『パラリンピック代表合宿』標記合宿を8日~10日まで本学にて行いました。 柔道のパラ競技は、組手などはなく、組んだ状態からスタートします。そのため、学生たちもパラの選手に合わせて稽古をしました。普段とは違う雰囲気と日の丸を付けてる方との稽古は良い刺激になったのではないでしょうか。 また、NPO法人j-spiritの活動で少年柔道との交流もありました。 2016年リオ・オリンピック代表選手とのじゃんけん大会を始め、稽古に参加した少年少女全員に記念品の贈呈など、子供たちは大変喜んでいました! また、日本フルーツアートデザイナー協会代表・映画『それぞれのヒーロー』のプロデューサー高梨由美様、いわき市長清水敏男様、元法務大臣の岩城光英様もパラ選手の激励に来られました。 子供たちはオリンピア選手との稽古で目をギラギラさせながら、乱取りが終わると次のお願いをするために全力疾走で次の選手に元気よく『お願いします』と挨拶してました!選手も疲れているにも関わらず、子供達の相手を快く引き受け充実した時間となりました。 稽古の終わりは【礼】 礼で始まり礼で終わる これぞまさしく日本発祥の武道・柔道の素晴らしい所です。 子供たちもちゃんと正座をして立派にできます。 このような機会をつくっていただきました関係各位に心から感謝申し上げます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 台風のニュースが最近報道されなくなりましたが、いわき市はまだまだ復興の最中です。 先週入ったボラの現場は、手付かずのご自宅でした。高齢者世帯やご近所付き合いが少ないご自宅など困ってる人はたくさんいます。 本学では法人のバックアップのもと、引続き被災地支援に関わります。 先週は土日の二日間で120名の学生と教職員がボラに出ました。 これだけの人数が現場に入ると、作業が早く重機並みに大活躍です。 作業が終了してから、学生が発する言葉にはいつも驚かされます。 朝から夕方までのボランティア活動を通じ学生から出る言葉 『今日はありがとうございました(*^^*)』 まさに本学が掲げる【人間力】が鍛えられている瞬間だと感じました。 強さよりも大事なこと ありがとうございましたと言える素直な心 ボランティア活動を通じて学生からまた学ばせていただきました。 ありがとう! ________________________________________________________________ 本日のニュースに柔道部が活動させていただいた保育園が11日に再オープンしたと報道されていました。約150人の園児の笑顔が震災から1か月後に園に再び戻ったとの話を聞き、本当に嬉しく思いました。 柔道部員も再園に向けて懸命に活動していたので嬉しさが倍増です! 今後も地域復興に向けて頑張りたいと思います!
学校法人昌平黌 東日本国際大学柔道部助監督の佐藤と申します。 この度、多くの高校柔道家をいわき市に集め新年より熱い戦いを繰り広げたいという思いからクラウドファンディングを立ち上げさせていただきました。 本学柔道は、ご案内にもありますように強さだけを求める集団ではなく【人間力の育成】にも力を注いでいます。 ”強い”だけでは、社会に出た際、絶対に成長できません。 弱くてもコツコツ地道に努力し目標を達成した喜びを知っている学生ほど社会に出たとき、大きく成長できます。 本学のある福島県いわき市は今回の台風19号で多くの被害を受けました。 長期間における断水、家屋の浸水、高齢者施設や保育施設の機能が停止し、街中が混乱している中、本学の柔道部員は被害の翌日から現在まで目の前にある現実を受け止め必死に復興作業に取り組んできました。 台風の翌週には、東北代表として全日本学生も控えていましたが、勝つことだけが全てではないと理解し、復興活動を優先にしてきました。 日頃、鍛えている精神力・体力は並大抵のものではありません。 大型冷蔵庫を一人で運ぶ学生、浸水して重みが増している畳を軽々運び出す学生、被災者に寄り添い話をしながら心を落ち着かせている学生…… この災害に本学柔道部員が一肌も二肌も脱がなければ、大学という教育の場所で『柔の道』を究めている意味がないと私は考えています。 一人でも多くの方の心からの笑顔を見れるよう引き続き活動します。 クラウドファンでイングの目的は世界、全国規模の大会を盛大に開催したい。 いわき市から柔道の力で世界へ向けて復興創生をPRしたい。 数日間という期間で、数千人がいわき市に来ることで、街の活性化を図りたい… いろいろな思いがあります。 趣旨とは異なるかもしれませんが、当然多くの高校柔道家が参加すれば大会の運営も大変になります。 大会運営、宿泊先の手配、高校生のお世話、練習…この過密な内容を学生たちが自ら考え行動することでさらに『人間力』の成長へと繋がります。 人間力を身に着けた学生たちを、社会に送り出し、たくさんの方の役に立ってもらいたい。 困っている人がいれば、躊躇なく助けてもらいたい。 このクラウドファンディングを通じた経験を末永く活かしていきたいと思っています。 引き続き変わらぬご指導ご支援の程お願いいたします。