2014/06/30 21:02

みなさん、こんにちは!村岡です。「九州パンケーキ」×「オフコマーシャル」プロジェクトにご賛同を頂きまして、本当にありがとうございます!前回までのレポートでは、なぜコマーシャルを撮影することになったのかという"いきさつ"を書きました。今回は、この撮影を通じて私が感じたことを引き続き書いてみたいと思います。
そもそも今村監督から「テレビで流すことを目的としていない」と聞いた時に、それじゃ、オフコマーシャルって何の為に制作をするのか?というシンプルな疑問を持ちました。だって、コマーシャルってテレビの中の世界でしょ?じゃあいったい何の為にオフコマーシャルは映像を作るのだろう?そう感じたのです。答えのヒントはこの本にありました。今村さんが書いた「幸せな広告〜CMディレクターから見た広告の未来」の中では、"共感"という言葉がひとつのキーワードとなっています。クリエイターが、商品(プロダクト)を生んだ会社の"ものづくり"に対する理念に共感する。もしくは、商品そのもの(もしくは世界観)に共感する。クリエイターと商品はダイレクトに繋がっていき、感じるままをストレートに表現する。その一連の考え方そのものがオフコマーシャル。
今村さん達とこの1年間、たくさんの時間を共有させて頂く中で、私自身も(私なりに)その答えを見つけつつあります。オフコマーシャルは、テレビで流すことを「目的」としていない。しかし(もちろん)テレビコマーシャルそのものを否定している訳ではありません。テレビでコマーシャルを流すという行為そのものが「目的」ではないということ。それはあくまでも「手段」であって、コマーシャルってそもそも商品と顧客を繋ぐ為のコミュニケーションの為に存在するのだということ。
そう考えたら、オフコマーシャルで作られた「九州パンケーキ」のコマーシャルは本当に自由です。だって、それは制作会社に縛られて特定のルールの元にしか存在しないものではないから。そもそもテレビで流すことが「目的」ではないのだから、このコマーシャルはあらゆる活用方法があるかもしれない。例えば、子供たちを対象に毎週無料開催をしているパンケーキ食育教室「おやこde パンケーキ」 は、まず九州の素材の話をするのですが、今回作られたコマーシャルを見てもらうことで、子供たちには"九州の大地"のイメージやメッセージがもっと直感的に伝わるかもしれません。
全国のスーパーマーケットの店頭でこのコマーシャルを流したらどうだろう?"九州の大地の魅力をパンケーキと共に伝えたい"と思う気持ちが、お客様により深く理解されるかもしれない。ただ単に棚に並べられて消費されていくだけのプロダクトでは無くて、その理念や世界観を知ってもらって、長く愛してもらえるようになるかもしれない。食品展示会では、"値段"を越えた"付加価値"を伝えたい。そのためには、商談相手にまずはこのコマーシャルを見てもらおう。そうすれば、共通の理解が生まれて、もっと新しい関係や展開が生まれるかもしれない。
もちろん、テレビで流す機会があれば、更にたくさんの消費者に僕らの想いが伝わるだろうし、いつかテレビで流れるこのコマーシャルが九州に住む消費者の食卓と繋がっていったらどうだろう。そう考えるとワクワクします。
オフコマーシャルは、広告ってそもそも、テレビでコマーシャルを流すことが「目的」なのではなくて、それは「手段」なんだよって教えてくれます。大切な「目的」はお客様とのコミュニケーション。きちんと伝える、ということ。僕(九州パンケーキ)は今村さんの提案するそんなオフコマーシャルの考え方に賛同して、共感して、一緒にコマーシャルをつくることになりました。
プロダクトオーナーがこんなことを言うのは少し変(?)なのかもしれません。でも、九州(宮崎)という地域が生みだしたこのパンケーキ。この商品を大切に感じてくれて、誰かが「応援したい!」と思ってくれたならば、オフコマーシャルの制作そのものに"参加して支える"という選択肢があっても良いのではないかと思うのです。僕はクラウドファンディングもまた、地域やお客様と繋がるための「手段」であり、その為の挑戦だと思っています。

今村さん達とこの1年間、たくさんの時間を共有させて頂く中で、私自身も(私なりに)その答えを見つけつつあります。オフコマーシャルは、テレビで流すことを「目的」としていない。しかし(もちろん)テレビコマーシャルそのものを否定している訳ではありません。テレビでコマーシャルを流すという行為そのものが「目的」ではないということ。それはあくまでも「手段」であって、コマーシャルってそもそも商品と顧客を繋ぐ為のコミュニケーションの為に存在するのだということ。
そう考えたら、オフコマーシャルで作られた「九州パンケーキ」のコマーシャルは本当に自由です。だって、それは制作会社に縛られて特定のルールの元にしか存在しないものではないから。そもそもテレビで流すことが「目的」ではないのだから、このコマーシャルはあらゆる活用方法があるかもしれない。例えば、子供たちを対象に毎週無料開催をしているパンケーキ食育教室「おやこde パンケーキ」 は、まず九州の素材の話をするのですが、今回作られたコマーシャルを見てもらうことで、子供たちには"九州の大地"のイメージやメッセージがもっと直感的に伝わるかもしれません。
全国のスーパーマーケットの店頭でこのコマーシャルを流したらどうだろう?"九州の大地の魅力をパンケーキと共に伝えたい"と思う気持ちが、お客様により深く理解されるかもしれない。ただ単に棚に並べられて消費されていくだけのプロダクトでは無くて、その理念や世界観を知ってもらって、長く愛してもらえるようになるかもしれない。食品展示会では、"値段"を越えた"付加価値"を伝えたい。そのためには、商談相手にまずはこのコマーシャルを見てもらおう。そうすれば、共通の理解が生まれて、もっと新しい関係や展開が生まれるかもしれない。
もちろん、テレビで流す機会があれば、更にたくさんの消費者に僕らの想いが伝わるだろうし、いつかテレビで流れるこのコマーシャルが九州に住む消費者の食卓と繋がっていったらどうだろう。そう考えるとワクワクします。
オフコマーシャルは、広告ってそもそも、テレビでコマーシャルを流すことが「目的」なのではなくて、それは「手段」なんだよって教えてくれます。大切な「目的」はお客様とのコミュニケーション。きちんと伝える、ということ。僕(九州パンケーキ)は今村さんの提案するそんなオフコマーシャルの考え方に賛同して、共感して、一緒にコマーシャルをつくることになりました。
プロダクトオーナーがこんなことを言うのは少し変(?)なのかもしれません。でも、九州(宮崎)という地域が生みだしたこのパンケーキ。この商品を大切に感じてくれて、誰かが「応援したい!」と思ってくれたならば、オフコマーシャルの制作そのものに"参加して支える"という選択肢があっても良いのではないかと思うのです。僕はクラウドファンディングもまた、地域やお客様と繋がるための「手段」であり、その為の挑戦だと思っています。







