少し、制作について触れようと思います。
イメージ写真はねぶたの構造です。この度の令和の大仏(コロナ大仏)も基本的には、ねぶたの作り方を参考にしようと考えています。
最初の段階は、作りたい大仏の姿を3Dスキャンするところから始めます。
スキャンしたものを、コンピューター内でワイヤーフレームに変換し、線だけの大仏をまず作ります。その線を実際のサイズに変換し、鉄の棒を使って溶接しながら組み上げていきます。
その後、実物大で線だけの大仏が出来たら、今度は線と線の間に硬化する素材を浸透させた布を貼っていきます。
乾漆という方法がありますが、それに近い感じのものを貼っていきます。
この貼る作業の段階で、多くの方に参加して頂きたいと考えています。
<貼る布には、皆様の様々な思いを書いていただければと思います。自分が作ったという証を残すために名前を入れてもいいですし、イラストや大事な人への告白を書いて頂いても構いません。令和の時代に生きる私たちの普通に生きている言葉や名を大仏の体に残したいと考えています>
長くなりますので、今回はこれまで。また次回その他の部分について書いていきます。