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ボクも、フレンチのシェフになりたい‼︎放課後等デイサービス ル・クッカー

障がいを持つ子どもたちと、プロが出会う場を私たちがつくります!!

現在の支援総額

1,137,000

113%

目標金額は1,000,000円

支援者数

95

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/12/01に募集を開始し、 95人の支援により 1,137,000円の資金を集め、 2018/02/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,137,000

113%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数95

このプロジェクトは、2017/12/01に募集を開始し、 95人の支援により 1,137,000円の資金を集め、 2018/02/19に募集を終了しました

障がいを持つ子どもたちと、プロが出会う場を私たちがつくります!!

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皆さん、こんにちわ。
「ル・クロ ラボ京都」で施設長をしております高橋雄一と申します。
 
今日は、クラウドファンディングのリターン商品のお菓子を作っている「ル・クロ ラボ京都」についてご紹介させていただきます。


フランス料理 「ル・クロ」が手がけるスイーツ&フード工房「ル・クロ ラボ京都」は障がい者がはたらく福祉事業所です。
プロと障がいをもった方々が一緒に働く、というユニバーサルな考え方と環境の対応性を伝える場として誕生しました。


飲食のプロフェッショナルが福祉に携わることで何が変わるか・・・
プロだからできる商品、
プロだから備えている技術や考え方。
専門的な分野に特化した、人を育てる上での現場の知識は、福祉においても必要だと考えています。
 
 今、ル・クロ ラボでは、
結婚式の引き菓子としてガトーショコラの作成、
アドベンチャーワールドにパンダの焼きチョコ、
京都の観光名所にオリジナルのマカロンを提供しております。
そして、京都の企業とコラボして新しい商品の開発や、イベントなどでも販売の場を広げています。
 
 
 
その商品にかける想い・・・
安心で美味しいものを作る。
どこの飲食店やお菓子屋さんでも基本となる部分です。
「美味しい!また買いたい!」そう感じてもらい、ストーリーは後から知っていただければと私たちは思っています。
一人一人が手作業で取り組んでいます。
少し形が違ったりするものもありますが、一定の規格をクリアーしたものが商品となりますので、その違いも楽しんでいただければ嬉しいです。
 

ル・クロラボでは一緒に働くメンバーをキャストと呼びます。
・キャストが目標を持ち、商品作りに挑む!
・プロがサポートし、一緒に作る!
・作る側も食べる側もユニバーサルに暮らす!
そんな世の中にしたい!という想いと場所から生まれた商品たちです。


私がル・クロに入ったのは23歳でした。
大学在学中には経済を学び、その後飲食の世界へ。
フランス料理に惹かれ、いずれは独立を目標に「修行の場」を選んでいた時、ル・クロと出会いました。
入社当時は、フランス料理は全くといっていいほど知りませんでしたが、パティシエからスタートして基礎を学び、25歳の終わりには一通り(前菜、メイン)経験し、シェフの道へ進みました。
仕事にも慣れ余裕が出てきた30歳の頃、家庭環境で大きな変化が起きました。
25歳で結婚をし、2人の子供がいたのですが、長男に障がいがあることが検診でわかったのです。
 
私も家内もショックを受け、生活から色が失われたように感じました。
家族を思い、黒岩に相談したところ「家庭を一番にした方がいい」と言われたこともあり、家内の実家がある滋賀県に移り住み、子育てに重点を置くことを決めました。

新しい仕事を探す中で、自分にできる事は、料理や接客だったため、婚礼会場やカフェなどで働いていましたが、子供のせいにして自分の夢を諦めるのが嫌で、2013年からの3年間、滋賀県から若手の料理人コンクールにも出場しました。
その時の経験は、今の自分にとって大きな転機だったと思います。

自分の人生を振り返る中で、ただ「やりたい事」をしていくだけでいいのか?という疑問が生まれ、
自分だからこそできることを磨き、我が子のためになるような事がしたいと思うようになったのです。
コンクールの年に「東京オリンピック・パラリンピック」が決定したこともまた、自分の夢と目標が大きく変わるタイミングでした。

障がいをもっている方の力を借りて、料理人としてその場に参加すること。

きっとそれは、障がいに対してまっすぐ向き合えなかった自分と同じような境遇の親たち、社会全体にも影響があるはず。
私はそう思っています。

そんな時に、ル・クロが福祉事業に介入することを聞きました。
当初は、気になりつつも、まだ心の整理がつかず、すぐには合流しませんでした。

しかし、自分には必ず叶えたい夢がある。
いずれ障がいのある方と一緒、あるいは力を借りるには、その業界を知らないと前には進めません。
2017年、36歳でル・クロに戻り、福祉の世界に入りました。

入社したての時には想像もつかなかった未来に驚いてますが、今後は、ユニバーサルとはどういうことか、自分なりの形で伝えていければいいなと考えています。

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