
5/22(日)、アニマルウォーク東京が主催するチャリティーイベント”Sanpo in the Park2016”に参加しました。そのご報告の前に…
本日5/25、ついに、ストレッチゴールの100万円を達成することができました!皆さまからのご支援、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます!感謝の気持ちと嬉しさでいっぱいです。
さて、イベントに参加した目的は2つありました。1つは、殺処分撲滅に向けてより多くの動物愛護団体との関係を深めること。もう一つは、動物愛護活動に関心の高い方、ペットを飼っている方、ペットを検討している方の様々な声を伺い、今後の活動の参考にすることです。(イベントの開催目的等は、先のレポートをご参照下さい:https://faavo.jp/tokyo23/report/1163/7547#pj-single-nav)
その結果、その両方の目的を果たすことができました!さらに、ソーシャライトジャパンでボランティアとして販売したグルテンフリーマクロビクッキー(売上の全額をこのイベントの寄付先であるDog Shelteに寄付)に、アルマ東京ティアハイムへのクラウドファンディング・プロジェクトの紹介も載せることで、本プロジェクトの紹介も広く行うことができました。


10時30分。代々木公園の噴水周りに約100人の参加者と30匹あまりの犬たちが集まりました。Dog Shelter代表は開会の挨拶で「最近の猫ブームによって、犬のブリーダーが経営破綻に陥り、犬の引き取りが増えています。今日は、破綻したブリーダーから引き取った保護犬も連れてきています。」と最近の傾向を紹介しました。

東京を中心に保健所からの引取りや譲渡・仲介を進めるDog Shelterは、組織としての施設を持たず、全頭を個人家庭における預かりボランティアの協力の下に引き取ります。しつけをしたうえで里親の方へ譲渡するため、里親となった飼い主から犬を戻されることはほとんどないそうです。組織の固定費を最小限にしつつ、満足度の高い譲渡を維持している点が特徴です。

ソーシャライトジャパンも、破綻したブリーダーからの保護犬・ホイップと散歩させてもらいました。見るからに痩せ細っているという第一印象…。ホイップの一時預かりボランティアをしているスタッフさんによると、約2週間前に引き取った際はもっと痩せていたそうです。ホイップはおやつタイムにクッキーをしっかり食べて、2kmの散歩コースを一緒に楽しんでくれました!



散歩の後には、Dog Shelterのボランティアトレーナーさんによる、犬とのアイコンタクト実践レッスンが行われました。アイコンタクトは犬との信頼の証となるそうです。
例えば、愛犬の「遊ぼうよ!」という欲求に答えたり、飼い主の指示を伝えることができるようになります。保健所にペットを放棄する理由の上位には、噛む、吠える、言うことを聞かない、などが挙がります。でも、これらは犬の問題ではなく、飼い主の問題であることを痛感しました。

その他、シンガーソングライター・Kaz Kawamuraさんとギタリスト・瀬川千鶴さんによる音楽を通じて、イベント参加者以外の方々にも人々にもDog Shelterの活動紹介や応援を呼びかけが行われました。さらに、フラダンスショー、クイックマッサージ、クラフトワークなど、盛り沢山のアクティビティーも開催されました。


このようなチャリティーイベントで集められる金額は、必ずしも大きな金額ではありません。でも、こうした寄付金によって確実に助けることができる命があります。そして各参加者は、何かしらのメッセージを持ち帰ることができます。殺処分にまつわる悲しいニュースにばかり目を向けがちだったソーシャライトジャパンですが、ペットを心から大切にする方々とお話して、希望を強く持つことができました。2012年から始まったSanpo in the Parkは、今年が5回目の開催だそうです。参加者の方々の表情を見て、イベントの影響力を実感しました。いつか私たちも「継続は力なり」と言えるよう、頑張って参ります。
イベント終了まであと5日、引き続き、応援をどうぞ宜しくお願い致します。





