※閲覧ありがとうございます。支援者の皆様には、返礼品の発送が遅れておりますことをお詫び申し上げます。日本酒2本セットは数日中、カレンダーは12月中旬のお届けを予定しております。
遅くなりましたが、レポートUPして参ります!
標石を設置しました!
先月11月22日、記念碑建立に先立ち、隕石落下地点を示す標石の設置作業が行われました。この標石は当初は計画していなかったものですが、美里町の森藤石材店のご協力により急遽制作が決定しました。
森藤石材さんは、過去記事で隕石発見者の山﨑さんが語った「知人の石屋さん」の2代目です。除幕式に間に合うよう、特急仕上げで作業してくださいました!森藤さん、ありがとうございました!
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以前、個人で記念碑を建てようって考えたこともあったんです。知人の石屋さんがデザインも考えてくれてね。でもその人が、「何かお上のお墨付きが欲しい」と、博物館に 寄贈した経緯なんかを書いてもらって刻みたいと、こう言うわけです。村山先生のご存命中にお願いできれば良かったんですが……。そんなことを考えているうちにその石屋さんも亡くなっちゃって。地元の郷土文化会でも話題に出たことがあったけど、資金が無いって実現しなかったんです。(山﨑さん談・『星ナビ』2017年5月号)
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直径約40cmの御影石製、センターに実物大のブロンズ製レリーフが取り付けられたこの標石は、落下地点を示す塩ビ管の真上に設置されました。
塩ビ管のひみつ
皆さまご存知のとおり、本来の隕石落下地は数年前に盛り土され、数メートル地下になりました。造成の際、山﨑さんが目印として塩ビ管を埋めたわけですが、なんとこの塩ビ管、長さが4mほどもあって、元の落下地点から立てられているそうです。スタッフ一同、最近その事実を知って驚きました。
ここ数年通っているうちに塩ビ管にも親しみが沸き、見られなくなってしまうのはなんだか寂しい気もしますが、塩ビ管を通じて実際の隕石落下地点とつながっているこの標石が 、末永く伝えられることを願っています。