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このプロジェクトの発端となった、栗東市目川の左義長が行われたので参加してきました。
雪に見舞われた過去2年と違い、晴天に恵まれました。竹や藤蔓の用意は前日に済ませてあり、きわめて順調に組むのが終わりました。
目川地区では中洲でおよそ8メートルはあろうかという竹で左義長を組みます。最初に数十本の寝かした竹に番線を巻き付けていきます。この番線には藤蔓も事前に巻き付けてありました。また、巻き付ける際には着火用にワラもつけます。
一つの束になった左義長を、十数人で下から持ち上げていきます。その際に竹の束を持ち上げるのも、やはり竹の支え棒です。この支え棒を、どうやらこの地域で「あほ」と呼ぶようで、それもおもしろいですね。そして、同時に川の両岸から引っ張りあげていきます。
私(笠井)は年男だったので点火役に加えていただきました。火の回りは早く、思った以上に早く左義長は燃え落ちました。
左義長が点火された後は、燃え落ちた後も、地域の人たちは燃え残りを見ながら新年の挨拶や、昔の左義長の思い出話に花を咲かせます。自治会の婦人部会が用意した甘酒も振る舞われました。
残り火では竹が熱せられます。それを1メートル前後に切り、石に叩きつけて爆ぜる音を鳴らしてから、持ち帰ります。持ち帰った竹は以前はカマドにくべていたようですが、今は軒先に厄除けでおかれます。
「この竹がいい」と皆さん、お気に入りの竹を選んで嬉しそうに持ち帰る姿が印象的です。