5,000円以上の御支援をしていただいた方へのお返しであるシザーサックの発送手続きが完了いたしました! 今週中にはお手元に届くと思います。 支援者全員にお送りするストーリーブックは鋭意制作中です! 引き続き応援よろしくお願いします。
5000円以上の御支援をくださった方々へのお返し品としてシザーサックをお送りしますが、ようやくデザインが固まりました。 鋏職人、理美容師の意見も聞きつつ、使いやすく、かつ、スタイリッシュなものへと…… まず、留め具のついたベルトを少し長くし、多様な鋏の形状・サイズにも対応。 また、単純にベルトだけを長くすると格好が悪いので、鋲の配置もふくめ体裁を整え、 そして、刃先についた髪が内部にたまった際に吹き出しやすように、あえて全てを閉じずに包み込むような形状にしました。 3月中には発送できるように準備を進めていきます!
はじめてのクラウドファンディングでしたが、結果として17人から11万円の御支援をいただくことができました。皆様ありがとうございました! 御支援いただいた資金ももとに千葉工匠具ストーリーブックの制作を進めていきます。 5000円以上御支援された方には千葉県産の革を用いたシザーサックもお送りします。 今後のスケジュール 3018年3月頃 シザーサックの先行配布 2018年9月頃 ストーリーブックの配布開始 少なくとも月に1回はレポートを更新し、ストーリーブックの制作状況をお知らせしていきます。引き続き、よろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。クラウドファンディングも残り1週間となりました。 年内最後のレポートでも書きましたが、今回のストーリーブック制作・クラウドファンディングは千葉工匠具のストーリーを伝え、広め、残していくために始めています。 クラウドファンディングを実施すること自体がブランディングに向けた広報の一環、とも言えるかもしれません。募集期間も80日間と長めに設定していますし、all-in方式にすることで御支援いただいた方に間違いなくストーリーブックを届けられるようにしています。 資金はまだまだ募集中ですが、個別に会員鍛冶屋に問い合わせが入るなど、現時点でも広報効果は現れ始めています。 PVの推移 FAAVOでは管理ページから、PV・UU数の推移、ページへの流入元分析を見ることができます。今回のプロジェクトのPV推移を簡単に紹介すると、以下のようになります。 1日~10日目 平均PV 38.6/日11日~20日目 平均PV 9.9/日21日~30日目 平均PV 8.2/日31日~40日目 平均PV 16.6/日41日~50日目 平均PV 29.7/日51日~60日目 平均PV 16.8/日61日~70日目 平均PV 19.7/日71日~80日目 平均PV ??/日 自己評価 1日~10日目は関係者による閲覧が多かったと考えると、11日目以降の1日平均で一桁のPVが「千葉工匠具」ブランドの出発点の実力・注目度だったと思います。 それが11月30日(37日目)に伝統的工芸品指定されたこともあって、以降は10~30PV/日と倍以上で推移します。ブログやウェブサイトには、まず1日10PVの壁というものがあるそうです。少なくとも壁は越えて、千葉工匠具なるブランドがあるなと、ウェブ世界の片隅で認知されたのかなと思います。ちなみに71日目である1月3日は55PVでした。 少し古いですが、2013年のリサーチバンク(ライフメディア社)が実施した「ブログに関する調査」によると、1日の平均アクセス数が50を超えるのは全体の3割程度です。ようやくある程度の個人ブログ並の注目度にはなったということでしょうか。 鍛冶産地・工匠具産地としては200年の伝統がありますが、ブランディングを意識し始めたのはつい最近のこと。一般名称である「工匠具(こうしょうぐ)」で検索して、ようやく、三木、三条といった他産地に並んで「千葉工匠具」が上位表示されるようになったばかりです。まだまだ頑張っていく必要があります。ストーリーブックの制作・配布を通じて、口コミベースの拡散、レポート・論文といった使用者・研究者目線での独自コンテンツも生まれていくようにしていきたいです。 各メディアによる情報拡散効果の違い 10日単位でならした1日平均PVの推移はさきほど紹介したとおりですが、1日単位だと100PVを超えた日もあります。 新聞やケーブルテレビで紹介された日とその翌日に上がる傾向がありますが、どのメディアで、どのように紹介されたかで結構特徴が出ています。 紙媒体だけではなく、web媒体にも並行的に記事掲載してもらうこと記事内容も、単に「千葉工匠具」の紹介に終わらず、クラウドファンディング実施中であると紹介されていることFAAVOプロジェクトページへのリンクが貼られていること 様々な要素ありますが、今後の広報宣伝活動の参考になりそうです。ストーリーブックにも、どのメディアに掲載されたことが効果があったか、オマケ的に記載すると良いのではないかと思い始めました。他の伝統的工芸品産地の方にとっても役立つかもしれません。
クラウドファンディングも残り2週間ほどとなりました。 現在までに集まった金額は13人から75,000円。FAAVO手数料20%を除くと60,000円ほどが手取りになります。ようやくストーリーブックを30部程度は作れるようになりました。 目標は300,000円調達で200部制作です! クラウドファンディングを始めたのは、資金面の課題もありますが、 私達が200年近くかけて積み重ねてきたストーリーに価値を見出してくれる方は何人いるか? ストーリーブックをどこの誰に配るか? を掴むことの意義が大きいです。 そして、ストーリーブックとして形に残すことで、50年後・100年後の人達が参考にすることもできるようになります。 伝統的工芸品指定に向けて、産地の歴史を紐解く中で一番難航したのは「記録」と「記憶」を集めることです。良くも悪くも独立独歩の職人が多く、産地全体でのブランディングが欠けていたため、まるでパズルのピースをひとつずつ集めていくかのような作業でした。 そのような作業の中で見つけた文献・古書はひとつの財産です。江戸、明治、大正とそれぞれの時代で、私達・私達の製品に関心を持ち、文章や絵図で書き記した方々がいます。この方々がいたこと、そしてその記録がまとまった本を保存してくれた図書館や博物館があったからこそ、平成の世の中で伝統を証明することができました。 記録に残して形にするということ、これも伝統を残していくための大事なことなのです。 私達は100年以上前の人達の記録に助けられましたし、私達がどのような産地で何が原点なのかを見つめ直すことにもつながりました。 「千葉工匠具」という名称も、私達は打刃物だけを作っていたわけではなく、打刃物も含めた仕事道具(工匠具)としての鍛冶製品を作っていたという歴史・原点からつけたものです。 今度は、現代を生きる私達が、50年後・100年後の職人達のために記録を残す番だと思っています。 引き続き、2000円で本を1冊買ったというぐらいの気持ちで御支援いただければ嬉しいです。 1人でも多くの人のもとにストーリーブックを配布することで、それが50年後・100年後にまで伝わっていく可能性が高まっていきます。





