2019/03/11 21:57

 

 そして、今年2019年に入り、まずは延岡の通信制高校セレンディップ高等学院の学院長の新川菜生さんに連絡を取りました。新川さんとは3年前、明蓬館高等学校の日野公三先生の講演会を延岡でやったことをきっかけに知り合いました。

 

新川さんは、様々なニーズを持つ学生たちの進路にガチで向き合っている「侍」のような方です。女性なので侍と言うと失礼かなと思いつつ、本当にどんなときでも「キリッと」「ビシっと」されているので、素で「キリッと」「ビシっと」してる方なんだと思っております。笑。そして新川さんが企画に加わってくださることになりました。

 

つぎに、去年の11月に成澤さんの講演会を企画していた(株)めだかファミリーグループの押川敬視社長に連絡を取りました。押川さんは、ウェディングプランナーならぬ「ドリーミング・プランナー」。人が夢をかなえるお手伝いを全力でされる方です。もともとは小学校の教諭をされていたこともあり教育にも情熱を持ち、経営者としてもとても尊敬しています。そして成澤さんのマブダチでもあるということで、押川社長に取り次いでいただき、成澤さんにオファーをさせていたしました。

 

会場はすぐに「延岡市駅前複合施設エンクロス」でやりたいと言う思いが浮かびました。エンクロスさんなら多くの方が集まりやすいし、なぜかそこ以外では考えつきませんでした。

そこで早速市民活動の登録をし、申請、承認をいただきました。そこまではトントン拍子で進んだのですがもう一つ、実施に向けて開けなくてはならないドアがありました。

 

それは費用のことでした。

今回の延岡・美郷での2日間は、合計3か所での実施。

3/19の2か所の学校では、予算がつくのが難しい状況でした。しかし、生徒や保護者の方々に成澤さんと会う機会を創りたいという思いは同じ。先生方の「どうにかしてできないか」という気持ちが伝わってきました。

 

そしてエンクロスは営利目的で利用は、承認が降りないため、たとえ費用を賄うためでも有料にはできませんでした。それは承知の上でしたので、その前提で準備を進めていましたが、学校2か所と合計した2日間の講演料、旅費を含めると数十万になりました。

 

ここで、ちょっと変に聞こえるかもしれませんが、

私は普段の生活の中で「直感」と「違和感」をできるだけ意識するようにしています。

その費用オーバーの事象がおきたとき、「ん?」という違和感を感じたのです。

 

私は、人生には大きな川のようなゆったりとした流れがあって、その流れに沿っているときは物事はスムースに進むし、逆らっているときはうまくいかない事柄が起きると思っています。

 

事象がこのままでは、講演会が実現できないかもしれません。

(選択肢)

・自分で全額出す  → 違和感がある。本音ではない。

・中止する     → 違和感がある。他の流れはスムースで、楽しみにしている人も大勢いる。

 

他に何か答えがあるような気がする。落ち込んだり、悩んだりするところではないような気がする。そう感じていました。

そして、その翌朝、顔を洗っているとき、答えがやってきました。

 

(③に続く)