先日、動物のためのオンライン寄付サイトを運営する「公益社団法人アニマル・ドネーション」(以下、アニマル・ドネーション。http://www.animaldonation.org/)の代表 西平氏にお会いしてきました。
クラウドファンディング・プロジェクトを通して出会った複数の知人から、アニマル・ドネーションが動物保護団体のためのオンライン寄付サイトを運営いしていることを教えてもらったことがきっかけです。
アニマル・ドネーションは、2011年9月に日本で初めて、動物に限定したオンライン寄付サイトを開設しました。現在に至るまでに、58,161,327円(2016年6月20日時点)の寄付金を集めています。“キモチをカタチに”というキャッチフレーズとともに、動物のためにがんばる団体を資金と情報の側面から支援しています。
西平氏とお話して強く印象に残ったことは「お金の透明性と情報の引用に徹底的に注意を払っている」という点です。「支援する団体様の情報は、寄付者が活動の状況を詳しく理解できるよう情報開示するサイトの作りをしており、寄付先となる団体には、必ず直接お会いして、お互いを理解するために時間を割いている」とのことです。
また、協力団体や企業にも“売上の%を寄付”のみではなく実数を開示してもらえるよう積極的に働きかけているそうです。 さらに、商品を買うとその金額の一部が寄付される「+イイコト企画」では、「アニマル・ドネーションから企業へ企画も提案できることが強み」と西平氏はおっしゃいます。商品購入が社会貢献に結びつくので、130%~180%の売上アップとなった実績もあるそうです。さらに、動物やペットの専門家へのインタビューや、行政への取材なども公開するなどして、動物福祉に関する情報発信も積極的に進めています。
これらの運営は、動物を幸せにしたいという共通の想いと各専門性を持った7名の理事・監事、4名の審議委員会、さらに、アニドネクラブと呼ばれる数十人のボランティアによって展開されています。ペット業界の問題が今ほど活発に議論されていない2010年からリサーチなど方向性の模索を始め、そして継続的に活動を拡大している同団体の背景には、西平氏の「大好きな動物のために力になりたい!」という強い想い、真摯な努力、仲間との連携、現場へのこだわりがあることを知り、とても参考になりました。
ソーシャライト ジャパンは現在、今後の活動を継続的かつ効果的に進めていけるよう試行錯誤している段階です。例えば、今のメンバーはITスキルが不十分なため、先々週はそのテーマの打ち合わせも実施しました。
現在はリターン品の発送に向けた準備を優先的に進めていますが、それが完了次第、今後の方向性をより具体的に皆さまにもご報告する予定です。
引き続き、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
ソーシャライト ジャパン





