10/6本窯の窯開き式を関係者で執り行いました。 1.窯開きセレモニー 炭焼き作業の安全と成功を祈念して、簡単な窯開きセレモニーを行いました。初回の炭焼きは焼き具合を掴む目的がありますが、結果としてはナント失敗でした。ひび割れた所から空気が入り、上手く出来た炭はかなり少なめでした。今後、補修をしながら次回以降の教訓にしたいと思います。 2.炭の注文急増 昨年から炭窯が壊れて供給不足だった事もあり、各所から炭の問い合わせが急増しています。炭作りはホタテや焼き干しなど地場産業との関係も深く、地域資源を活用する市民の炭窯として、今後とも持続的に運営していきます。 (炭焼きBBQの技術もかなり向上)
1.「美味しんぼ」によると・・・(一部コミック本引用) 人気フードコミック「美味しんぼ」の第100巻(2007年)が青森特集でした。この中で「焼き干し作りに炭は欠かせない」と触れています。煮干しは頭も腹わたも丸ごと煮るのに対し、焼き干しはイワシの身だけを使い、煮ないから純粋で濃厚な味になると言っています。串刺しの炭焼きは、油が串を伝って灰に落ち火にかからないので煙臭さがありません。つまり、「ダシ」のクオリティが高いものとなるのです。 2.地元高校生の提案 東奥日報新聞(9月21日付)でも紹介されていましたが、大湊高校川内校舎は地域貢献に根差したキャリア学習プログラムの中で「焼き干し商品のアイデア」を提案していました。具体的には「焼き干しのデザインシール」を考えたようです。7月同校文化祭でデザインシールの図案アンケート投票がありました。採用された図案は新聞でも確認できると思いますので、私が投票した案(多分落選?)を載せます。「炭」の文字が見えたので一票入れました。 ここ最近、脇野沢から焼き干し作りに使う炭の引き合いが多くなってきました。 (デザイン3案のうちの一つ)
9/11(日)下北唯一の炭窯再生の完成と今後の安全祈願で火入れ式セレモニーを行いました。 1.火入れ式セレモニー 昨年、炭窯の天井が崩落したことで炭作りがストップしてしまいました。この火入れ式は再生した炭窯の安全を祈願するもので、関係者により取り行われました。改めて、炭窯再生にご支援、ご協力を頂き、感謝しております。これからは「市民の炭窯」としての役割を果たしていきたいと考えております。 2.地域振興懇談会 火入れ式の後に簡単なBBQ会食を催しました。集まった各分野の専門家、事情通の方々がフリートークで意見を出し合う懇談会となりました。地域資源、施設の利活用や地域の抱える問題などの話題が次々と出てきて有意義な時間でした。 (地域活性化の小拠点となるか)
9/10むつ市民の見学を受け入れました。本窯作りは既に形が出来ており、粘土の乾燥を進めつつ微調整中です。見学者にはNPOが掲示板や写真で説明しました。 1.炭窯見学及び視察の受け入れ この炭窯作りは20年に一度という事もあり、関係者のみならず一般市民も興味を持っているようです。今の所、女性グループの見学が多いようです。また、わざわざ青森市から産業振興の専門家が視察に訪れました。 2.炭作りもジオパーク 「地域資源」「体験学習」「循環型社会」「環境保全」「雇用創出」とキーワードは沢山ありますが、ここにきて下北の「日本ジオパーク認定」という嬉しいニュースも飛び込んできました。現地調査をした委員の「地域住民が、地球科学的な価値と自分たちの普段の暮らしを、うまくつなげていく取り組みが進んでいる」という新聞コメントは「炭作り」にピッタリはまります。ジオサイトだけがジオパークではありません。 なお、9/11は関係者を招待しての「火入れ式」セレモニーが予定されています。 (本窯の前で見学者が記念撮影)
8/25むつ市の女性市民グループが体験学習+BBQに訪れました。 1.「ハイッ、お勉強の時間ですよー。皆さん集まって下さい」 この市民グループは炭のお勉強の時間を取っていました。NPOメンバーが説明する炭の知識や経過を示した掲示板に見入っていました。家庭菜園に興味のある方は「粉炭」や「木酢液」の効用を、室内装飾の方は「飾り炭」とそれぞれポイントがあるようでした。 2.恒例になりつつあるBBQ 簡易作業を体験した後は恒例のBBQです。このグループは食材も持参していました。ワインなんかも。写真でお分かりのように「Myトング」を持参された方もおりました。 広報むつ9月号に「炭の市民見学会」の情報が掲載されていますので、是非ご覧ください。 (Myトングに関心しきり)