廃校利活用を通して九州の課題解決を考える「九州廃校サミット」を設立したい

九州廃校サミットを開催します!

現在の支援総額

664,000

22%

目標金額は3,000,000円

支援者数

69

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/03/13に募集を開始し、 69人の支援により 664,000円の資金を集め、 2018/04/28に募集を終了しました

廃校利活用を通して九州の課題解決を考える「九州廃校サミット」を設立したい

現在の支援総額

664,000

22%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数69

このプロジェクトは、2018/03/13に募集を開始し、 69人の支援により 664,000円の資金を集め、 2018/04/28に募集を終了しました

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なぜ廃校なの?
2018/04/02 10:54

なぜ廃校を使うの?そう聞かれることが多くあります。 MUKASA-HUB(旧:むかさ小学校)の校舎を初めて見に行った時を思い出すと、活気が消えてしまった学校の静けさと共に、遠い昔に忘れた小学生の頃の記憶と、「ここを生まれ変わらせることができたら面白い」という興味が入り混じった不思議な気持ちになったのを覚えています。    学び舎を新たなアイデアでよみがえらせることができれば、きっと小さなまちで増えていく社会問題(廃校や空き家の問題)の解決につながるはず。    そう考えた僕は、「校舎を全面的にリノベーションして、本社機能を移転し、なおかつパブリックに開放して社会課題を考える地域コミュニティのハブのような場所をつくる」という構想を思いつきました。    校舎は単なる「箱」であり、新たな利活用には多額の改装コストがかかる。長い時間をかけてプランを練り、リノベーション工事を行い、そして自ら主体的に利活用を実践したからこそわかったことがあります。  今回の「九州廃校サミット」には、九州各地で実践している多くのローカルイノベーターたちが集まることを切望しています。多くは実際に社会課題の解決に取り組んでいる同志たちであり、すでに廃校の利活用に取り組んでいる方々もいます。  これから第2回、第3回と続けて行く事で、互いに顔見える関係を築き、情報交換と共に助言やサポートを行い、何よりも「九州各地には同じように頑張っている仲間がいるんだ」と感じてもらう最高の機会にしたいと思っています。  100%民間でスタートする緩やかな協議体なので予算がありません。ぜひとも、一人でも多くの皆さんの賛同(クラウドファンディングによる協力)をいただいて成功目指して頑張っていこうと思います。 皆さんとお会いできますことを心待ちにしています!   発起人:村岡浩司


僕が、廃校問題と出会ったのは、ちょうど3年前のことでした。社会人をしながら、九州大学ビジネススクールに所属している時分で、「地域政策デザイナー養成講座」という産学連携の通年授業を受講したことがきっかけでした。 「出生率の低下、婚姻の高年齢化、離婚率の上昇などを背景として、日本全体が人口減少に陥り、その結果、少子高齢化となるなか、一方で都市への人口集中、特に東京一極化などが進む。そうした中で、地方や田舎では、廃校がどんどん生まれており、この廃校を残すのも壊すにも、地方自治体の財政を圧迫している。」 と言った、内容だったと思います。それまで、廃校なんか全く関心を持っていませんでしたが、廃校が孕んでいるこの国の闇を知ることとなり、それと同時に、廃校利活用という新しい切り口での、地方創生の可能性を感じる機会を得たと思っています。 こうした背景のもと、昨年、故郷である福岡県田川市に廃校利活用施設である「いいかねPalette」を設立しました。大きな志を抱いて、この設立にあたりましたが、初めてのことだらけで、これまでにないほど難しさを痛感しました。 今回、廃校サミットを開催するに至った動機として、大きく3つあると思っています。 1.廃校利活用の難しさを自分だけ知見にするだけでなく、広く公に開示して、これから廃校利活用を志す方に、僕と同じ失敗をさせないようにしたい。 2.廃校となる際の、学校の閉じ方マニュアルを作成し、利活用しやすい廃校の作り方を示したい。 3.廃校利活用を促進している日本政府に対して、廃校利活用促進に資する法律の規制緩和の提案がしたい。 廃校利活用はトラブルの連続でした。しかしながら、そのトラブルがブラックボックス化していて、オープンデータ化されていないことが最大の問題だと思っています。是非、開かれた場で廃校利活用の将来について詳らかにしたいと思いますし、継続して、九州廃校サミットを実施し続けたいと思っています。 廃校が九州の地域活性化・地方創生の拠点として、活用されるようになることが、九州の明るい未来に繋がると僕たちは確信しています。 九州の明るい未来のために、1人でも多くの方にご賛同いただければ幸いです。   いいかねPalette代表 大井忠賢


九州では2030年には約156万の人口が減少すると予測されています。これは1県あたりの人口規模に相当し、今後九州の置かれている環境は急速に変化していきます。我々が問題提起している「大廃校時代」というのは、そのような時代環境の中で象徴的に、また加速度的に進んで行くことでしょう。   各地に存在する「学校」は地域コミュニティの核であり、子供から大人まで多世代が集い、関わり、大切に守り育ててきた地域の象徴のような場所です。大廃校時代というのは、そのような大切な場所が次から次へと失われていくことを意味するのです。   このような時代に生きる我々現役世代はどうしていくのか。私は地域の象徴である「場」をこれからも大切に守り続けていきたい。そして、急速に変化する環境にうまく適用しながら、持続可能な地域づくりの「場」にしていきたい、そのように考えました。自分たちの生きる地域は自分たちで動かしていく、地域の運命を決めるのは、「地域の意思と行動力」だと思います。   福岡地域戦略推進協議会(FDC)が生まれたのも、持続可能な都市を産学官民が一緒に作っていこうという、「地域の意思」がきっかけとなりました。 国や誰かに頼るだけではなく、産学官民が連携して、地域に関わる人が主体的に責任と情熱をもって地域づくりを進めていく。FDCでは、まさにそのような活動を目指しています。   「廃校を通して、地域を見つめなおす」この機運を、九州から全国へ、色々な地域や仲間を巻き込みながら広めたい。そして、当事者意識を持った廃校の利活用を進めて、「自分たちの地域が誇らしい」と言うような、新たな価値観・ムーブメントを生みだしたいと思っています。   あなたもぜひ、「九州廃校サミット」にご参加ください!   福岡地域戦略推進協議会 事務局長 石丸修平  


僕らが廃校となった小学校の校舎をリノベーションし、MUKASA-HUB(ムカサハブ)と名付けてオープンしてから早いもので一年近くが経とうとしています。  子供達の声が消え、「無価値」となった建物に、もう一度息吹を吹き込む。それは本当に有意義なチャレンジであり、此処から沢山の出会いも生まれました。  地域の新たなコミュニティの拠点として、「地域」「ベンチャー」「ビジネス」「起業」と言ったテーマで、その在り方を再定義し、学び多き日々を過ごしています。  MUKASA-HUBのシンプルなロゴマークに込めた想い、それは「廃校になった学校って、がらんどうの箱のようなもの。箱はただの受け皿にしか過ぎない。ここにどのような風景を描くのか、それは集った一人一人の関わり方次第である。」ということ。  やがて僕らは、「いいかねPalette」や」「大名小学校」のように、九州で志を同じくする廃校利活用をしている仲間達と繋がり、「九州全体で“廃校を通して”地域の課題を見つめ直し、 “前のめり”なくらいに未来志向な九州リージョナル(地域)ネットワークを築こうということになりました。   廃校が存在するということは、その背景には必ず様々な地域課題があります。それぞれの町の、それぞれの課題を、同一テーマで重ね合わせ、そこから炙り出されてくる共通の問題点。それを共有し、話し合う貴重な機会が「九州廃校サミット」だと思っています まちづくり、ベンチャー、地方創生、それぞれのフィールドで活躍するユニークな個性が一堂に会する機会です。全国でも、いやきっと世界でもはじめての「廃校」を切り口とした100%民間運営のワクワクした出会いにあふれたサミット。 是非とも一人でも多くの方々のご参画を心待ちにしています。   MUKASA-HUB代表 村岡浩司


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