
すでに先日のことになりましたが、
鳩の湯浴室のペンキ絵部分を除いた壁面と天井部分の塗り替え作業が終了いたしました!
今回のクラウドファンディングではペンキ絵のリニューアルをメインタイトルに掲げていますが、
壁面と天井部分の全面塗装補修もご支援の内容の一部となっております。
早急な修復が必要な浴室の壁面
銭湯の天井はとても高いのが特徴です。
これは湯気が上に抜けるためなのですが、
広く高い浴室に足場を組むのは大変で、通常の塗装よりも費用がかかります。
また湿気のこもる環境ですので、カビ防止剤の入った塗料を使用することにもなります。
鳩の湯の壁面と天井面はかなり傷みが多く、剥がれやカビが散見されました。


カビの発生は営業に大きな支障をきたします。早急の修復が必要でした。
しかし、壊れたボイラーを修理したばかりの鳩の湯では資金面に余裕がないため、
そこから今回の90万円という高額なクラウドファンディングのチャレンジに至った次第です。
足場組み~下地塗りまで(1日目)
まえおきが長くなってしまいましたが、
鳩の湯塗り替え作業のレポートです!
まる2日間かけて行われた壁面の塗装作業。
一連の作業を一手に引き受けてくださったのが、鳩の湯店主高張さんの旧友である市川さん。
他にも国立界隈のご友人たちがたくさん手伝いに、鳩の湯を訪れました。
1日目は足場組みと下地塗りです。

冒頭にも書きましたが、広くて天井の高い銭湯の足場を組むのは大変な作業です。
天井のてっぺんまでは10メートル近くあるでしょうか。
事故のないよう、慎重に単管を組む位置を決めていきます。
養生も大事な工程。
天井から落ちたペンキが浴室を汚さないよう、広範囲を念入りにビニールシートでカバーしていきます。
そうして組みあがった足場がこちら。
男湯から女湯までジャングルジムのように張り巡らされた単管パイプ。
ここを職人さんたちが忍者のように縦横無尽に移動しながら塗装していきます。
さあ塗装!
・・・・といっても、最初から本番の色は塗りません。
下地となる白いペンキを全面に塗っていきます。

これで1日目は終了です。
足場組み立てに、養生に、下地塗り。
こうした地道な下準備の積み重ねが職人の技術を支えています。
2日目はいよいよ本塗装です。
いったいどんな色になったのか?
次回のレポート更新をまたご覧になって頂ければ嬉しいです。
引き続きご支援よろしくお願いいたします!





