
どうも。川北です。
自分のクラウドファンディングの話を書けよって感じですが、今日は、サッポロビールのクラウドファンディングについて思ったことを書きます。
少し前に、サッポロビールが、CAMPFIREでクラウドファンディングをやっていました。

これを見た瞬間に思いましたよ。
「めちゃくちゃ良いな。めちゃくちゃ上手いな。」って。
単純に僕がボードゲームを好きだって話もあるんですが、ゲームを通じてビールづくりについて知ってもらうというコンセプトが今の時代にあっていてステキなプロジェクトだなぁと思いました。
デザインも秀逸。
ゲーム性はわかりません。まだ遊べてないので。

で、書きたかったのはそこではなくて、企業の広報戦略として面白いなぁと、企業で働いた経験ゼロの僕が思ったことをいくつか書きたいと思います。
もう企業で働いた経験のない人間が書く時点で、経験に基づいてない話なので、それはただの空想ですね。
ということで僕が感じた妄想?空想?を簡単ですが、ふわっと書いていきます。
広告費について
今回のこのクラウドファンディングでは976人が支援して約234万円が集まっています。
僕が支援したのは1,800円のリターンなので、単純に、ゲームの制作費1つ+送料+CAMPFIREへの手数料がかかっていると思います。
手数料が20%と考えると残りは1,440円なので、あとは送料とゲーム制作費でだいたい消えていくかなぐらいかなぁと思います。
でも、普通に何か広報するときって、ン百円、ン千万円、ン億円ってかかると思うのですが、クラウドファンディングを使って広報することによって、広告費用、少なくとも今回のゲームのようなノベルティ代を軽減することができるのは大きいし、僕のようにあまりビールは飲まない、でもゲームは好きという層に「サッポロビール」の名前を印象づけられたのはスゴイなぁと思うわけです。
さらに、ゲームというのが1つポイントだなと思うのが、届いたら誰かと遊んでみたくなる。
遊ぶときに必ず「サッポロビールのクラファンのリターン」だということを伝える。
そうすると、今回のプロジェクトを知らない人にも「サッポロビール」が面白いことやっているということを印象づけることができるのは大きいなぁと思いました。
人材育成と研修
サッポロビールがどう考えられていたかというのはわからないのですが、今回のプロジェクトをみて若手の人材育成や研修にも使えるなと思いました。
内部の会議では通りにくい案件でも、上の人が「じゃあ、クラウドファンディングで市場の声を聞いてみれば?」と言って若手にクラウドファンディングでプロジェクトの起案をしてもらうよう促す。
上手くいった場合は需要ありで、会社は経費を押さえながら勝率の高い事業に乗り出せる。
上手くいかなかった場合は、それまでの人件費はかかってしまうものの、余計なチャレンジをしなくてもいいし、何より企画を立案し、成功に向けて試行錯誤し行動することは大きな人材育成につながると思います。
いや、ホントに。
うちでも取り入れようかな。
たくさんの人を巻き込む楽しさ
最後に巻き込み力についてです。
今回はカードゲームの制作ということで、JELLY JELLY CAFEなど異業種の方を巻き込んでいるところとか、HOPPI'N GARAGEが、”「できたらいいな。を、つくろう」をテーマに、お客様のアイディアから毎月オリジナルビールを製造し、お披露目イベントを開催、そのほかにもビールがテーマのイベントを自由に立上げ、参加者を募集できるC2Cプラットフォームを提供しております。”ということとか、あとはクラウドファンディング中に各所でテストプレイ会を開催しているところとか、とにかくたくさんの人を巻き込もうとしているのがクラウドファンディングの魅力だし、楽しそうだし、いいなぁと思いました。
という感じで、業界をよくわかっていない僕が、書きたいようにふわっと書きましたが、トータルすると学ぶべきところがたくさんあるなと思いました。
早く、届いたゲームで遊んでみたい。
こちらのプロジェクトも応援よろしくお願いします。
パティシエになる夢を諦めた人のために、創業支援のできるカフェを運営したいhttps://faavo.jp/mie/project/4119
カカオ豆からグローカル 小学生と作るチョコレートワークショップを開きたいhttps://faavo.jp/mie/project/4110





