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ひとりぼっち救済!「絵本・ジュエルっ子物語」の『対話型原画展』を全国へ

答え探しがクセになっている少女と、自分の性別に疑問を持つジュエルっ子が出会う『絵本・ジュエルっ子物語』。誰の心にも何かしらの共感を与える物語で、もう誰もひとりぼっちになんてさせない。作者が読者と対話する『対話型原画展』を全国へ送り出そう!

現在の支援総額

622,000

124%

目標金額は500,000円

支援者数

100

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/06/01に募集を開始し、 100人の支援により 622,000円の資金を集め、 2016/07/17に募集を終了しました

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ひとりぼっち救済!「絵本・ジュエルっ子物語」の『対話型原画展』を全国へ

現在の支援総額

622,000

124%達成

終了

目標金額500,000

支援者数100

このプロジェクトは、2016/06/01に募集を開始し、 100人の支援により 622,000円の資金を集め、 2016/07/17に募集を終了しました

答え探しがクセになっている少女と、自分の性別に疑問を持つジュエルっ子が出会う『絵本・ジュエルっ子物語』。誰の心にも何かしらの共感を与える物語で、もう誰もひとりぼっちになんてさせない。作者が読者と対話する『対話型原画展』を全国へ送り出そう!

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『絵本・ジュエルっ子物語』は現在4冊のみ存在します。この絵本が私たちに重要なプロセスを起こして行きます。

 

『LGBTを知る』の本当の意味

『LGBT等の性的少数者』とは、全ての人に共通する「セクシュアリティ」の多様性の一部に過ぎない。

これが『LGBTとは』の答えになると思います。

頭で分かっていても、この『全ての人に共通する』ということが本当に腑に落ちていないと、私たちの活動は表現不可能なのです。

そこが『ジュエルっ子プロジェクト』の捉え方の難しさだと思います。

なぜ、こんなに私の想いは伝わらないのだろう。

『ジュエルっ子物語』のお話を書いた方の人、濱田アキです。

 チャレンジ期間中、『ジュエルっ子プロジェクト』は新聞とテレビの取材を受けました。

 その体験と、それによっての私の変化をお伝えしたいと思います。

 

『ジュエルっ子プロジェクト』をメディアに載せると、なぜ、こんなに私の想いは伝わらないのだろう。

 

 何度か取材を受け、こんな気持ちを何度も味わいました。

 実は、NHK大津放送局さまでの放映予定は、このことがネックとなり、中止になりました。

 このことで、私は、何か私と社会の認識に、特にLGBTのテーマについては、大きなズレがあると気づかざるを得ませんでした。

(私の表現力の未熟さと、メディアが話題性の高いことに焦点を当てるということを差し引いても、です)

 

私は約10年間、のべ千人近くの当事者と関わって来ました。

当事者側の感情・思考はある程度慣れているつもりでいます。

でも、当事者と関わる一般の方の気持ちには無頓着でいたよなぁと気づいたのです。

 

そこで、世の中がLGBT等の性的少数者との関わりにとまどっているという現状をつかんだ上で、私にとっては初の『一般の方向け「すぐできる!LGBT支援講座」』を開催してみました。

 

これによって私は、社会の生の声を知り、自分とのズレを具体的に知りたいと思いました。

 

講座は、「当事者」と「一般の方が思う当事者」との違和感を埋められるよう考慮し、構成しました。

 

誤解を恐れずに分かりやすく言うと、なぜLGBT支援をしたいのに、当事者の痛いところに塩を塗り込み、援助が欲しいところはスルーするのか、ということです。

 

しかし、一般の方も、そこを恐れているのでしょうね。

だから接し方が分からないのでしょう。

 

お会いした受講者は熱心な方ばかりで、背筋が伸びました。

おうかがいしたことで印象的だったのは

「やっと、今、LGBTを学べる機会がやって来た。今まで学びたくてもさわることさえできなかった」

「今まで当事者に会ったことがなかった。でもそれは、ただの無関心だっただけではないのか」

 

皆さまの想いに接して、私、うるうるしてしまいました。

 

まとめてみると、こういう感じですね。

・LGBTはほとんど目に見えない

・問題の根幹がどこにあるのかつかみにくい

 

そこで、今回のポイントは『セクシュアリティとは?』でした。

 

・セクシュアリティは人間に共通するもの

・LGBT等の性的少数者は、セクシュアリティの多様性の一部

・自分もセクシュアリティの多様性の一部である

・LGBTが持つ課題は決して他人事ではない

 

これが『根幹』です。

『LGBTとは?』から取り組むと迷宮に陥ってしまうのですが、『セクシュアリティとは?』から入るとLGBTが何なのかが見えて来ます。

 

先ほど表現した「痛いところに塩を塗り込む」とは、他人のようにして関わろうとして来る支援者に傷ついちゃってるのかも知れません。

「援助が欲しいところ」は、心ふれあう関係性なのかも知れませんね。

 

 今回受講された方からご感想をいただきました。

自分の中に社会的性との葛藤があったのは新しい気づきだった

(『LGBT支援』について)感覚を磨く

 ・第三者的に自分を見る

 ・レッテル貼り・弱者扱いしない

 ・相手から受け取るものがある

濱田さんはLGBTとのことだが別に違いはなく普通に楽しい人だった

 

『普通に楽しい人』!おお!(嬉)

そうなんです。私、私がいることで人に楽しんで欲しいんです。

そのお言葉、すっごく支援されている気持ちです

 濱田のカミングアウトの理由

 今まで、私が公でカミングアウトをして来た理由は、クローゼットの人(ご自身のことを伏せて生活している人)のためでした。

遠く離れたクローゼットの人が必要と思った時にいつでも私にコンタクトを取れるように。

(実際、人知れずコンタクトいただくことが大変多いのです)

でも、今回痛感したのは、理由をもう少し拡げる必要があると言うことです。

 

LGBT等の性的少数者を視覚化する象徴として存在し、なおかつ、セクシュアリティの学びを深める存在となること。

 

私は社会のここに働きかけて行く必要性を感じたのです。

気づいてしまったら、仕方ない。

やる必要性があるから気づいたのです。

私の仕事だから気づいたのです。

 

『ジュエルっ子プロジェクト』は、人間に共通するセクシュアリティを扱ったものと言えます。

でも、セクシュアリティは深刻に扱っては逆効果です。

犬飼がレポートアップしていたように、子どもが性の話をし出すとなぜかきゃあきゃあと盛り上がっちゃう。

そのようなものなんですよね。

大好きなんです。セクシュアリティ。

 

性は生に大きく関わっている。

それどころか一体化している。

セクシュアリティは人に共通している。

 

ただ留意したいことは、様々な理由からセクシュアリティに深刻な渦中にいらっしゃる方は、深刻さから無理に抜け出さなくていい。

ましてやカミングアウトなんかしなくていい。

 

だから『対話』の形が選べることは重要なのです。

 

私たちの想いは『ジュエルっ子物語』に全て詰め込みました。

私たちと言葉を交わさなくても、そこにもし共感してくださったとしたら、私と読者や来場者との対話は成立です。

 

この繊細な対話の場を、私は妥協することなく表現し続けます。

 

しかし・・・

ここまで深く踏み込んで来るメディアは・・・

たぶんいないでしょうねぇ・・・

 いえ、私も表現できていなかったんです・・・

 

自分の内にあるものを表現したい。そんな自分で存在しているだけ。

 それが結果的に沢山の方の共感を得て行きました。

 

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