
父方の祖父母は2人とも甘党で、祖母は料理大好きしかも山菜採りも得意、その上民間薬にも凝っていて白いツツジを干したものを煎じて飲んだりしてました。山ぶどうを採っては搾って砂糖を入れ、甘いジュースみたいな自家製山ぶどう酒をひとかかえもある大きなガラス瓶に詰めてあったり。ジャガイモのでんぷんで作る芋餅やおっきなおはぎ、お正月のお餅や味噌、どれも美味しかった。マタタビを焼酎に漬けておいたら猫が戸棚に頭を突っ込んで瓶を舐めてた時はみんなで笑ってしまいました。
祖父の方は庭いじりが好きで、マルメロや杏を植えていて自分でコンポートを作って食べていました。その頃のマルメロの味を思い出してマルメロジャムを作ったのでした。
小学生くらいの時は実った果実を食べるだけでなくムラサキツメクサや
ツツジの花の蜜を友達といっしょに吸ってました。近所の年長の友達はミツバチを捕まえて(!)お腹の蜜を横取り、手の平に蜜を出して舐めたら放してやる(ちゃんと飛んでいくので驚きです)なんて事ができる人もいて私の尊敬の的でした。





