次の目標”ストレッチゴール”を100万円に設定して、保護活動への専念をサポートします!
目標金額50万円のスピード達成の後も、引き続きご支援と応援メッセージをいただき、改めて心より御礼申し上げます。わたしたちは、アルマ東京ティアハイムの竹本氏と相談しした結果、次の目標であるストレッチゴールを100万円に設定しました!
先の50万円は、約3か月分の施設運営費としてご支援を募りました。さらに50万円のご支援をいただくことが出来れば、以下のことが可能になります。
■昨年同様に、子猫50頭、中型MIX犬50頭(年間引取数)の保護・譲渡活動に専念する
新たにご支援頂く50万円を、さらに約3か月分の施設運営費に充てる予定です。そして、差し迫った運営費の心配を一旦置いておいて、保護活動に専念してもらいます。なぜなら、春から11月頃にかけて最も保護活動が忙しくなるからです。
一般に4月~11月は、猫の繁殖期のため保健所に収容される子猫の数が増える傾向にあります。例えば茨城の愛護センター(保健所)では、昨年のこの時期に2,000頭近くの子猫が収容されました。そのうち運よく譲渡されるのは300頭程度で、残りの多くの子猫たちは残念ながら処分されてしまいます。
例年、アルマ東京ティアハイムではこの時期、子猫の引取り・譲渡に力を入れています。ところが今年は、資金の問題により収容規模の縮小も検討していたそうです。しかし今回、このクラウドファンディングを通じた皆さまからのご支援によって運営費の問題を一時的に解消できるなら、昨年同様の活動レベルを保つことができます。
「保護はマンパワーを要します。そのため今年は、運営資金の問題から、スタッフ数を減らし収容規模を縮小することも考えていました。でも運営費の心配が減るならば、昨年と同じように、年間を通じて子猫50頭、MIX犬50頭を保護できると考えています。子猫は感染症対策として隔離して育てる場合もあるため、収容ケージを増やし保護頭数を増やすことは、正直に言うと難易度が高いです。でもその代わり、今のマンパワーを最大限に活かして、保護・譲渡を昨年と同じ規模で進めると同時に、啓発活動としてのオープンシェルター里親会を継続して開催します。」と竹本氏は語ります。
わたしたちは、ストレッチゴールを設定することで、アルマ東京ティアハイムの運営をサポートすると同時に、より多くの方にペット問題の現実を発信し続けていく機会にしたいと考えています。
「捨てられた犬猫を救う活動」から「犬猫が捨てられない社会の実現」へ向けて、皆さまの温かいお気持ちと共に邁進していきます。引き続き、応援いただけましたら幸いです。
これからの動物福祉の基盤となる保護施設を存続させ、ペット問題を根本から改善させたい!
こんにちは!ソーシャライト ジャパンの若杉と岸和田です。私たちは、Socialite(ソーシャライト)を「社会貢献を生活の一部に溶け込ませている人」と定義しています。そして、動物を取り巻く問題へ向き合い、解決に繋げていくために、動物を尊重した選択肢を作り出す取り組みを進めています。

忠犬ハチ公の日である4月8日、一般社団法人アルマが運営する捨てられた犬猫の保護施設「アルマ東京ティアハイム」の活動資金を募集いたします。 皆さんは「ティアハイム」という言葉をご存知ですか?ドイツにある動物保護施設のことで、「動物の家」を意味します。「保護」と「譲渡」という2つの役割を果たすこの施設には、収容期限がありません。殺処分を行わず、新しい飼い主との出会いを待つ場です。
このようなティアハイムを日本でも実現しようと設立されたのがアルマ東京ティアハイム。土地の確保が難しい都心に位置しながら50坪の庭がある木造2階建てで、一定の広さを確保しているからこそ中型犬も保護できる、東京では珍しい動物保護施設です。しかし、その運営はドイツのティアハイムとはほど遠い状況にあります。
なぜ支援が必要か:都市型動物保護施設のロールモデルを持続させる!
東京都葛飾区(JR小岩駅)にあるアルマ東京ティアハイムは、動物愛護活動や保護犬猫に興味のある一般の方、犬猫の里親の方、学生や企業のボランティアに助けられ、そして賛助会員やその他の寄付に支えられ、関東圏の保健所から保護された約50匹の犬と猫が、医療ケアやトレーニングを受けながら暮らしています。

週末には一般の方にも施設を解放し、新しい飼い主への譲渡や、犬猫の殺処分などの現状をより多くの方に知ってもらう場としての機能にも力を注いでいます。日本における都市型動物保護施設のロールモデルです。 しかしその運営は、決して持続可能な状態ではありません。2012年12月の開設から続いた運営スポンサーの支援が諸般の事情により2014年9月に打ち切りになって以来、同団体の預貯金は毎月目減りしています。犬猫カレンダーの販売等による収益事業やフリマを通じて資金調達するものの、そこに割ける時間は少なく、十分に資金が集まらない状況です。

団体代表を務める竹本氏は、関東圏の保健所に毎週車を走らせ、施設の空き状況を念頭に、一匹一匹の健康状態や性格などを考慮します。「少し無理をしてでも、月に5匹から15匹は保護したいという切実な想いがあります。それでも、保健所には多くの犬猫が残され、もうすぐ消えてしまうであろういくつもの命を横目に帰らなければなりません。」と竹本氏は語ります。施設に戻ると、譲渡のための情報まとめや動物たちの世話に手がいっぱいで、資金調達をする余裕がありません。
紡いだ命 アルマ東京ティアハイム代表竹本氏のブログ
目標金額の50万円で何ができるか:約3か月分の施設運営費に充当
ギリギリの人手と資金で同団体が運営されている現状を知った私たちソーシャライト ジャパンは、竹本氏に代わり、ボランティアで資金調達をします。その目標金額は50万円(できることならそれ以上!)。
毎月の活動には総額約100万円かかります。その内訳は、施設運営費(15万円)、専任スタッフ2名・アルバイト4名の人件費[社会保険含](75万円)、そして施設維持費(10万円)。施設運営費とは、ミルクなどご寄附では揃わない保護費、動物の搬送や病院等への交通費、ゴミ処理費、通信費、水道光熱費で、犬猫が暮らすために最低限必要な費用です。
50万円は、この施設運営費の約3か月分に充当します。現在、毎月15~20万円の赤字で、2年以内にこの状況を改善しなければ、預貯金が尽きて運営が立ち行かなくなります。長期的な持続運営には諸々の課題があります。でもまずは、アルマ東京ティアハイムが抱える目の前の資金不足を、このクラウドファンディングを通じた皆さまからのご支援で補うことで、同団体の存続を少しでもサポートしたいと強く願っています。なぜなら、ペットにまつわる日本の問題を改善していくにあたり、この団体の存在意義がとても大きいからです。
全国の動物愛護センター(保健所)は、捨犬・捨猫の受け皿です。これらの施設でも殺処分を減らす努力がなされていますが、収容環境は一般に劣悪で、収容期間にも限りがあります。命に期限が付いているのです。実際、毎日約300匹、年間約10万匹もの尊い命が奪われています(「平成26年度 全国の犬・猫の殺処分数」環境省)。この背景には、ペットビジネスの構造的な問題があります。飼い主の問題もあります。さらに、犬や猫をかわいいと思う動物好きの人でさえ、問題に加担してしまう可能性もあります。私たちは、この現実から目を背けることができません。
施設を存続させ、日本の動物福祉のあり方を変える
このクラウドファンディングでアルマ東京ティアハイムの活動資金を調達し、その運営を支えることは、日本における今後の動物福祉のあり方を変えていくことに貢献します。
犬猫の殺処分ゼロを目指して活動する多くの人にとって、ドイツ型動物保護施設のティアハイムを日本にも根付かせることは、大きな目標です。日本の都心で、そのティアハイムを実現している同団体には、3つの特徴があります。
一つ目は、室内だけではなく庭で動物が遊べるスペースも確保していること。家庭に近い環境を実現するだけではなく、中型犬も保護できる貴重な存在です。都心にある他のティアハイムは、マンションなど比較的狭い場所で運営されることから、保護できる動物が小型犬や猫に限られています。また、病気等の理由から他では引き取りが難しい犬猫でも積極的に迎えています。
二つ目の特徴は、保健所に収容される犬猫の現状、その背景となるペットビジネスや飼い主の問題、そして保護活動の現状を、できるだけ多くの方に知ってもうこと、つまり、啓発やコミュニケーションの場所として機能していることです。殺処分ゼロのために根本的に変えるべきこと―それは、私たちの意識に他なりません。ここは、動物の福祉のために、私たちに必要なことや出来ることは何なのかを考えるきっかけともなる場所です。
三つ目の特徴は、新たな飼い主(里親)への仲介・譲渡を積極的に進めていることです。ドイツを始めヨーロッパでは当たり前になっている「ペットをペットショップで買わない」という選択肢、これを日本に根付かせることが、不幸なペットを減らしていく大きな一歩になります。
アルマ東京ティアハイムのイベントスケジュール
4月9日(土)ティアハイムオープンシェルター里親会
4月10日(日)駒沢フリマ&市川駅前フリマ
4月16日(土)犬里親会@浅草会場
4月17日(日)ティアハイムオープンシェルター里親会
4月24日(日)ティアハイムオープンシェルター里親会
4月29日(祝)ティアハイムオープンシェルター里親会
4月30日(土)アルマチャリティ講座(犬の躾)※予定
集まった支援の用途とその内訳
クラウドファンディング(FAAVO)手数料など必要経費差引後、全額が一般社団法人アルマ運営「アルマ東京ティアハイム」に譲渡されます。この資金を用いた活動報告は同団体のウェブサイトに掲示されます。
動物福祉のロールモデル、アルマ東京ティアハイムの存続のために
地域に開かれた都市型シェルター、アルマ東京ティアハイムの存在意義は、とても大きなものです。一度捨てられてしまった犬猫が待つのは「死」ではなく、「新しい飼い主」。保健所の多くにあるような、暗く、臭く、冷たい場所ではなく、優しさと希望のある場所です。
そして、まだペットビジネスにまつわる事実を知らない人々に日本が抱える現状を発信するとともに、ボランティア体験を通じて新たな発見を生み出す場所でもあります。
アルマ東京ティアハイムが持続可能な運営をするために、そして、日本における動物福祉のあり方の変化につなげていくために、大きな希望を感じていただき、ご賛同いただければ幸いです。
起案者情報
【団体名】ソーシャライト ジャパン
【代表者】若杉浩子 岸和田直美
【Facebook】https://www.facebook.com/socialitejapan/
【Twitter】https://twitter.com/JapanSocialite
最新の活動報告
もっと見る一年間のご報告とチャリティイベント「サンポ・イン・ザ・パーク」のお知らせ
2017/05/10 00:05クラウドファンディングにご支援、応援くださった皆様へ こんにちは!急に夏のような気候になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 早速ですが、一年間のご報告と5/21(日)に開催されるチャリティイベント「サンポ・イン・ザ・パーク」のお知らせをさせていただきたく、再びペンを取りました! クラウドファンディング後は、滝川クリステルさん率いる「アニマルウェルフェアサミット」を始め各種セミナーへ参加したり、動物福祉団体の裏方サポートをしながら勉強させていただいたりと、早足に一年が過ぎていました。 また、アルマ東京ティアハイムのニュースや他団体の紹介、「エシカル消費」という観点からは、動物を犠牲にしないコンセプトのファッションブランド「COUTUME BY HER(クチュームバイハー)」の展示会案内をさせていただきました。 詳細は、ソーシャライトジャパンのフェイスブックページにてご覧いただけます。 https://www.facebook.com/socialitejapan/ 中でも、クラウドファンディング期間中に「サンポ・イン・ザ・パーク」に参加させていただいた時から(当時のレポートはこちら)、ソーシャライトジャパンにとって大切なパートナーとなっている任意団体「アニマルウォーク東京」とは、その後もチャリティクリスマス会を始め、密接に活動をさせていただいています。 アニマルウォーク東京(Animal Walk Tokyo)は、ファンドレージング活動をとおし、動物愛護の啓蒙活動と東京近郊の動物保護施設を助けることを目的に結成され、2011年に最初のイベントを開催しました。 日本人と外国人で構成され、日本における動物愛護団体を支援するための募金活動を行っています。全国の動物愛護団体を調査し、サポートすることを理念としています。 動物愛護団体への資金を調達するために、参加費がすべて寄付されるチャリティドッグウォークイベントなど、2011年から毎年、年2、3回ものイベントを開催してきました。 詳細は、アニマルウォーク東京のウェブページにてご覧いただけます。 http://www.animalwalktokyo.org/ ソーシャライトジャパンは、団体が個別に活動するよりも協力しあって同じ目的に向かっていきたい思いがあり、「アニマルウォーク東京」と一緒に活動することで、少しでも影響力のある活動を続けて行きたいと思っています。 そして、5/21(日)には下記のスケジュールでチャリティイベント「サンポ・イン・ザ・パーク」を「アニマルウォーク東京」そして「東京ヴィーガンミートアップグループ」と共同で開催致します! ぜひ、皆様にも、チャリティ以上の充実した時間を過ごすことができる「サンポ・イン・ザ・パーク」にお越し頂ければ幸いです。 下記、「サンポ・イン・ザ・パーク」の詳細をお知らせし、レポートを締めくくりたいと思います。 アニマル・ウォーク東京、東京ヴィーガンミートアップグループ、ソーシャライトジャパンから、今年も皆様を『サンポ・イン・ザ・パーク 2017』へご招待いたします! 毎年恒例のファミリーイベント「サンポ・イン・ザ・パーク」は、今年はハート徳島への寄付に向け、5月21日(日)午前11:00より世田谷公園(今回初めての公園です!)にて行われます。 今年は東京ヴィーガンミートアップグループとソーシャライトジャパンと共催致します! ボランティアのみ、かつ寄付のみで運営されている認定NPOハート徳島へのご支援を募るため、動物が大好きな皆様との散歩とピクニックを開催致します。 当日、ハート徳島からの「卒業犬」たちに会えることもお楽しみのひとつです。 イベントは、アメリカンスクール(ASIJ)によるクラフト工作、お菓子の販売、そして公園での散歩が予定されています。 さらに、当日ご参加の先着70名様にはお楽しみが詰まったギフトバッグをプレゼント致します! この楽しいイベントにぜひ皆様の愛犬とお越しください! (ただし、動物好きな方々にとってのイベントでもあるため、ペットがいない方もぜひご参加ください。) 今回は、東京ヴィーガンミートアップグループとのコラボレーションのため、公園のすぐ横にある「オルオルカフェ」から1000円にて美味しいヴィーガンのお弁当をご用意致します。 ご希望の方は、5月19日(金)までにアニマルウォーク東京の下記アドレスにご希望のお弁当の数をご連絡ください。 animalwalktokyojapan@gmail.com お弁当の料金は、当日アニマルウォーク東京のボランティアにお支払いください。 (ボランティアスタッフは、アニマルウォーク東京の青いTシャツを着ています。) ※アニマルウォーク東京へメールにてお弁当をご注文された方で、当日ご参加にならない場合でも、お支払いをお願い致します。 ボランティアで運営しているため、お弁当のキャンセルが発生した場合、私たちボランティアもしくはカフェがキャンセルされたお弁当代を支払うことが出来ないため、ご了承ください。 キャンセルは、5月19日(金)まで受け付けますが、5月20日(土)以降はキャンセルを受け付けられませんのでご了承ください。 イベントの詳細 ・日時: 5月21日(日) 11:00よりご参加者受付開始、11:30より散歩開始。 イベントは14:00頃に終了予定ですが、終了後も公園にてお過ごしいただけます。 ・場所: 世田谷公園の噴水のそば 青いTシャツを着たアニマルウォーク東京のボランティアスタッフが目印です。 世田谷公園は、半蔵門線/田園都市線の池尻大橋駅もしくは三軒茶屋駅から徒歩15-20分のところにあります。 また、渋谷駅などからバスも出ており、公園の入り口付近のバス停に止まります。渋谷駅からは、31、32、34番のバスで、公園の入り口に着きます。 通常運転のバスで、運賃は220円です。 参加費: 大人1500円、子供1000円 これらの参加費は100%ハート徳島に寄付されます。 ※お弁当のご注文には、参加費の他に追加で1000円お支払いください。 お弁当のご注文をご希望の方は、上記詳細をご確認ください。 注意事項(必ずご確認ください) ︎当日の受付をスムーズに行うため、下記リンクの参加申込書をプリントアウトし記入してください。 https://drive.google.com/.../0B0BmKNOPcZRbSnNKM0F.../view...) ︎ヴィーガンのお弁当をご注文されない方は、ご自身でヴィーガン料理のお弁当とピクニックシートをご持参ください。また、愛犬とお越しの際は、愛犬のために十分なお水をご持参ください。 ︎ヴィーガン料理のレシピアイデアは、下記リンクをご覧ください。 https://www.facebook.com/groups/26787874309 (日本語) http://www.hachidory.com/food/ (日本語) http://www.vegworld.jp/recipe/ (日本語) http://justbento.com/category/vegan (英語) http://www.onegreenplanet.org/.../how-to-build-a-healthy.../ (英語) ︎東京では、公共の場で犬をリード無しで放すことは禁止されています。そのため、リード無しで犬をイベントに参加させることは出来ません。 ︎当日、悪天候などの予期しない状況になった場合、イベントはキャンセルになる可能性があります。お知らせについては、フェイスブックのイベントページをご確認ください。 その他: アニマルウォーク東京は、2011年に日本で四つ足の仲間をサポートするために発足した動物を愛するコミュニティです。これまで募った、地域の動物への寄付金は約250万円です。 ︎アニマルウォーク東京の詳細はこちら: www.facebook.com/animalwalktokyo. ︎ハート徳島の詳細はこちら: http://www.heart-tokushima.com/WELCOME/Welcome.html or https://www.facebook.com/hearttokushima/ ︎動物を尊重する選択肢を作ることを目指し、他団体と共に動物へのチャリティ活動や情報発信を行なっているソーシャライトジャパンの詳細はこちら: https://www.facebook.com/socialitejapan/ ︎東京ヴィーガンミートアップグループの詳細はこちら: https://www.meetup.com/vegan-389/ or https://www.facebook.com/groups/589238411216069/ ︎オルオルカフェの詳細はこちら: http://ameblo.jp/oluolucafe/ or https://www.facebook.com/oluolucafe/ もっと見る最後のレポート:あらためて温かいご支援に心より厚く御礼申し上げます。
2016/08/11 17:58暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 本日は、ソーシャライトジャパンより、FAAVOでの最後のレポートをお送り致します。 犬猫の保護のために何かせずにはいられないという沸き上がった気持ちから 手探りで始まったクラウドファンディングでしたが、 皆様から温かい気持ちが寄せられ、形となりましたことを改めて深く感謝申し上げます。 102名の皆様よりご支援いただきました総額1,115,000円より、 FAAVO手数料20%を差し引いた、残金 892,000円をアルマ東京ティアハイム宛に 2016/7/9付にて、送金を完了しましたことを報告致します。 リターンの一部となっておりました、 3万円以上ご支援いただきました方々への「アルマのウェブサイト上へのお名前記載」 及び「ご支援金の使用用途」について、下記にて公開致しました。 http://tierheim.blog.fc2.com/ ソーシャライト ジャパンの今後の活動に関しましては、 当面の間、不定期でボランティアを続けて参ります。 これまでにご縁をいただいた動物保護を目指す他の団体とも積極的に関わりながら、 次に出来ることについて具体的な企画へ向けて、打ち合わせを予定しています。 引き続き、見守っていただけましたら幸いです。 動物保護に関するニュースやソーシャライトジャパンの活動については、 下記 facebook ページにて報告致します。 https://www.facebook.com/socialitejapan/ 多くの方々にご理解とご賛同を頂き、ご支援いただきましたことを重ねて感謝申し上げます。 厳しい暑さが続きますが、皆様どうかご自愛くださいませ。 ソーシャライト ジャパン もっと見るリターン品の発送作業!その時に出会った子猫の話と、高齢犬の話
2016/07/24 02:217/23(土)、アルマ東京ティアハイム代表の竹本氏、スタッフの方、そして私たちで、ご支援者の皆さまへのリターン品発送作業を無事終えることができました!都内の方には、本日届く予定です。改めまして、皆さまからのご支援、本当にありがとうございました。施設運営費としての支援金使途は、アルマのホームページにて報告される予定です。 [庭で集荷を待つリターン品] 私たちがアルマさんを訪問した時間、竹本氏はちょうど生後3週間の子猫・モンちゃんにミルクをあげていました。幸運にもある若い男性に拾われたモンちゃんは、その男性のポケットに入って、アルマに来たそうです。寒い冬じゃなくてよかった!というのも、生後間もない小さな子猫は、体温を保てず、体温調節ができないからです。 人が生まれたばかりの子猫をお世話するには、体力も愛情も必要です。一般に、子猫は生後1ヶ月半を過ぎるまで母猫の母乳を飲みます。自分では排出もできないため、母親がおしりを舐めてウンチやおしっこを出してあげます。それを人が代理するには、昼夜を問わず3~4時間おきにミルクをあげ、その後おしりを刺激して排出させ、低体温にも配慮してあげなければなりません。大変です。 [モンちゃん] 男の子と思われモンちゃんと命名を受けましたが、女の子だったそうです(笑)。 今、竹本氏をはじめとするアルマの方々が、子猫の体温を気にして暑い中でも冷房をかけず、汗をかきながらこの子をお世話しています。数週間経てば離乳して、排出もできるようになります。どうか、モンちゃんに素敵な里親さんが見つかりますように。 ちなみに、モンちゃんと同じゲージには、ほぼ同じ週齢の真っ白の子猫ちゃんもいました。私たちが近づくと、ヨチヨチしながらも寄ってきて、「遊んで~」と言わんばかりにゲージから顔を出してくれました!里親にご関心のある方はぜひ、譲渡までの流れをご確認のうえ、ページの下にある「里親希望アンケートフォーム」からお問い合わせください。御縁へと繋がりますように。http://alma.or.jp/transfer/index.html [顔を出してきた白猫ちゃん] この子猫たちがいるゲージの前で、私たちはリターン品の袋詰めをしていました。そこでは、高齢犬の話にもなりました。殺処分数減少の背景には、民間動物保護団体の引き取りが大きく貢献しています。彼らの多くは、高齢動物のほか、病気や性格上なかなか引き取り手が見つからない犬猫も抱えています。そんな犬猫が増えていくと何が懸念されるか―保護団体の崩壊です。 志高く保護を開始した団体も、施設の許容頭数を超えてしまうと世話が行き届かず、保護された犬猫にとって生き地獄となります。実際、かつては動物病院とも提携していたようなNPO法人格を持つ団体が、崩壊した最近のニュースもあります。保護頭数を適正管理するためには、社会の理解・成熟が必要です。竹本氏は、「いつまでもいつまでも、抱え続けなければならない愛護活動が、日本の動物愛護を窮地に追いやっているのでは…。」とお考えです。 例えば、高齢の犬猫は引き取りを敬遠されがちです。でも、竹本氏はこうおっしゃいます。「シニアだとお別れが早くて辛い、と敬遠される方も多いですが、人間の長い一生の中で、ほんの2、3年だけ、この子たちのために手を差し延べてくださったら、この子たちに生きる道が開かれます。」アルマでは、高齢犬の引き取りも検討しています。 人もどんどん高齢化する日本。現在、動物保護団体の譲渡条件に「高齢者不可」を掲げる団体は少なくありません。飼主に万一のことがあった際、ペットが放置される可能性が高いからです。 でも、ペットにとっては仕事で家を空ける世代より、家にいてくれる高齢層の方が触れ合う時間が長くなります。高齢層にとっても、散歩に連れて行くことで、心身ともに健康状態が良くなるのではないでしょうか。人の高齢層と高齢ペットとの暮らしのマッチング―私たちソーシャライトジャパンがいずれ貢献できそうな領域かもしれません。「飼主」+「ペット」+「飼主の万一時におけるフォローの仕組み」が必要なので単純ではありませんが、仲間、連携者、経験、知見を増やしながら、実現可能性を今後探っていきたいです。 もっと見る