オープン記念のBBQ大会を開催したい!
こんにちは!下北で唯一の炭作り職人の飛内です。
むつ市川内町には下北唯一の炭窯がありましたが、老朽化のため昨年壊れてしまいました。
「このまま、炭無ぐしてもいいんだべか…」
そう考えているうちに地元高校生による地域活性化の取組が始まってしまいました。
私の孫の世代がこんなに頑張っている…
「やっぱ、炭窯このままだばダメだじゃ」
こんなきっかけで始まった「川内炭プロジェクト」。これは炭窯を再生した後に行うイベントへの支援です。
炭窯オープン行事として記念のBBQ大会を開催いたします。
「ホタテ」や「ヤマメ」を始め、この地で穫れた食材がメインの炭焼きBBQです。この炭窯のイベントを機会に地域の皆さんが一緒に喜んで頂き、一緒に楽しんでくれる場となる事を望んでいます。
BBQで学ぶ地域資源
BBQ大会では、陸奥湾産のホタテを使った「ホタテ釣り」を行います。釣ったその場でBBQ出来るので、参加者の皆さんに喜んでいただけるでしょう。
野菜や魚も地場産です。伝統産業の「焼き干し」にも使われるこの炭は地域の産業に欠かせません。BBQに舌鼓を打ちながら改めて炭の有りがたさを感じる事が出来ます。
また、BBQ大会当日は目玉としてミニベトナムフェアを催します。ベトナム料理やベトナムフォーなど楽しみです。このBBQ大会のイベントは地域交流の更なる盛り上がりをもたらす事となりましょう。
◎下北唯一の炭窯で作った炭
市民のための炭窯
NPO川内ラブ栄寿国では、この炭窯を使い「オープンBBQ大会」のほか「地元高校生の職場体験」「親子体験学習」「市民炭作り体験」を計画しています。
地元高校生には炭作りの技術継承を図り、成果を地元のイベント「川内うまいもん祭り」に出店して販売の準備や実務を体験してもらいます。親子や市民にも炭作り体験の機会を提供し、炭焼きBBQをとおしてコミュニティの場として活用していきます。
◎地元高校生の飾り炭制作体験の様子
スケジュール
2016年5~6月 炭窯施工
2016年6月 クラウドファンディング募集開始
2016年7月 炭窯完成、クラウドファンディング募集終了、お礼品のニンニク収穫
2016年8月 お礼品の発送、炭窯完成オープン行事(BBQ大会)
2016年8月~ 地元高校生職場体験、親子体験学習、市民の炭作り体験
*BBQ大会の日程は確定しましたらご連絡します。
◎実際の炭窯
集まった支援の用途とその内訳
炭窯オープン行事、地元高校生の職場体験、親子体験学習:120,000円
お礼品、手数料:80,000円
合計:200,000円
*なお「炭窯本体の再生費用」として3/4の補助を他財団から交付予定です。
◎地元高校生の木炭製品化作業体験の様子
川内産の炭で市民のハートに火をつけたい!!
川内産の炭で焼くBBQはおいしいです。外国産と川内産の炭を比べてみると外国産の炭は安価で入手しやすいですが、燃焼時間や独特の匂い、火の粉の多さなどの違いで食べ物の味や匂いが大きく変わってきます。
BBQ大会をとおして地域の方々に国産の炭の良さと、この炭が地場産業に役立っていることを感じ取っていただきたいです。
また、地域交流を深めていく原動力のひとつとして、このイベントを成功させたいです。下北唯一の「炭プロジェクト」に、どうかご支援よろしくお願いいたします。
起案者情報
【団体名】NPO法人川内ラブ栄寿国(えいじゅこく)
【代表者】飛内賢司
【facebook】facebook.com/kawauchilovesince2012
最新の活動報告
もっと見る再生炭窯の窯開き
2016/10/06 20:0810/6本窯の窯開き式を関係者で執り行いました。 1.窯開きセレモニー 炭焼き作業の安全と成功を祈念して、簡単な窯開きセレモニーを行いました。初回の炭焼きは焼き具合を掴む目的がありますが、結果としてはナント失敗でした。ひび割れた所から空気が入り、上手く出来た炭はかなり少なめでした。今後、補修をしながら次回以降の教訓にしたいと思います。 2.炭の注文急増 昨年から炭窯が壊れて供給不足だった事もあり、各所から炭の問い合わせが急増しています。炭作りはホタテや焼き干しなど地場産業との関係も深く、地域資源を活用する市民の炭窯として、今後とも持続的に運営していきます。 (炭焼きBBQの技術もかなり向上) もっと見る
「焼き干し」と「炭」
2016/09/24 01:151.「美味しんぼ」によると・・・(一部コミック本引用) 人気フードコミック「美味しんぼ」の第100巻(2007年)が青森特集でした。この中で「焼き干し作りに炭は欠かせない」と触れています。煮干しは頭も腹わたも丸ごと煮るのに対し、焼き干しはイワシの身だけを使い、煮ないから純粋で濃厚な味になると言っています。串刺しの炭焼きは、油が串を伝って灰に落ち火にかからないので煙臭さがありません。つまり、「ダシ」のクオリティが高いものとなるのです。 2.地元高校生の提案 東奥日報新聞(9月21日付)でも紹介されていましたが、大湊高校川内校舎は地域貢献に根差したキャリア学習プログラムの中で「焼き干し商品のアイデア」を提案していました。具体的には「焼き干しのデザインシール」を考えたようです。7月同校文化祭でデザインシールの図案アンケート投票がありました。採用された図案は新聞でも確認できると思いますので、私が投票した案(多分落選?)を載せます。「炭」の文字が見えたので一票入れました。 ここ最近、脇野沢から焼き干し作りに使う炭の引き合いが多くなってきました。 (デザイン3案のうちの一つ) もっと見る
火入れ式行事の開催
2016/09/12 00:579/11(日)下北唯一の炭窯再生の完成と今後の安全祈願で火入れ式セレモニーを行いました。 1.火入れ式セレモニー 昨年、炭窯の天井が崩落したことで炭作りがストップしてしまいました。この火入れ式は再生した炭窯の安全を祈願するもので、関係者により取り行われました。改めて、炭窯再生にご支援、ご協力を頂き、感謝しております。これからは「市民の炭窯」としての役割を果たしていきたいと考えております。 2.地域振興懇談会 火入れ式の後に簡単なBBQ会食を催しました。集まった各分野の専門家、事情通の方々がフリートークで意見を出し合う懇談会となりました。地域資源、施設の利活用や地域の抱える問題などの話題が次々と出てきて有意義な時間でした。 (地域活性化の小拠点となるか) もっと見る