こんばんは。
IORIGAWA FISHERMANS FEST実行委員会です。
たくさんの方のご支援で、ただいま目標額の10%達成しました!
引き続きご支援よろしくお願いします。
今回紹介するのが支援コースの一つ「門川湾クルージング」(13,000円)です。
門川湾クルージングは、門川町内5渡船事業所からなる渡船組合が今年の6月から実施している、門川の海からしか見ることのできない大自然を満喫できる支援コースとなっています。
港を出港して、最初に向かうのは「夢人島サバイバルアイランド乙島」です。
乙島は、門川湾の真ん中に浮かぶ周囲約4km、標高80mの無人島で、ひょっこりひょうたんのような形をしていて、島内は熱帯植物が多く生い茂っています。
島の西側にはキャンプ場やバンガローがあり、7月から8月にかけて観光協会がキャンプ場を開設しています。
船で島を一周回ると、海食洞穴が7つあり、中でも島の南側に位置する「茶屋の大門」と呼ばれる海食洞穴は、高さ約16m、奥行き63mあり、昔海賊が住処にしていたという伝説が残っています。柱状節理がおりなす岩肌と、奥行きのある海食洞穴は見るものを圧巻します。
潮が引いている時には洞窟内に入ることができます。
乙島の次は、こちらも無人島「枇榔島」です。
枇榔島は、黒潮の流れが絶好の釣り場を生み出し、磯釣りのメッカとして広く知られているほか、国指定の天然記念物であり絶滅危惧種に指定されている「カンムリウミスズメ」の世界最大の繁殖地として全国的に有名です。
カンムリウミスズメは、ずんぐりむっくりで飛ぶのが苦手で愛くるしい海鳥で、春になると姿を現し、5月下旬になるといなくなる不思議な鳥です。
(撮影:中村豊氏)
クルージング中に枇榔島周辺で、運が良ければ大迫力の枇榔島をバックに、愛くるしいカンムリウミスズメが見れるかもしれません。
クルージングは、枇榔島で折り返しです。
帰りは、遠見半島の東端の柱状節理の断崖絶壁にある、豊漁を祈願し作られた社「岬権現」(みさきごんげん)や、南端の「亀の首」と呼ばれる岬の突端にある海食洞穴に、五穀豊穣と海上の安全を祈祷し、そこに祠をたて虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を祭った「御巳蔵さん」(おみくらさん)を見ることができます。
これらは、海上からでしか全貌をみることができません。
写真で一部をご紹介しましたが、船上で間近で見ると、大自然の雄大でダイナミックな光景に圧倒されます。
この機会にぜひご支援いただき、門川湾クルージングをお楽しみください。