
4/8から約2ヶ月に渡ったアルマ東京ティアハイムへのクラウドファンディングは、当初目標の50万円を大きく上回り、111.5万円のご支援を集めることができました。なんと、目標の223%達成です!これは、皆さまより支援・応援いただいたからこそ得られた成果に他なりません。心より御礼を申し上げます。
この支援金は、アルマ東京ティアハイムの約6カ月分の施設運営費に充てられます。現在、同団体は資金不足と人手不足という課題を抱えていますが、皆さまからのご支援により、昨年と同じ活動規模を維持することができます。一年を通じて、子猫50頭・MIX犬50頭の保護が可能になる見込みです。差し迫った運営費の心配を一旦置いておいて、保護活動に専念してもらえるのは、皆さまからのご協力があってのことです。ありがとうございました。

このプロジェクトは、ペットの社会問題に対して何か貢献したいとの想いのもと、アルマ東京ティアハイムを訪問したことから始まりました。その出会いは偶然です。そして、アルマ東京ティアハイムにはプロジェクト紹介で書いた通りの”特長”があること、一方で犬猫の保護活動に精一杯で資金調達やプロモーション活動ができていないことを代表の竹本氏から伺い、クラウドファンディングという資金調達方法が活用できそうだと、半ば手探りでスタートしました。
この2か月を振り返ると、プロジェクトを通じて改めて考えたことが大きく2つあります。
一つは、犬猫殺処分問題は、不幸な犬猫の母数を減らす、つまり生体販売というペット業界の仕組みを変えることに力を注がなければ解決しないということです。
そしてもう一つは、仕組みを変えるためには、この問題に対する社会の声を大きくし、無責任な業者や飼主に対する法律や規制を強化する流れが必要だということです。そのような土台作りがあってこそ、アルマ東京ティアハイムのような動物保護施設(シェルター)から責任ある飼主だけが譲渡されるという流れを大きくすることができると考えています。
「ペットはペットショップで買う」ということが常識になっている日本において、この常識を変えるのは平坦な道ではありません。でも、今回皆さまからの支援やメッセージをいただき、希望を見い出すこともできました。
また、”社会の声”も確実にその方向に向かっていると感じています。その一例が、5/26に放映されたNHK クローズアップ現代の番組です。「追跡!ペットビジネスの闇」と題して、ペットに関する社会問題が映し出されましたので、ここにご紹介させていただきます。
http://bit.ly/1WUhYD5

今後、ソーシャライトジャパンは、殺処分される不幸な犬猫の母数を減らすために、ペットビジネスの事実を一人でも多くの方に伝える活動と並行して、ペットを新たに飼いたい人が、①ペットショップから買わない選択肢を増やす、②責任ある飼い方をするよう促す活動も進めていく予定です。さらに、アルマ東京ティアハイムとの連携を継続し、人手不足にも貢献できるように努力したいと考えています。そして、その連携の成果を他の動物保護団体にも活用して頂きたいとも考えています。
今後の活動は(当面は)Facebookを通じてもご報告する予定です。引き続き、私たちの活動を応援頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
(ソーシャライトジャパン Facebookページはこちら)
https://www.facebook.com/socialitejapan/

なお、御礼品の発送等について、このサイトにてレポートを継続していきます。
改めまして、このプロジェクトに共感いただき、本当にありがとうございました。





