったら5.2kgでした。人間で考えるとかなりの短期間で4kg減ってしまったのと同じだと思います。おしりの方のお肉がげっそりしていて、前みたいに足に力が入らないのか、少しの段差でモジモジするようになりました( ˘˘̥ )怪我だけはしないように気をつけていますが、見ていられない時間もあるので心配でたまりません。お昼に近づくにつれ、朝の元気はどこへ行ってしまったのか、苦しそうに呼吸をしてぐったり。耳に内出血を見つけてしまい、ただぶつけただけなのか、血小板が減っていることで、血が止められなくなっているのか。血小板が原因だとすると、全身に内出血が出てくるそうなので、これから毎日欠かさず全身チェックします。まだ、ぶつけただけだといいです。血小板が原因だった時は血が流れ続けてしまうため、貧血を引き起こすらしく、対処のために急いでレバーを買いに行きました。帰ってみると………。1人にしてごめんね。茹でたレバーを鶏肉と混ぜて食べさせました。全部は食べられなかったけれど、まゆきちが美味しそうにしていたのでそれだけで幸せを感じました。お腹いっぱいになっておねんねこんなに穏やかな顔なのに、胸の動きが激しく、呼吸が苦しそう。せめて寝る時くらいは、まゆきちを苦しめないで。そう思わずにはいられません。毎晩、まゆきちの胸に手を当てて、無くなれ無くなれと腫瘍に願掛けし続けています。ものすごく信心深くもなかったけれど、毎日、お願いするようになりました。いつ無くなってくれるのか。まゆきちが助かるならなんでも試して、なんでもやってあげたい。お願いだから早く治って。