おはようございます、こんにちは、こんばんは。
大藤寛子と申します。
2015年11月に「野鍛冶?なんだろう??」とピンとこないまま、現地の見学に行きましたら、あれよあれよとプロジェクトが立ち上がりまして、クラウドファンディングの呼びかけも最終日を迎えようとしています。
ご支援いただいている皆さま、このプロジェクトに関心を持ってくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
私自身は安曇川流域で奈良時代~戦後すぐの間、山間部で切り出した木を「筏」にして運んでいたことを知り、「筏流しの神さま=シコブチさん」に興味を持っています。
運ばれた木は古くから琵琶湖を経由して奈良の東大寺や京都の寺社、まちをつくるのにも使われていたということを知り、その流れで、京都の保津川での筏流しには鉄製の『カン』という道具を鍛冶職人さんが作られていたとチラリと聞いていました。
「水を使った筏流し」、「火を使った野鍛冶」、という人の直ぐ側にあった自然の力を使う工夫を重ねてきた人の営み、積み重ねを今の自分の身体を使って知ること、そこに関心があります。
このプロジェクトを通じていろんな人に出会えています。(これからも出会うと思います。)
一人ひとりの方の身体の中に積み重なってきた技や知恵、思いに触れ、自分の手から何が生み出されるのか、とても楽しみです。
具体的なモノ、見えないモノ、いろんなものが生まれる場所になればなぁ、それをいろんな人と発見出来ればなぁ、と思います。