2018/04/22 08:57
しゃくなげの森では、年間を通じて様々な社会貢献活動を行なっています。
地元の長田小学校で、18年続けているヤマメ採卵の見学会。生命の神秘から自分の命に想いを馳せ、自分の社会的役割について考えます。昨年は大淀川流域ネットワーク主催のグリーンギフト、地球元気プログラムで親子40名がヤマメ採卵を見学にきて、身の回りの生命のことまで考えました。
小学校での授業ふるさと学習では、環境省登録の環境カウンセラーとして、ふるさとの山や川、水生昆虫や魚の話をします。自然豊かなところで育っても、自然の中で遊ばなくなっている現代なので、渓流にカワゲラやカゲロウなど多くの生き物がいることや、命が繋がって自然界が成り立っていることを教えています。
また、ヤマメ養殖や、しゃくなげ園という自然を活かした仕事の話では、日々の努力が大事なこと、農業も同じで大雨や旱魃など自然の猛威による被害で収入がなくなることもあるということから、生産物の背景を教えます。
平成30年2月、三股中学校の立志式では、なりたい自分になるためにというテーマで、感謝、笑顔、継続の大切さを伝えました。
三股町淡水漁業協同組合の釣り大会では実行委員として参加。釣りやつかみどりで、子供たちが、忘れられないほどの感動体験をしています。
また、レスキューⅢ(水難救助のスペシャリスト)として、小学校や中学校などを中心に、「川遊び安全教室」を行います。昨年は宮崎第一中学校1年120名の他、6つの小学校や、スポーツクラブなど、イベント参加で、延べ600人に川遊びの楽しさと川での安全を教えました。
ライフジャケットを装着しての川泳ぎは、忘れられない自然体験になります。
NPO法人大淀川流域ネットワークを通じて、川活動での指導者養成講座のインストラクターとして参加。団体で川遊びに連れて行くときのリスクや、もしもの場合の水難救助(ロープレスキュー)指導を行っています。また、大阪や福岡の高校の修学旅行でカヌー体験を行いインストラクターを行いました。自然体験の心地よさを伝えます
そのほか、地元小学生保育園を招待してのヤマメ祭りオープニングのヤマメつかみ取りでは、子供の頃の体験活動をすることで、郷土愛の醸成を行なっています。
しゃくなげの森から、自然を活かすなりわいを通して感じたことを、「気づき」として伝えています。