2015/06/05 12:29
みなさんこんにちは。銭湯プロジェクトの田中です。以下の文は以前、残り23日時点でフェイスブックに載せた記事なのですが、FAAVOのページにも載せて、私自身の考え、心の推移など何か伝わるものがあればと思いますので、ぜひともご覧ください。
~以下5/28時点 フェイスブック掲載分~
クラウドファンディングもあと残り23日。現時点での達成率は25%。このままじゃ、到底達成できそうもないですよね。
今までクラウドファンディングに関しては21人の方にご支援いただきました。本当に感謝しています。ありがとうございます。この一ヶ月間チラシも配ったし、商店街の総会でも少し硬いカンジにはなったが宣伝させてもらった。でも、あまり効果はなかったかな。なんでだろっていろいろ考えてみたんだけど、やっぱりどう考えても自分自身に問題があるんですよね。
こんな事言ってしまえば「えっ?」て思う人も居ると思いますし、薄々気付いてる方も多いかと思いますが、実はこのプロジェクトはとても突っ込みどころが多いプロジェクトです。銭湯の再生はすごくハードルが高いから、実現可能性としては100%ではないと言わざるを得ない。現実的な事を言えば多額の資金もかかるし、協力者も必要。でもやっぱりたくさんの人が関わってもらって、交わることで成り立つプロジェクトだし、人の輪を作り出すかがまず大切だから、まずそこを固めないと現実的な話しまで行けないんです。ですが、大半の人はそこを突っ込んでくる。「本当にできんのかよ?根拠は?失敗したらどうすんの?」…。当然に出てくる疑問ですよね。正直僕は今までそこから逃げていたのかもしれません。面と向かって話をしたりとかそんな機会を自分から作ろうとしなかった。やりたいんだけど、そこを突っ込こまれて反論できなくなるから、怖かったんです。
だけど、それでもこのプロジェクト。どんなにハードルが高くても僕は諦めずにやりたい。
僕は今まで、世代関係なくみんなが交流できて、切っても切れないようなあったかい人間関係を作りたい。その中に学びがたくさんあるんだ、人と接する事からいろんな可能性が生まれるんだって思ってこのプロジェクトをやってきました。
それを銭湯だったら最大限に表現できる。入浴施設としては各家に風呂が出来て、周りには温泉みたいな魅力的な施設があって、この現代には風呂としての機能は求められていないものかもしれないけど、銭湯の良さは人が自然に交流できることだから、風呂としての魅力がないんだったら、もうその人間関係を売りにするしかない。がけっぷちの業界だからこそ人間関係を極限まで売りにできる場だって。だから銭湯に拘って、信じてやってきました。
そんな想いの部分にかなり比重が多いプロジェクトなんですけど、今までプロジェクトメンバー含めてたくさんの人に協力してもらった。プロジェクト進める上でも、今まで関わってくれた方々は、どうしたらいいだろうって前向きに考えてくれたし、「せんとーく」(第二、第四水曜日に鶴の湯で行っている銭湯プロジェクトの将来に向けて飲食絡めて緩く話し合う場)で毎回料理作ってくれる方、イベントのチラシを描いてくれる方、歳離れてるけど、一生懸命協力してくれる方、イベントのスタッフで力を貸してくれる方、いろんな方が支えてくれました。応援してるねって声をかけてくれる人もたくさん居ました。すごく人の温もりを感じました。
鶴の湯子供祭りというイベントをやったときも、元来子供が苦手な僕が、子供達と接する中で、「この子達将来どんな子に育つんだろう、ワクワクしてたまんない、もっとこんな場を作っていきたい」って気持ちになって。僕の今まで得たそういう感覚って、やっぱり元をたどれば人と接することから生まれてました。やっぱりこうやって人が接する場や人間関係を今後も作りたいし、そんな人付き合いを俺もしたです。そして何よりもみんなにも体感してほしい。そう考えると、やっぱりこのプロジェクト続けたくてたまらないんです。そのために、弱い部分はあるけど、逃げずに話しをすること。それが大切と感じました。
まず、第一歩として、昨日行われたせんとーくでプロジェクトメンバーに精一杯お願いしてきました。心から自分なりの言葉を絞り出して伝えたつもりです。昔から付き合いのある人はわかると思いますが、僕は元来自分の意見を主張できなくて、人付き合いも下手で、人に頼る事が苦手な人間です。そんな僕が、こうやってまず声を発することができたのは、今まで協力してくれたみんなのおかげと思います。
クラウドファンディング。あと少しです。僕たちにチャンスをください。よろしくお願いします。





