山に連れて行ってもらっていた小学生の頃、大人と一緒に山に入る他に学校帰りにも、放課後遊びに行く時も、夏には妹は花ばっかり摘んでいたし、私はキイチゴやグミやスグリ摘みばっかりしてました。
見事に今の仕事につながっています。
ある時はひとつ年下の幼なじみと自転車で山に行き、グミを摘んできて、それから裏庭の房スグリを摘んで、そのあとスグリも摘んで、祖父が庭に置いた陶器のテーブルにフキに葉を敷いて2人半分こで食べました。スグリは熟れて甘かったのですがグミは渋いのもあったし、房スグリはすごく酸っぱかった。満足して帰宅。翌日登校したら音楽の時間に「歌のテストをします」夏休み前のテストでした。歌いはじめたものの、前日のグミの渋みのせいか声がかすれて散々でした。
でもとっても楽しくて、またあんなことしたいなーと思うのでした。
大人になって、野山はあまり関係なさそうな仕事につき、その後結婚、出産。30代になり仕事に都合もあり家族でむつ市へ戻りました。子どもが小学生位になると2人を連れて車で野生のキイチゴ摘みツアーを始め、畑にスグリを増やしはじめました。もう牛舎に牛はいませんでしたが牧草地にスグリが残っていました。
家族のための自家製ジャム作りがすこしずつ始まりました。





