「神宿る島」沖ノ島の世界遺産を記念して、市民と祝う地域ドラマを作りたい!

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、7月にポーランドで開かれるユネスコ世界遺産委員会での最終決定を目前に控えています。それを記念して魅力溢れる宗像の地を舞台に、市民が参加し、記憶と記録に残る地域ドラマを制作したいと思います。

現在の支援総額

754,500

15%

目標金額は5,000,000円

支援者数

99

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/06/23に募集を開始し、 99人の支援により 754,500円の資金を集め、 2017/09/09に募集を終了しました

「神宿る島」沖ノ島の世界遺産を記念して、市民と祝う地域ドラマを作りたい!

現在の支援総額

754,500

15%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数99

このプロジェクトは、2017/06/23に募集を開始し、 99人の支援により 754,500円の資金を集め、 2017/09/09に募集を終了しました

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、7月にポーランドで開かれるユネスコ世界遺産委員会での最終決定を目前に控えています。それを記念して魅力溢れる宗像の地を舞台に、市民が参加し、記憶と記録に残る地域ドラマを制作したいと思います。

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撮影最終日となる7月31日月曜日の午前中に、地元の小学生エキストラの子どもたちが、ロケ地となる小学校に続々と集まってきました。小学生エキストラ募集224名から抽選で選ばれた40名です。 「カメラを見ない!」ドキドキ撮影本番 やや緊張ぎみに席に着いている子どもたちに向かって、浦井監督が、本番前の注意事項を説明します。浦井監督「絶対にレンズ見ない!ここの(黒板上にある)赤い印を見るよ!」子ども「見たら、どうなるんですか?魂が吸い込まれるんですか?」浦井監督「他の部屋で恐ろしい事になる。」子ども「どういう事ですか?」浦井監督「それを知りたかったら、レンズを見る!レンズを見たら、何回も撮り直しになるので、絶対見ない!」ちょっとコントのような説明で面白いのですが、「本番行きます!」の声がかかり、ここからは、真剣モード。子どもたちにも緊張感が漂います。「本番!」「よーい、ハイ!」本番撮影中「ハイ、OK!」「ふ〜。」シーンと張りつめた空気で、子どもたちでなくても「OK!」の後に、ほ〜と脱力します。休憩中の子どもたちに感想を聞いてみると、「緊張する〜。」「面白い。」「こんなふうにカメラで撮影するんだとわかって勉強になる。」という声。ドラマ撮影なんて、めったに無い事なので、夏休みの自由研究にもなりそうですね。いい経験ができて良かったですね。 山田菜々先生の周りには、女の子がいっぱい! 撮影が終了して、男の子は恥ずかしがって寄ってきませんが、女の子たちは、山田菜々さんに興味津々。「山田菜々先生〜。」と声をかけて、「先生は、どこのグループにいるんですか?」など、いろいろな質問攻め。山田菜々さん、子どもたちにとっては、「先生」なんですね。山田菜々先生との呼び方が、とても自然で、本当の先生のようでした。山田菜々さん、控え室に戻るところまで、ずっと子どもたちと一緒に話されて、笑顔でバイバイされてました。過酷な5日間の撮影にも関わらず、いつも笑顔を絶やさない山田菜々さんには、本当に頭が下がります。撮影が終わったら、ゆっくり休養を取ってくださいね。 待っていたお母さんたちもお疲れさま! エキストラ募集は、宗像市内の全小学校の3・4年生に募集案内が配布されました。応募したきた全ての小学校から選ばれるように抽選を行い、40名を選びました。撮影中は、子ども達同士で、「何小から来たと?」との会話が弾んでいました。中には、地島小学校から来た子もいて、なんと、今年の漁村留学で地島に来た女の子でした。「すごくラッキーです。いい経験が出来ました。」と、嬉しそう語ってくれました。付き添いのお母さんたちは、撮影が終わるまでの2時間ほど、暑い中、教室等で待って頂きました。ご協力本当に感謝します。おうちに帰ったら、子どもたちに、撮影秘話を聞いてみて下さい!子どもたち、そしてお母さん、お疲れ様でした。  


いよいよドラマ撮影も後半にさしかかってきました。7月30日日曜日は、三姉妹が揃うシーンの撮影でした。撮影場所は宗像の古墳がある小さな公園です。こんもりとした野原が、こんなに素敵に見えるなんて!!撮影期間を通して、仲良くなった3人はホントの姉妹みたいに見えますね。


宗像ドラマの撮影スタッフのために、夕飯の炊き出しは、宗像市食生活改善推進会(食進会)、宗像市岬地区福祉会配食ボランティアグループ浜ゆうの会、宗像市に本社を構える辛子めんたいこ海千(かいせん) にお願いしています。撮影3日目となる7月28日金曜日は、宗像市岬地区コミュニティ・センターにて、配食ボランティアグループ浜ゆうの会が、炊き出しを担当しました。14時から12名の会員が集まって、宗像の郷土メニューを作りました。配食ボランティアグループ浜ゆうの会毎月、第一木曜日に「浜ゆうの会」(吉田益美会長) の会員が、一人暮らし高齢者などの家を訪問し、弁当を届けています。配食数は、月に、40〜50食(鐘崎・上八地区)ぐらいです。<今日のメニュー>1)さしみ ヒラマサ、ヤズ2)おきゅうと すりゴマ、ポン酢3)アジのきゅうりもみ アジ、キュウリ、トサカ、青じそ4)穴子の天ぷら 穴子、サラダ油、小麦粉、カボチャ、オクラ、5)アジのつみれ汁 アジ、豆腐、ネギ大きなヒラマサ3匹、ヤズ4匹、そしてたくさんのアジは、宗像漁業協同組合からの差し入れです。 1)さしみ 魚屋さんの経験をもつ吉田益美会長が、自ら大きなヒラマサを捌いていきます。あっという間に3枚に卸して、あっという間に薄切りに!こんなにキレイなお刺身の盛りが、本当にあっという間にできて、びっくりしました。ヒラマサ、漁協から直行してきただけあって新鮮で美味しかったですよ〜。 2)おきゅうと 宗像の朝ごはんの定番おきゅうと。ごま醤油で食べます。型に流す前に濾さないことで歯ごたえのあるおきゅうとになります。また、短冊式に切ることも宗像の特徴です。 3)アジのきゅうりもみ 鐘崎で採れる「赤とさか」という海藻と、きゅうり、青じそとアジを、三杯酢で混ぜ合わせます。「赤とさか」は、鶏のトサカみたいだから、そういうネーミングらしいですよ。「赤とさか」 美味しいです。 4)穴子の天ぷら 宗像は、県内1位の漁獲量を誇るあなごの産地です。宗像市内外参加店舗で、料理人が腕を振るう『あなご料理』を楽しむ「宗像あなごちゃん祭り」も開催中です。前日から、吉田益美会長が50匹の穴子を割いて準備。2度揚げで、サクッとした仕上がりなっています。衣が美味しいのは、小麦粉にお酒を入れるからと隠し技まで教えてもらいました。 5)アジのつみれ汁  アジの骨をきれいに水洗いして血合いを取り除き、アジの骨でダシを取ります。沸騰したら、丁寧に灰汁を取り除きます。アジを包丁でたたき細かくしたものと、それをフードミキサーにかけ更に細かくしたものの2種類を混ぜ合わせ、そこに味噌とショウガと塩をプラスしてつみれを作ります。つみれをダシ汁に投入して、豆腐とネギを加えて出来上がり!アジの骨からダシを取るなんてびっくりです。すごく美味しいですよ。 仕上げにおにぎり! お腹をすかせて帰ってくるであろうスタッフに、4升のお米を炊いて、おにぎりに!浜ゆうの会の皆さんが、一つ一つ握って、ラップに包んでくれたおにぎりです。暑い中の撮影で、体力を消耗して帰ってきた出演者や、監督、制作のスタッフの方々が、お刺身を見て、「おお!ごちそう〜。」と喜びの声を上げていました。浜ゆうの会の皆さん、前日からの準備、本当にありがとうざいました。          


実は、宗像ドラマのクラウドファンディングに向けて、Facebookやtwitterを立ち上げてすぐに、俳優の田中健さんから宗像で記念ドラマを作ると聞いてお手伝いしたいとメッセージが届きました。まさか、ご本人からご連絡いただけるなんて、実行委員会のメンバー一同驚きと興奮で一時騒然となりました。そして、ご多忙の中、田中健さんのスケジュールなどの調整をいただき、今回のドラマ出演につながりました。こんなことが、本当にあるのだと今でも信じられない気持ちです。 その田中健さん、今回のドラマでは、ドラマのテーマを伝える重要な役を演じます。そして、ドラマを応援してくださる皆さんに向けて、熱いメッセージも頂きました!ますます、どんなドラマになるのか楽しみですね! 田中健さんからのメッセージ 宗像大社  、沖ノ島は福岡県人の1人としてずっと伺ってみたい場所の一つでしたが、願いが叶ったのは三年前の夏、禊をして上陸させていただいてから、目には見えないけれど力強い生きるエネルギーを頂いた感動があり、その後も東京での宝物展やシンポジウム、写真展など、お誘いを受けて伺うと、その折々に新たな心の喜びがあり、益々有難く感じておりました。時には辛さも伴う日々の変化がある中で、私達がより心豊かに過ごせるようにと考える時、自然を守ることや、心も身体も日々禊いで神聖な気持ちを持ち続けることは重要で、宗像が世界遺産に選ばれたことにより、日本人が続けてきた神聖な自然とのコラボレーションの大切な象徴の一つとして広まってゆく大きな喜びだと思いました。福岡県出身の俳優、またケーナ奏者の1人として今回のドラマに参加させて頂くこととなり、有難い宗像大社のお導きだと感謝して臨ませて頂きます。是非、願くば世界中の方々に宗像ドラマをご覧頂いて、宗像を、日本をより身近で大切なものと感じて欲しいと思っております。 田中健さんのプロフィール 生年月日:1951年3月6日出身地:福岡県筑後市出身校:福岡県立八女高等学校特技:乗馬・遠泳・ベース・ドラム演奏俳優として活躍する一方、1990年からはケーナ奏者としても活動している。「ケーナ(quena)」とは、南米ペルー、ボリビアなどが発祥の縦笛(気鳴管楽器)。1992年のNHK大河ドラマ「信長 KING OF ZIPANGU」では、佐久間信盛役を演じ、ドラマの中で笛の演奏も披露。1998年の映画「絆-きずな-」の劇中では、ケーナ演奏も披露している。 田中健オフィシャルブログ「Quenes」 「宗像・沖ノ島関連遺産群の世界遺産決定!!!」というタイトルで宗像についての想いをブログに綴られています。https://ameblo.jp/tanaka-ken/entry-12294988107.html


7月26日水曜日、宗像大社儀式殿で行われた制作記者会見の詳細をレポートします!福岡を中心に活躍するフリーアナウンサー山口玲香さんの司会で始まった記者会見。出席者は、左から谷井博美宗像市長、小林正勝制作実行委員長(むなかた観光協会会長)、浦井崇監督、主演のむなかた三姉妹の末っ子一希役山田菜々さん、宗像大社の宮司役の出光秀一郎さん、一希が教育実習する小学校の校長先生役の寿一実さんです。 谷井市長挨拶 このたびは、みなさまのご支援をもちまして、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産登録決定となり、大変感激しております。ご協力くださった関係者のみなさま、有識者のみなさま、そして登録推進活動を支援してくださった市民のみなさまに、この場をお借りして深く感謝申し上げます。15年前に市民活動から始まった世界遺産登録活動でしたが、それが先日ついに実を結びました。この記念すべき出来事を市民と一緒に祝いたい、そんな想いから、世界遺産記念ドラマの制作がスタートいたしました。多くの人が参加し、宗像の風景がふんだんに盛り込まれた素晴らしい作品となると確信しています。そして、多くの人の心に残り、記念として次世代に語り継がれることを願っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。 監督・出演者からひとこと 浦井崇監督撮影準備の時から、市民皆さんを始め、関わっている方からの熱く応援してくれる気持ちを感じ、準備万端で臨んでいます。この会見の前に、もうすでに1シーン撮ってきました。気合いが入り過ぎて、そのシーンですでに涙ぐんでしまった・・・(会場爆笑)。それくらい皆さんの想いが現場にも伝わっています!脚本の小林弘利さんからメッセージを預かっています。「この映画は、女神についての物語です。神様は、今私たちに何をしてくれるのかを問いかけています。本当に大切なことは目に見えないんだということを感じてもらえるムービーにしたいです。」山田菜々さん世界遺産登録決定のニュースを見ていて、決定が決まったときとても興奮しました。今回は、神様のお話ということで、見えないものの大切さを、見てくれている人に伝わるように頑張りたいです。出光秀一郎さん出光家に生まれたのですが、なぜか会社ではなく俳優を志しました。宗像には、神や、ご先祖を敬ったり崇める人々が多い気がします。宗像大社と出光家は、深いご縁があります。戦国時代に居を構えたのですが、それ以前は、大分の八幡宮の大宮司という説もあります。神様を敬って先祖を大切にする、そういう日本人らしい気持ちが子どもたちに伝わればいいかなと思っています。素敵なドラマになるよう頑張ります!寿一実さんむなかた三姉妹という美しい内容の話なので、穢さないように支えたいです(会場爆笑)。 小林会長挨拶 世界遺産として評価された価値というのは、「伝統と文化」だと思います。この「伝統と文化」は人々が紡ぎ、つないできたものです。今回のドラマ制作は、「宗像三女神」をテーマに、市民がエキストラで参加したり、ボランティアで関わったり、そして福岡や宗像にゆかりのある出演者に出演していただいたり、多くの人が関わることに大きな意義があります。世界遺産となった宗像の「伝統と文化」に多くの人が関わることで、また紡がれて受け継がれていくのだと思います。このドラマを通して、多くの皆さんと宗像を盛り上げていきたいと思いますので、これからもご支援のほどお願いいたします。  記者の方々からの質問 山田菜々さんへの質問ドラマで心がけている事を教えて下さい。山田菜々さん)変なしゃべり方なので(笑)、浮かないように気をつけています。宗像の方言も勉強しました。物があふれている今、大切なものを見落としがちで、今まで考えたことがなかったのですが、このお話をもらって、見えないものの大切さを感じました。私と同じように、若い人にも、「見えないものの大切さ」を届けられたらいいなと思います。それを忘れていた自分がイヤで、演じる上でとても気合いが入ってます!!宗像や、宗像大社への印象を教えて下さい。山田菜々さん)のんびりした感じと、自分の中の悪者が消えて行くようなイメージです。宗像大社の大きさにびっくりです。後、池に鯉がいっぱいいて、思わず写真を撮っちゃいました(会場爆笑)。そんな沢山の鯉、見た事ないんですよ〜!市長から強力助っ人発言!)「池もパワースポットなんですよ!高宮祭場も、女性にすごい人気のパワースポットです。後で行って見て下さい。」三姉妹をどんな想いで演じますか?山田菜々さん)えーっと。。。どんな想いですか。。。女神様を想像して演じるというか。。。助っ人浦井監督) 鋭い質問ですね。一希は、三女神について、子どもからある質問をされます。その質問で、見えないものの存在に気づき、興味を持っていきます。そういう想いで演じてもらえたら。。。代弁しました。浦井監督への質問世界遺産登録決定前と後では、制作にあたって何か変化がありましたか?浦井監督)全く変わってないです。見えないものへの信仰。見えないからこそ想像して、相手を想って、思いやることの大切さ。それを伝えたいです。例えば、沖ノ島を見たいという気持ちがありますよね。でもそれを想像する事でいいのではと思うのです。そういう事を伝えたいという想いは、全然変わってないですね。世界遺産が決まってテンションは上がりましたよ。編集を手伝ってくれる助監督の中村君からラインで知らせを受けて、ドキドキしながら見守りました。 どのような作品なんですか?スピリチュアル的なものを感じさせるドラマなんですか? 浦井監督)2つあって、1つは、未来の子どもたちに残せる物語を作る。100年後でも感動出来るものを作ると言っていますが、気持ちは1000年後の誰かに見てもらいたいぐらいで作っています。日本だけでなく、世界にも発信していきたいですね。見えないものを想像する、その大切さを伝えたいです。もう1つは、説教や教訓くさくないものにしたいです。ちゃんとストーリーも楽しめる面白いお話にしたいと思っています。谷井市長)15年前の市民活動から始まり世界遺産登録という実を結びました。みんなの力で世界遺産になり、みんなで守って行く。そういった想いが伝わればと思います。その意味でアーカイブ的な記録と記憶に残るドラマということです。浦井監督)みんなの大事な気持ちや想いをドラマに残したいですね。  


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